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『初めてでもよくわかる 輸出ビジネスの始め方・儲け方』大須賀裕著を読む

日本の中小企業が生産、製造した品質の良い物を海外へ紹介または販売するお手伝いをしたいと考えて勉強を始めてみた。

お金のソムリエセミナーで「物販」のセミナーを担当している大須賀祐先生の本にヒントがないか何冊か読んでみる事にした。

大須賀先生は、基本的にインポート(輸入事業)をサポートされているのですが、ありました輸出のためのノウハウ本!

日本実業出版社『初めてでもよくわかる 輸出ビジネスの始め方・儲け方』

輸出事業を始めようとする場合、ネックになってくるのは①輸出の手続と、②販売先の獲得、③輸出するときのリスクとトラブルは何か知ることではないでしょうか?

こちらの『初めてでもよくわかる 輸出ビジネスの始め方・儲け方』によると、下記の通り問題を解決できるようだ。

①輸出の手続
「フォワーダー」に依頼する。フォワーダーとは貨物利用運送事業者のことで、荷物を預かり船腹予約(ブッキング)から保険手続き、通関、海上輸送まで代行してくれる業者さんの事で、信頼できるフォワーダーを見つけることが成功のカギの一つになる。
とはいえ、全く知らないのも不安なもの。こちらの本では、貿易の流れと書類等についても写真と共にちゃんと触れられている。

②販売先の獲得
まず、公的機関を利用する方法として、JETRO(日本貿易振興機構)に相談する、日本の商工会議所経由で現地の商工会議所に連絡してもらう、現地の日本大使館の商務部(日本の製品を海外に普及・販売促進する営業機関)に連絡する方法。

それ以外には、海外の見本市に出展する、Sales Representative(通称レップ)と呼ばれる営業代理人を使う方法。

そして、最後は現地法人を立ち上げる。

③輸出するときのリスクとトラブル
28年以上貿易に携わっている大須賀先生が陥りやすいトラブルとリスクについて、要所要所で対処法と共に記載されている。
例えば、自社商品についてクレームを言われた場合の対処法や、代金の未回収を避けるためのコツなどである。

この本を読んでいると、自分にも簡単にできるような気がしてくる(笑) 

たくさん勉強しないといけないことはありそうだけど、日本人の心のこもった商材を海外に紹介したい私としては、避けては通れない道。

大須賀先生のこの本は、私のビジネスそして夢、実現のためのバイブルになりそう!

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