注目したいＶＴＡ２期生５選

　えにから株式会社のプロジェクト、ＶＴＡ２期生の配信が始まりましたね。彼らは私たちにエンターテイメントを提供するために配信しているのではなく、あくまでも『学習』の一環として配信しているだけなので、そこらへんは勘違いせずに長い目で見守っていけたらと思います。もちろん、リスナーの一人としてファンになることも間違ってはいないのですが。

　私は２期生１７人の配信をじっくりと見たわけではないのですが、すぐににじさんじに入っても活躍できそうな研修生がいたので５人紹介したいと思います。
　ところで、２期生は配信未経験者以外にも配信経験者も追加募集していました。こちらは歌やダンスなどの授業が免除されて地方住みでも大丈夫な枠です。
　１期生の四季凪くんが言うには、今回の１７人のうちに、その配信経験者は一人もいないということです。つまり、まだ姿を見せていない配信経験のある研修生が控えており、今回の１７人は皆、配信経験がなかったにも関わらず、あれだけ話すことができていたということです。

注目してる研修生

①佐伯一徹

　とても快闊な男性で、トーク力が抜群。ＶＴＡのオーディションに応募しただけで、親に「えにからに就職が決まった」と嘘をつくというとんでもない奴。狂人ではあるが、どちらかというとリスナーに揶揄われるタイプ。
にじさんじデビューして、リスナーとのプロレスができるようになれば、真価を発揮するはず。

こんなライバーのファンにお勧め
・剣持刀也
・アラサーランク帯

②メアノ 

　話を聞けば聞くほどよくわからなくなる系の少女。夢日記をつけている不思議っ子。間違いなく強キャラ。趣味とかどこかおじさんっぽい。
こんなライバーのファンにお勧め
・雨森小夜

③未来丹音羽

　配信初心者なのが信じられないほどのトーク力を持つ。高スペックの少女。おそらく雑談配信だけでやっていけるんじゃないかと思う。
　こんなライバーのファンにお勧め
・周央サンゴ

④日下部あずさ

　間違いなく狂人の一人。そして、この個性はＶＴＡはもちろん、にじさんじを含めても唯一と言っていいほど。とても落ち着いた低いボイスが魅力的だが、内容がぶっ飛んでいる。そしてたまに素が出てしまう。
　昔、月ノ美兎が配信で『笑いの沸点が低いクーデレ』というパワーワードを生み出していたが、彼女はそれを体現しているように思える。
　『可愛い』と思ってしまったら『悔しい』とも思ってしまうタイプの女子で、その点でも、にじさんじライバーの特徴がある。
　こんなライバーのファンにお勧め
　・月ノ美兎

⑤鬼伏 千隼

　Vtuberというのは内面の魅力が重要であり、外面で人気や注目度に差が付いてしまうのは忍びない。各々が一流の配信者を目指して努力しているのにビジュアルで格差ができてしまったら、元も子もないじゃないか……そんな思いから、淡い願望を抱いてしまう。
　鬼伏千隼は外面においてかなり優位にある（外面が良い）と思うし、注目度も他のＶＴＡ生に比べて高いと思う。しかし、彼の内面は、その外面に劣ってはいない。少しオネエっぽさを思わせる声質なども彼の外面に非常にマッチしていて、キャラクターとして確立されている。
　教養があることが窺えるし、トーク力もある。本人はピッチが外れてしまうので歌が得意じゃないと謙遜していたが、口ずさんだ歌を聴く限り全く外れていない。仮に本当に得意じゃなかったとしても、ＶＴＡの訓練でなんとでもなるはず。彼の趣味と既存のリスナーの趣味には隔たりがありそうな気もするが、逆に言えば、いままで取りこぼしていた層に刺さる可能性がある。
　にじさんじを含めても、とても新鮮なタイプ。
こんなライバーのファンにお勧め
　・強いていうならば夢追翔

　にじさんじに入れるかどうかはわかりませんが、彼ら、彼女らがＶＴＡを通じて意義あることを学び、いずれ活躍できることを祈っています。