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青が澄んでいるムカデ!

劇団WAGNAS団長オンダ・シュウジです!
青と言うかエメラルドグリーン寄りですが、それでも十分「青が澄んでいる」と言えるムカデを入手しました!

「ハイナンミントレッグ」と言うムカデです。

しかし本当は海南島は生息しておらず、別の中国の地方からベトナム北部が正式な生息地だという噂もありますが、個人的なソースは不明だし結局はどっかのサイトのコピペにしかならないんで、割愛します!

このムカデは非常にカッコいいんです、美しいです。
なんといっても脚が美しい!
多分、多くの人にとってたくさんある脚が気持ち悪いのでしょうが、その美しい脚がたくさんあるのだから、むしろ得なのがムカデと言う生き物なのかもしれません!

気持ち悪いと思うかもしれませんが、少しでも興味のある人はぜひ画像検索してみてほしいです。
さすがに好き嫌いの激しすぎるネタだけに、あえて画像は掲載しなかったので…!

気持ち悪いというフィルターを外して見ると、その異形の造形ゆえに勝ち得た機能美、マホガニーにややボルドーを加えたような上品な色合いのボディ、透き通ったステンドグラスのような美しさの脚に、「気持ち悪い」以外の何とも言えない気持ちや感覚が湧いてくるのではないでしょうか。

またこの種に限らずですがムカデはとても綺麗好きで、自分の脚をまるで猫のように頻繁に舐めてグルーミングするのでかわいいです!
また固そうな外殻の割に、実はメチャクチャ柔軟性があってお腹がムニムニしているので、僕はムカデを節足動物界の猫と定義しているくらいです!

造詣ももちろんですが、ここまで異形のカラーリングを持つ生き物は、やはり惹かれてしまいますね!
ボディの美しさも素晴らしいですが、やはり本種はミントカラーの脚が一番の売りで、ここまで澄んだブルーを持った生き物は、他を置いてそうそういないですよね。
ディープなブルーもそれはそれで美しいですが、こうも儚く「澄んでいる」ガラス細工の如くブルーは見る者を魅了します。

節足動物は独特の造形やカラーリングが多く、人に理解されにくいために「昆虫は宇宙から来た」みたいなトンデモ説もありますが、
ちょっとそうかもなーなんて感覚で思わされてしまっても仕方ないかもしれません…!

僕は逆に、脊椎動物の始祖こそが宇宙由来なのではないかとふわーっと思ってる派なんですけどね…。

このハイナンミントレッグに限らず、ムカデ全般は縁起のいい生き物とされていますね!
戦国武将の兜や鎧の意匠にもなっていたらしいです!
特に金運がいいとされているらしく、自分的にはあまりよくわかりませんが、まぁ一般論としてそう言われているようです。

まぁなんだ、つまりムカデはとても素敵な生き物ってことですよね。
計算されつくした機能美溢れるメカニカルな造形、人知を超えた繊細かつド派手なカラーリング、神様ってとんでもなく優秀な生き物クリエイターなんだなって思わされます!!

話は変わりますが、爬虫類や変な生き物好きに意外と多いパターンで、ムカデもナメクジもヒルもゴキブリも好きだけど、蝶や蛾や一部甲虫の幼虫(所謂青虫毛虫芋虫系)は苦手だっていう人が多いです。
実は…僕もそれなんです…なぜ苦手なのかは自分でも分かりません!

自宅のケージ内のこのムカデを見ていると、師走の夜でも青が澄むなぁと思える今日この頃なのでした。


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