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【ポケポケ】メタルナッシーにおける新規タマタマ事前考察


はじめに

こんにちは、葉加鶺鴒です。
全世界累計6000万DL突破の大人気カードゲーム『Pokémon Trading Card Game Pocket』にて、2024年12月17日に初のテーマ拡張パックである「幻のいる島」の実装が行われることとなりました。

ジャローダすき

この記事を書いている時点ではまだ15枚程のカードしか公開されていないものの中々面白そうなカード達が既に見えており、その話題性に拍車をかけることとなっていますね。

そんな中で、個人的に特に気になるカードが1枚あったので、今回はそのカードについて少し考察などしてみようかなと思います。


新規カードについて

今回取り上げていきたいカードはこちら。

タマタマ」のカードですね。

同ポケモンは既にポケポケ内に実装されていますが、今回の新規はワザが変更されています。

旧:タネばくだん(草1) 20
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新:ちょっとせいちょう(無1)
自分のエネルギーゾーンから草エネルギーを1つ出し、このポケモンにつける。

この変化によって生じるメリットとデメリットは以下の通りだと考えています。

メリット
・草エネルギーの制約が無くなり、ナッシーexの出張採用が本格的になる
・エネルギーが計2個付くことになるので、ナッシーに追加でエネルギーを付けなくてもスピーダー1個で逃げられるようになる
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デメリット
・攻撃ワザが無くなり、進化先を引けないと機能不全に陥る
・タマタマの状態でワザを撃たなければならないため、HP50の貧弱ボディを晒すことになる

これが『メタルナッシー』においてどう働くかを考えていきます。


メタルナッシーとは

『メタルナッシー』は、私が好みで使っている構築のひとつです。

詳しい解説はこちらを参照してもらうとして、簡単に説明すると、中火力で詰めてくるビートダウンデッキ(ピカチュウexなど)に対して強く出られるメルメタルの不利対面である一撃火力系のコントロールデッキ(カメックスexなど)を、早期からダメージをばら撒けるナッシーexの採用によって対応しつつ壁役もこなしてもらおう、といったコンセプトの構築ですね。


メタルナッシーと新タマタマ

このデッキ、しっかり回れば速度・火力・耐久・対応力いずれにおいてもかなり高い水準を備えているのですが、唯一にして最大の弱点が1つ存在しています。

それが、エネルギー問題です。

両エースのために草・鋼の多色構築となっているのですが、故にエネルギー事故をかなり引き起こしやすいんですね。タマタマしかいないのに鋼エネルギーしか出ない、メルタンを育てたいのに草エネルギーしか来ない…といった事は割とあり、盤面形成の遅れが影響して負けた試合も多いです。
ハッサムあたりがナッシーexそのまま鋼版で来ないかな…とずっと思っていました。

そこで、今回の新タマタマの登場です。
先述した通り、新タマタマはワザによって自力で草エネルギーを発生させられるため、構築段階で草エネルギーを採用する必要が無くなります。つまり、鋼単色でデッキを組むことが可能になり、エネルギー事故が解消されるというわけです。うおお最強!!!

…と言いたいところですが、新タマタマに入れ替えることで新たに生まれる課題もいくつか存在します。

① 進化までに時間がかかる
カード単体を見た時にデメリットとして話した通り、エネルギー供給のためにワザを使う必要があるので、先攻2ターン目に即進化して草エネルギーを直接つけて攻撃、という流れができません。また、タマタマの状態でいる期間が延び、攻撃で倒されるリスクが増加してしまいます。

これはプレイングでなんとかなる感じもしています。運命か否かメルタンも似たような性能をしているので、倒されるリスクが低い場面でエネルギー供給を行う、という動きをすれば良さそうですね。非exの方に進化できる場合は、割り切ってエネルギーなしで壁運用に徹するのも手か。
ただ、ナッシーの強みであった「先攻で強いポケモン」という部分はどうしても失われてしまうので、小回りの効くポケモンを別途採用するなどの補助が必要になる可能性はあります。現在の構築で使っているケロマツでもいいし、それこそクチートなどを採用して遅延を狙ってもいいかも?


② 逃げた際の再展開が難しい
メリットのひとつとして「2エネ+スピーダーでナッシーが逃げられる」というものを挙げましたが、実際にこれを行うとナッシーのエネルギーが全て無くなり、草エネルギーを入れない構築では二度とワザを撃てなくなってしまいます。

実際に使っている感じではそもそも逃げエネが重いので積極的に交代の択を取ることは無いんですが、それでも使い勝手の悪化は目立ってくる所だと思います。

これに関しては実際に使ってみないと分からないのですが、一応新カードの中に解決の糸口があったので紹介しておきます。

《リーフ》
サポート
この番、自分のポケモンのにげるためのエネルギーを、2個少なくする。

こちらの新規カード「リーフ」は、1枚でスピーダー2枚分の働きになるということで草エネルギーを残した状態で逃げることが可能になります。反面、サポート故に「博士の研究」からの今引きが通せないなどの弊害もあるので使用感次第なとこはありますね。


おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございました。感情の赴くままに筆を走らせたので読みづらかったら申し訳ないです。

とりあえずの感想としては、「メルメタルとしてはエネルギー事故が減って超うれしい、けど先攻での攻め手・サブアタとしての使い勝手が課題。実際使ってみないとわからん」でした。そりゃそうじゃ。

リーフも含めて実際に使った上で改めて記事にはしようと思うので、もし興味がございましたらそちらもよろしくお願いします。

未発表カードの中に全部解決できるキーパーツが入ってるかもしれんからね!

それではまた。






…ところで告知ムービーに鋼ポケモン1枚も無かったんですけど、ちゃんと追加してくれますよね…?


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