FE新作決定したね。PV考察。

 『ニンテンドーダイレクト』にて、待ちわびたFE新作の発表がありました。
『ファイアーエムブレムエンゲージ』は、今までのシリーズの主人公を味方につけて戦う過去作のファンにも嬉しい仕様となっています。
とはいえ、ユニットとして戦えるわけではないようで、戦闘面においては『風花雪月』における騎士団のような扱いだと思って差し支えないでしょう。
 また、このことで『過去作を知っていなければ楽しくないのでは?』と心配する声もありそうですが、私はそんなことはないと思います。彼らは、扱い的には『封印の剣』における八神将とか『暁の女神』における三雄のポジションにいると思われます。あるいは『覚醒』におけるマルスとか。私は『紋章の謎』未プレイですが、『覚醒』のストーリーを理解する上で支障はありませんでした。
 おそらく拠点会話などで、わかる人にはわかるファンサービスがいくつかある程度だと思います。

今回のPVで気になったところを記しておこうと思います。

 ビジュアル

 とても明るくなりましたね。彩度が高いというか。私がVtuberオタクというのもあって、主人公の下まつげを見たときに、ホロライブENのハコス・ベールズや、バンナムの電音部を連想しました。そう連想したのは間違いではなく、やはり、エンゲージのキャラデザは上記二つと同じくMika pikazoさんが担当でした。

ストーリー

 ”大昔に封印した竜が復活しようとしている(復活した)ので再び封印しに行く”というのは、過去作にもありました。
 エンゲージでは、単純に魔物退治というわけではなく、人間同士の戦いもあるそうなので一筋縄ではいかないようです。では敵対勢力は一体なんなのか? 『封印の剣』のベルン王国ように、竜による世の支配を願う勢力がいる。『聖魔の光石』のグラド帝国のように、国の上層部が魔物に洗脳されている。『暁の女神』『風花雪月』のように、伝承そのものが事実と異なっていて複雑な事情がある。
 このようなパターンがあります。単純に、竜の復活とは無関係のことを理由に戦争をしているのかもしれません。表向きは、1000年前に世界が一丸となって邪竜を封印し、そして今回も邪竜を封印するために世界を回るというものになるでしょう。

 邪竜には対となる存在がいるそうで、これが主人公の母、神竜なのでしょうか?
 世界地図を見ると、互いに相手を噛んでおり対立していることがわかります。そしてマムクートらしき少女もいます。母ではなく、こちらが本当の神竜?

システム

 『風花雪月』では廃止されスキルの一つに組み込まれていた『三すくみ』が復活したことがわかります。もちろん、『剣殺し』などのスキルが併用される可能性は十分にあります。


2連続のときは×2の表記


 『風花雪月』にあった『格闘術』が『体術』に名前を変えて継続されていることがわかります。自分から攻撃したときに2回攻撃になる仕様に見えます。

 気になるのは、武器の使用回数が書いていないことです。
『if』で使用制限を撤廃した理由は、『もったいなくて使いづらい』という状況を防ぐためだったようですが、その結果が煩雑で結局使いづらいという仕様となってしまっていました。
 その点『風花雪月』では修繕可能という形でその不満を解消させており、最高の仕様となっていました。伝説の武器も修繕できる代わりに、修繕に必要な素材を入手するためには上手く立ち回らなければならないという良い塩梅です。ですから、使用制限はあったほうが嬉しいし、無かったとしても『if』のような仕様にだけはしてほしくないと思いました。(少なくとも、敵将だけは武器によるデバフを無効化するスキルをつけて欲しいと思う)
それに『風花雪月』の戦技のシステムは面白かったので継続して欲しかったのですが、武器の使用回数が無いとなるとどうなるんでしょう?

 考察ポイントです。追撃は左のように表示されていているのですが、右はどういうことでしょうか? 80%の確率でダメージ2の攻撃を与え、その後15%の確率でダメージ14の攻撃を与えるということでしょうか? いくらハンマーとはいえ、三すくみも考慮して15%は少なすぎると思います。この敵の緑で表示されている表記は、ハンマーがドロップアイテムであることと関係しているのでしょうか?

Break! とはなんでしょう?
 攻撃→反撃→追撃がFEの戦闘ですが、こちらの画像を見ると、最初の攻撃で敵が吹っ飛んで、斧を手放してしまっています。これでは反撃のしようがありません。これはBreak!と表示されていることと関係しているのでしょうか? Break!とは武器破壊? 全体を見ることはできませんが、「これでは敵は反撃できないだろう」と思えてしまうふっとびモーションは、
ヴァンドレの戦闘でも見られます。こちらはBreak!ではありません。

エンゲージ
 一つのマスに二人のユニットがいると『覚醒』のダブルやデュアルのようなものを連想しますが、あくまでも一時的なパワーアップとして過去作のキャラが召喚されるようです。
過去作の主人公12人は紋章士と呼ばれ、指輪で召喚されるそうですが、どのような存在なのでしょうか。
戦闘を終えたら消えてしまうので、肉体ごと本物が呼ばれるわけではないようです。本人そのものが精神体となって出向くのか、『覚醒』の護符のようにあくまでも『生き写し』の人形のようなものなのか。
絆レベルがあるということは、少なくとも人格は備えていると思われますが、それは本人そのものの人格なのか、それともAIのような疑似的な人格なのか。
 もし、山賊がマルスの指輪を嵌めたら、マルスは山賊のために悪事を働くのか、それとも山賊の行いを否定するのか。
紋章士同士で会話することはあるのか?(やあアイク、スマブラぶりだね)
1000年前に召喚されて現れたときは本人だったのか?

わからないことばかりです。

こちらがエンゲージするときの画面。ステータスUPにスキルが上乗せ。
『体格』の復活にSPという見慣れないステータスも気になりますが、私が注目しているのが『style Bonus!』です。
神速とスターラッシュについているものですね。私の予想では、これは『風花雪月』の紋章一致に当たるものではないでしょうか?
つまり、エンゲージは誰とでもすることができるが、マルスのスキル『神速』『スターラッシュ』を得ることができるのは、リュールだけであるということです。人物ではなく”槍を使う””騎馬系”などのstyleに合致していればよいという軽い条件かもしれません。
 『このキャラにはこの指輪』というのは、ストーリー上でしっくりくるように設定されていそうです。

 おそらく、絆レベルが上がればステータスの上昇量も上がるのでしょう。マルスの指輪を色んなユニットで使いまわしてもいいが、それだと絆レベルの上昇がバラけてしまうので、それならば『この人にはこの指輪!』と決めて絆レベルを最大にしたほうが恩恵がでかい!
そのような考慮をすることが、このシステムの肝であるように思えました。

 PVの中には、いかにも敵のようなキャラが指輪を嵌めるシーンがありました。邪竜を倒したのは12人かもしれませんが、エンゲージ可能なキャラが12人だけであるとは誰も言っていません。つまり、敵に協力する過去作のキャラがいたっておかしくないのです。もしかしたらアシュナードやゼフィールとエンゲージした敵と戦うことにもなるかもしれません。

 エムブレムエンゲージという、なんかスマブラXのタブーみたいな翼が生えてるシーンがありましたが、これはおそらく『風花雪月』でいうところの『計略』に当たるものだと考えます。その根拠は、隣接しているのに敵が反撃をしてこないこと。オーバードライヴのように、複数の敵に攻撃範囲が及ぶことが挙げられます。

とくに気になったのは、このワープライナですね。
ワープ+ライナロックということらしいのですが、こんな奇妙な行動可能範囲は見たことがありません。
私が予想するに、これは『敵の2マス以内にワープ』が可能ってことなのだと思います。ライナロックの射程範囲が2マスなので。

クラス

 確認できたクラスは神竜ノ子、パラディン、ノーブル、ランスファイターです。ランスファイターは敵で登場していましたがソードファイター、アクスファイターなどが存在する可能性が高いと思います。
『暁の女神』のようにソードアーマー、ランスアーマー、アクスアーマーもあるかもしれません。ルイという味方はアーマーで槍を持っており、敵のアーマーは斧を持っていました。
また、クロエというペガサスナイトは槍を持っているのに、敵のペガサスは剣や斧を持っていました。ソードペガサス、アクスペガサスのようなクラスがあると予想します。

ノーブルは貴族という意味で『風花雪月』の貴族が英語版ではnobleとなってます。
アルフレッドがノーブル/騎馬
セリーヌがノーブル/魔導

使用可能武器はそのキャラによって異なる感じでしょうか。

アルフレッドの武器レベルが槍Bだったり、セリーヌがレベル10だったりと初級職ではないのかもしれません。


 クラス名はわかりませんが、杖を持っている二人。片方は拳でもう片方は魔導書も所持しています。バトルモンクは登場するんじゃないかと思います。

 それとワープライナを使ったノーブルのセリーヌ、よく見ると剣と杖を装備しているってことがわかります。

 追記として、ツイッターでは随時エンゲージの情報が出てきますが、

この”斧で敵を蹴散らします。”という書き方は気になりますね。斧を使うパラディンは過去にもいましたがメイン武器ではありませんでしたよね……斧しか使えないとは書いてないのですが、上級職の使用可能武器も気になるところです。

拠点

また一つの拠点を軸に戦っていくようですが、私の予想では『if』のようにご都合主義的箱庭拠点なんじゃないかと思います。
この浮いた岩が異世界感ありませんか? 世界を回っていく話なのに章ごとに拠点に戻るのはおかしいですからね。大規模ワープ装置があるのなら話は別ですが。
 『風花雪月』の拠点は物語やキャラクターに深みを持たせるために、重要な役割を果たしました。しかし、その一方で周回プレイをする分には煩わしい要素となってしまいました。このあたりはどうなっているのか気になるところです。

キャラ

確認できた味方は
リュール
ヴァンドレ(パラディン)
?   竜の守護者(男)
フラン 竜の守護者女
クロエ(ペガサス)
ルイ(アーマー)
アルフレッド(ノーブル騎馬)
セリーヌ(ノーブル魔導)
カルネイ(鍛冶屋? ユニットか不明)
シトリニカ(着替えていた人)

 パッケージを見ると、主人公と4人の人物(うち一人がアルフレッド)がいますが、おそらくこの4人が4大陸の王族なのだと思います。
PVで邪竜と戦ってた4人です。
褐色の子はいかにも砂漠のところの子っぽいですし、彼女の兄らしき人物も別のイラストで見ることができます。
パッケージにキーパーソンらしい少女がいないのは、やはり彼女はマムクートであり、竜の姿ですでに描かれているからなのかもしれません。


 以上PV考察でした。

 今はスプラトゥーンにハマっている人が多そうですし、新作発売までにベヨネッタやポケモンが発売されるので、そちらに夢中になる人も多いと思います。
 私は過去に『風花雪月』の縛りプレイで、ちょうど良い難易度のものが見つかったことをnoteに書いておりますので、他にやることが見つからない人にお勧めしたいと思います。
 『え? この面子で魔法職いないんですか?』お勧めです。


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