2024/05/21の広島東洋カープ 6-2 勝ち!

相手先発の状態が良くなかったのはあるんですが、
今まではそんな相手から点が取れていなかったのです。
例えば先週の戸郷みたいに。

今夜のカープ

勝負所でフォークが浮いたりストレートが低めに決まらなかったりで、
今回の村上頌樹が明らかに本来の状態では無かったのは確かです。
しかしそこを逃さなかったのが素晴らしかった。
まず出会い頭に秋山が長打を放つとバッテリーエラーが絡んで、
からの「ゴロでいい」という意識でコンパクトに振り抜いた野間の一打で、
初回に二人で先制します。あの村上頌樹から。
更に二回にも末包が出会い頭にスローカーブを叩いてツーベース。
矢野がしっかり送りつつ急加速からヘッスラで自らも生きるバントヒット。
からの、こちらも最低限を意識していたであろう林がバットを折られつつもタイムリーで2点目。
そして三回、見逃せばボール球な高いストレートを叩いて小園ヒット、
浮いたフォークを逃さず坂倉ヒット、
からのまた浮いたフォークを犠牲フライの意識で叩いたっぽい末包が、
打った瞬間には確信していたスリーラン!
なんと三回で5点取れてしまった。あの村上頌樹から。

野間タイムリー、矢野バントヒット、林タイムリー、末包スリーラン。
みんな自分のやるべき事が分かっていて集中していたからこそ、
それ以上の結果を出せた打撃でした。ただただ素晴らしいです。
漫然とやってるんじゃない、作戦と基礎戦術があって遂行できている。
一昨日は走塁意識を徹底できて今日は打撃意識を徹底できた。
今の状態を続けていければ強いです、間違いなく。
まぁそれがすごく難しいんですけどね。

投げては床田が先頭四球を出したりと、良くはなかったのですが、
しかし要所で本人の踏ん張りあり、坂倉の盗塁阻止あり、
ヤノキク鉄壁二遊間でのゲッツーが複数あったりと、
やっぱり投げる方も守る方もそれぞれの仕事がしっかりできていました。
七回までは三塁踏ませてません。素晴らしい守りだと言えます。

…からの八回。ここは首位球団の恐ろしさで、
103球で続投したら当たり損ない内野安打、エラーが出てしまい、
ここで阪神打線は「行ける」と思っていたでしょう。
近本が早いカウントを狙ってヒット、中野をツーストライクまで追い込むも5球目が甘く入って抜かれてヒットで1失点。
更に森下(阪神)も犠牲フライ。これはアウト取れたからいいんですが。
これで117球になったのもあって床田が降板します。
本人は小園のエラーをカバーしたくてだいぶん悔しかったらしいですが、
しっかり試合を作ってくれました。
継投は島内でした。右が続くから森浦かなぁとも思っていましたが、
大山の大飛球で島内で正解だったと思いました。
他の投手だったらスタンド入ってたかも。
その後ノイジーも打ち取り火消し完了。
島内の仕事は素晴らしかったんですがもう22登板です。
長めのリフレッシュも考えないといけない状態になってきました。
この後は黒原が三者凡退で締めてゲームセット。…4点差だからなぁ。
ちょっとこの点差だと河野やケムナは難しかったか。

とはいえ、思う所はあったんですが。
まず相手の隙を逃さずカードの頭を取れました。
明日の大竹対森下どうなるでしょうか。
明後日が玉村だと思われるので楽に投げさせたい、
となるとやっぱり勝ちたい、けれどそんな上手くいくかな。

他球場の感想

東京ドーム 巨人 1-1 中日

・山崎伊織対高橋宏斗。やっぱり投手戦になりました。どちらもチャンスは作るも六回まで0行進が続きます。
・先制は中日で七回の田中ソロホームランでした。
・が、その裏に丸内野安打&代走重信の盗塁と立岡バント&吉川犠飛で巨人が清水を捕まえて追いつきます。
・高橋宏斗は七回で代打が入って六回無失点、山崎伊織は八回途中1失点。どちらも勝ち負けつかず。
・その後は両軍の継投が踏ん張り引き分けで試合終了。…加藤匠馬に何故かバスターやらせてゲッツーチェンジとか、萩尾バント失敗門脇バントで長野さんが敬遠された重信が打てなかった、みたいな一幕もありましたが。

神宮 ヤクルト 7-0 DeNA

・牧が怪我で抹消となりましたが、代役で入った林琢真が二回にタイムリースリーベースを放ってDeNAが2点を先制します。
・更に三回には佐野と宮崎のソロで2点を追加。
・八回にもオースティンヒット佐野四球筒香ヒットでの一死満塁からの宮崎ゴロ、山本2点タイムリーで3点を追加します。…山本ヤバくね??
・投げてはケイが八回120球無失点の力投で文句なしの2勝目。
・最終回は坂本が三者凡退で締めています。

エスコンF 日ハム 5-4 オリックス

・二回、太田の2点タイムリーと茶野タイムリーでオリックスが3点を先制。
・しかし三回裏、まず中島卓也がタイムリーで1点を返すと、郡司と水谷が本当にしぶといタイムリーで追いつきます。
・からの、水野に甘い球が入った。逆転2ランとなります。
・六回にオリックスが太田の犠飛で1点差に詰め寄るも、
・鈴木健矢、矢澤、マーフィー、河野、田中正義と繋ぎファイターズが逆転勝利。…矢澤の勝ち継投が板についてきました。
・山崎福也が六回途中4失点で勝ち投手に。エスピノーザが五回5失点で負け投手。
・日ハムの野球が強い。…後はソフトバンクに何とか食いつけるか。

ベルーナドーム 西武 3-5 ロッテ

・初回、今井の立ち上がりが良くなかった。球が浮いたり四球出したりの間にソトタイムリー、中村奨吾2点タイムリー、佐藤都志也と安田の連続タイムリーでロッテが一気に5点を先行します。
・ただ、その後も苦しい投球でしたが点は取られず今井が五回まで投げた。
・西武は三回に外崎ゴロ、六回平沼タイムリー、七回外崎タイムリーで3点を返すも、
・その後は鈴木昭汰と益田が出塁を許さずロッテが逃げ切りました。
・西野が六回2失点で抑えて勝ち投手。

みずほpaypay ソフバン 21-0 楽天

・五回の時点で20-0になっちゃってて目を疑いました。テニスかな?
・まず二回、山川近藤の連打から栗原2川村1甲斐1、三森と周東が倒れて、からの柳田1山川1、いきなり打者一巡で7点を奪っています。…まぁ正直この時点でポンセが良くなかったです。
・三回に栗原ソロで8-0。今季1号でした。
・からの四回。周東三塁打今宮三塁打1柳田四球山川死球で無死満塁。ここでポンセが降板して櫻井が入り近藤を打ち取るも、
・栗原1川村1甲斐2三森四球周東1今宮走者一掃3柳田1。からの山川ゲッツーで攻撃が終わったんですが…この回一挙10点、18-0。
・五回に近藤四球から栗原が二発目を叩き込んで20-0。
・八回にも甲斐と交替して入ってた先頭海野がポール直撃ソロでもう1点。マルタイラーメン1年分も付いてきました。
・投げては有原が六回無失点で勝ち投手。又吉杉山岩井とで完封リレーしています。

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