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地獄のような三年間がもうすぐ終わる話


202010
時はコロナ禍。外仕事の職場を経営することになりました。様々厳しい条件の元、にこふ政権がスタートしました。これまでも陰気な文章を綴ってきたので詳細は割愛します。
ウイルス蔓延によりいつ営業停止になってもおかしくない状況下、スタッフちゃんたちは本当に協力的でよく頑張ってくれました。顧客の皆様の支持もあり、営業休止や自身の体調不良、スタッフちゃんの感染などアクシデントも切り抜けなんとか無事任務を果たして参りました。

20238
3年間の上納金を早めに返済終了予定。
前任者の連絡先を着信拒否にし、苦しかった3年間が終わる予定。もう関わることはない。

90年代初頭に「愛という名のもとに」っていう鈴木保奈美さんのドラマがあったの覚えてます?あれで、チョロがフィリピンパブの女の人関係で会社のお金200万円使い込んでしまい、死を選んでしまったんですね。200万くらい死ぬ気で働けばと思うけどいろんなことで追い詰められたら正常な判断は出来なくなるんでしょうな。
支払いを続けながらそんなことを思い出してました。
私がチョロなら4.125回死ななきゃいけない額を支払いました。マジですごい額です。
もちろん自分ひとりでではないしスタッフちゃんたちが頑張って働いてくれたから出来たこと。スタッフちゃんたちには金額の詳細を言ってないのでどう思っているかわかりませんが、正直私の命の恩人です。今後一緒に働いてくれる限り、大事にしていきます。

ストレスがすごくて途中大変な病気にもなったし、前任者のことは未だ許せない気持ちです。放射線治療をしながらの仕事はかなりやばかったしその後も体調は良くはならないです。かと言って他責思考では良くなるものもならないし、唯一の復讐は自分が幸せに生きることだとは思います。
重責を果たして、やったー終わったー*\(^o^)/*みたいな気持ちは皆無です。
何が残ったかというと、無、です。
虚無感しかない。
自分の責任ですので被害者意識は持っていないつもりですが、今回のことは本当に傷付きました。そう簡単に傷は癒えないです。
もう仕事で会う人はもちろん誰のことも信じられないですし、誰とも知り合いたくないですし、距離感のおかしい人は絶対に近づけないで全部無視する、そういう気持ちです。今はもう頑なな人ですね、仕方ないと思います。

ただ、仕事がうまく回ってこれだけの金額を払えた、おれは本当によく頑張った。この点では謙遜しない、おれはまじですごいと思う。そして意外と人は助けてくれるものなんだなありがとうという感謝の気持ちはもちろんある。それも、それすら自分主体ですよ、それだけのことは必ずやるし絶対還元するので助けてくださいという姿勢でずっとやってきました。

去年の放射線治療中、自分はこんなにもまだ生きたいんだなと気が付いて、この気持ちを忘れないようにしようと思いました。
私は死にたいと思ったことは一回もないです。だったら殺すよ、そういう気持ちでやって来ました。でも本当はそんな物騒な思いはせずに心穏やかに生活出来たらそれがいちばんです。
虚無を超えたところにそういう生活があったら良いですよね。今はまだわかりません。とにかく疲れた。もう何もかもに疲れた。
何も楽しいと感じない。
なんとか浮上したいけど、しばらくはもう無理です。今年はこのままやり過ごす予定。

ありがたいことに、外仕事は順調、顧客取引先スタッフちゃんとの信頼関係を築いて来られたと思う。現時点では完全に掌握している実感があります。
だからと言って調子に乗ることはない。なにか少しでもヒビが入ってバランスが崩れる可能性はいつでもありますし、掌握しているなんて実感もすべては幻想に過ぎないこともわかっているので。

2023/6末、今はそんな感じです


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