10/15の広島東洋カープ 4-2 勝ち! CSファイナル進出!!
八回無死満塁で勝ち越しのチャンス。
残り野手は坂倉、磯村、上本、田中、羽月。
新井さん監督の選択は田中。初球必殺、大正解でした。
今日のカープ
矢崎が特例抹消という緊急事態に。ファイナル間に合うだろうか。
新井さん監督の迷いなく一手早い采配がこれでもかという位に当たった。
野村謙二郎氏は1stのMVPは新井監督だと言っていましたが、
実にその通りでございます。こんなに短期決戦に強かったのか。
さて先発の森下でしたが、万全とはいかなかったし、
それ以上に初のポストシーズンでかなり力も入っていたようです。
ストレートが上ずったりもしていましたが本人とチームの好守もあって、
6回途中まで無失点で投げぬきリードを守りました。
特にダブルスチールされた4回で苦手の大和を打ち取り無失点で抑えたのは森下の顔に似合わぬあの負けん気を強く見ました。
森下は五輪決勝で先発勝ちしてるので大舞台の経験はありますが、
ポストシーズンはそれとはまた違う緊張感があったはず。
1点を守りよくやってくれました。勝ちをつけたかったなぁ。
一方で一死三塁になった所で新井さん監督はためらいなく大道を起用。
大田を内野フライで打ち取りランナーを進ませず、続く牧もフライアウト。
起用した新井さん監督も凄かったし応えた大道も素晴らしかった。
特に大道は昨日今日と火消しでMVPものの活躍を見せたと言えます。
いなければチームが崩れていたでしょう。
今日のプレーオブザデーもここの大道だったんじゃないかな。
打つ方は苦戦が予想された今永から初回で菊地野間が粘って、
西川が更に粘っての先制ソロ。堂林も合わせて28球をかけさせ、
出足は上々…だったんですが、今永も流石でした。
この後は5回まで小園のヒット以外は出塁すらできんかったです。
が、大道の好リリーフから、その大道への代打末包。
落ちきらなかったチェンジアップを仕留めてソロで欲しかった追加点!
ここも新井さん監督の采配ズバリでした。
スタメン本当にどうしよう、野間西川秋山も外せないし。
…で、7回は中崎だったんですが上手くいかず。
宮崎大和に連続で甘く入って山本に送られ一死二三塁。
正直この二人に長打されててもおかしくなかった所で投手交代。
ターリーが入るも、関根にしぶとく抜かれて一失点。
大和の代走知野がソトの浅いフライからの好走塁で更に一失点。
今度は番長の采配で追いつかれました。
しかしここでターリーが同点で踏ん張ったのが偉かった。
昨日の雪辱に燃えていたであろう林を今度はスライダーで空振り三振。
地味にここも會澤のリードが良かったかも。昨日ストレートで三振奪ったのを伏線にしました。
8回は島内が先頭楠本に四球も、
続く大田が何故かバントの構えでツーストライク、からの空振り三振、
(ここははっきりヒッティングの方がイヤでしたね。大田当たってますし、今季バントした事なかったし)
牧と宮崎を押し込んでスリーアウト。今日も貫禄のピッチングでした。
そのせいで試合後新井さん監督に無茶振りされたんですがね。
そこでも立派な挨拶してて偉かったよ島内。ナイスピッチ&スピーチ。
この裏でした。跨いだ上茶谷から菊地がしぶとく粘りヒット。
野間がバントをしくじるも全力疾走が実って内野安打。
解説もみんなも打たせると思っていた西川のバントが野選を誘い無死満塁。
千載一遇の好機を掴んで矢野の代打に入ったのは…
先述の通り田中でした。甘く入った初球を仕留めて勝ち越し!
上茶谷を降板させて、更に継投の石川から秋山犠牲フライ!
シーズンで出来なかった最低限も決めて大きな2点をもぎ取ります。
9回表は栗林。
先頭代打藤田の打球はレフトに飛ぶもフライアウト。
山本は配球読みが逆に仇となったか、真ん中ストレート見逃し三振。
落ちきらなかったフォークを関根に打たれて二死一塁となるも、
続くソトにツーストライクから投げた球はカーブでした。
この會澤の要求はソトの頭に無かったらしく反応できずの見逃し三振。
これにてゲームセット、カープが連勝でファイナル進出を決めました。
やはりというか何というか、東と今永を立てたベイスターズが強くて、
かつ二日連続でビジパフォを真っ青に染めた横浜ファンの声援も、
広島の実況解説(安仁屋さん&天谷さん)が絶賛する程でしたが、
それでも何とか2つで勝つ事が出来ました。
というかぶっちゃけハマスタだったら2連敗だったでしょう。
僅かな差がCSの結果を残酷な位に分ける形になりました。
ともあれ、これは間違いなく勢いの付く勝ち方です。
どアウェーの甲子園に乗り込む事になりますが、
シーズンでの無念を晴らすこれ以上無い好機でもあります。
失うものは何も無い。
いざ甲子園、明日なき戦いに全てを懸けて。
他球場の感想
・昨日は圧倒されたソフトバンクでしたが、今夜は有原がいました。初回にポランコの犠牲フライで追いつかれるも勝ち越しを許さぬ6回1失点の好投、一人でロッテの勢いを止め抜きました。72球なのに7回に行かずびっくりもしましたが。
・近藤が初回タイムリー、追いつかれての3回では柳田中村晃タイムリー、この3点を藤井、松本、オスナが死守してホークス逆王手。
・ロッテは西野を3回で諦め、からの東妻鈴木中森澤村が無失点リレーも、点を奪えなかった。
・明日は最後の一戦でZOZOマリンへの道を切り開いた小島と、百戦錬磨の和田毅との投げ合い。軍配がどちらに上がるか分からなくなってきました。
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