10/18の広島東洋カープ 1-4 負け

一言でまとめれば勝負の綾が凶と出ました。

今日のカープ

23球での中3日という珍しい起用になった九里と、
休養十分の村上頌樹が先発して始まった第一戦。
どちらもかなり気合が入っていましたが上手く使えていたのは九里で、
村上頌樹はちょっと力んでいるかなぁとは思いました。
確か高めの150kmオーバーで押し込んでいく投手ではなかった筈。

先手を取ったのはカープでした。
4回、あわや入るかと思われた小園の先頭スリーベースから、
こちらもスタンドギリギリまで飛んだ秋山の犠牲フライで1点を先制。
今夜の村上だと球数も多かったしパンク狙えるかもでしたが、
直後に状態の良さそうな森下にソロを被弾して追いつかれます。
とはいえソロは事故なのでここから改めて攻め直して…と、思ってました。

坂本への死球で九里が先に崩れてしまった。
それまで森下以外には甘く投げていなかったのですが木浪に甘く入り、
続く村上頌樹に初球を叩かれて勝ち越され。
更に近本に痛い2点ツーベースを打たれます。これがキツかった。
近本の所で継投に入ってたら…とは思ったのですが、
それで上手くいく保証はないですし、村上に打たれた時点で既に後手。
結局5回72球4失点という悔しいマウンドになってしまった。

つくづく野球って怖いなぁ。
仮にあっちが先に死球出してたらそのまま勝てたか、
少なくとも投手降板になっていたでしょう。
勝負の綾ってのはこういう事で、本当に一つの失敗から崩れてしまった。

援護直後で隙を突けるかなぁとも考えたんですが、
3点を貰って肩の力が抜けたらしく本来の村上頌樹になっていました。
具体的には先頭の野間が140km台前半のストレート2つを見逃した時点で、
嫌な予感はしていました。

アドゥワ、中崎、アンダーソンが無失点でリレーしたのですが、
こちらも桐敷石井島本岩崎から点を取れずに初戦を取られた。
岩崎がシーズン最後で怪しかったのでもしかしたら…と目していましたが、
何とも言えない感じでした。追い込んで連投させたらもしかすると。

勢いで初戦を取りたかったのですがそうはいかず。
明日は大瀬良と伊藤将司の投げ合いとなります。
今度こそ大瀬良がエースとしての投球を見せてくれると信じたいというか、
駄目だったら止められないんじゃないかなぁというか。

全く打てない訳ではない筈。だから、本当に大瀬良次第。

他球場の感想

・はっきり山本由伸の調子が良くなかったです。初回にポランコの2点タイムリー、更に山口セカンドゴロでロッテが3点を先制。エラー絡みでもないのに1イニングで3点も取れるんだ…
・それでも5回までは追加点を許さず、6回と7回で1点づつ取られるも、回の終わりまで投げました。7回5失点というなかなか見ない成績。
・しかしそんな日に打線が奮起します。4回に美馬を攻め立て、紅林と宗の連打で3点を奪って同点。
・6回表で勝ち越されるもその裏に中村稔弥を捕まえ、杉本タイムリーツーベースで同点、KOしての東妻を紅林タイムリーで勝ち越し、若月ゴロで1点中川タイムリーでもう1点。一気に4点を奪いました。
・7回表にポランコが犠牲フライで1点を返すも、
・8回裏に若月のツーベースで突き放します。
・締めは平野がいつもの四球を出しつつ無失点。
・オリックスが先勝しました。勝ちは山本由伸についています。

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