2月18日

セルフのガソスタで灯油を給油してたときのこと。
給油中に張り紙が目に入った。

「このステーションは〜月〜日をもって……」

え?まさか廃業するの?
会員値引きあるから通ってたのに。
ちゃんと張り紙読もうと体を乗り出した時

〝バシャシャシャシャシャシャーー!!〟

むちゃくちゃ灯油ぶちまけた。
給油のノズルって灯油タンク相手だと長すぎてすぐ自動で止まっちゃうから、タンクの口ギリギリにノズルの先置いてたのが災いした。
体乗り出した瞬間にタンクからノズルが外れて跳ね返ってきた。
バシャシャシャシャシャシャーー!!ってほんとに言うんだ、四方八方に巻き散らかす液体て。
多分2リットルくらいぶち撒けたと思う。こういう時は給油のグリップ離せばいいだろって思うかもだけど、それノズルと人体の構造上無理だよ。握ったままにどうしてもしちゃう。
僕は返り油を浴びて上から下まで結構ビショビショになった。
かなり動揺していたが、後に待っているお客さんがいたので平静を装って灯油を車につけ(山形弁)乗り込んだ。レシートは忘れた。
帰り道はなんかの拍子に服に引火して謎の人体自然発火みたいにならないかと気が気じゃなかった。
自分の奇談は自分で語りたいのに死んだらできないから、ジレンマ。




(できたら加筆修正したいこと)
・結局そのガソスタは閉まるのかわからないままだ
・返り油を返り血みたいに理解してもらえるのか
・車につけるって山形だけの弁なのか
・灯油を給油って二重の意味じゃんって、めんどくさい人に指摘されないか