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2024年6月の良かったケーポップ

遂に6月ですね、1年の半分が終わりましたね。とりあえず半年ですが毎月更新できて良かったです。毎年色んなことが起こる韓国エンタメ界隈ですけど特に今年は事務所そして大人たちの揉め事が目立った印象がかなり残っちゃってるんですが、そういうのはもう下半期では起こらずに、面白いことだけ起きるよう祈りたいですね…ジェイパークのonlyfans開設みたいな…。

FANTASY BOYS - 「MAKE SUNSHINE」
♩Pitter-Patter-Love

リリースは5月頭ですが何故か6月になってサブスク配信されたのでここで…(この前のカムバもこのタイミングで配信スタートされてます)
デビュー曲「New Tomorrow」の流れを汲む清涼アイドルソン。「New Tomorrow」の切なさは抑えて、さらにピコピコキラキラで可愛さ増しになったイメージ。今年はこういうキュートなサウンドのナムジャ楽曲が最近多いの嬉しい。軽めのサウンドかつ四つ打ちのハウス調でノリやすいんで朝とかに聴きたくなる感じです。とりあえず即サブスク配信してくれたらもっと評価が高かった(何よりもサブスク配信が遅いことが許せない人)。

A.C.E - ♩Supernatural

今年2月に久々のカムバックを果たしたエイスが遂に完全体に!
印象的なサビの口笛と軽快だけど成熟した魅力のちょっとセクシーなダンスポップ。シンプルな楽曲ですが安定的にこういうクオリティを出してくれるここ最近のエイスの安心感…楽曲もビデオもシンプルだけどハイセンスな仕上がり。
ビデオもほとんどがダンスシーンですが決して地味でなく、メンバー各々が自由に踊っている箇所と全員で合わせて踊る箇所の緩急がいいですね。白基調のデニム衣装と黒基調のスポーティーな衣装もめちゃくちゃ似合ってるし、サングラスとかヘッドホンの小物も可愛い。今回はシングルでしたが完全体でのアルバムも期待ですね、昔みたいなバキバキな路線も今の姿と制作陣で見てみたさもあります。

異様にremixが展開されているのは何故

IVE - ♩SUMMER FESTA

毎年恒例のペプシ×スタシアイドルコラボ。今年は去年に引き続きIVE単体でのリリースでウォニョンはIZ*ONE時代から続いて4回目のペプシコラボ参加です。個人的にはペプシ企画はスタシ外も含めて男女グループでコラボするのもまたやって欲しいなと思うんですがIVEも大好きなのでまあ問題ありません!
今回の「SUMMER FESTA」は曲名通り夏の夕暮れを感じさせるようなサマーディスコ。チルな雰囲気のディスコサウンドだからこそ、IVEメンバーの個性的な声がいつも以上に楽しめるのが魅力的。特にカリスマ満載なユジンと澄みきったリズのボーカル掛け合いや、(最近いつの間にラップメンになっている)甘くて毒っけのあるイソのねっとりラップが輝いてます。

SPIA - ♩Deeeep

今年4月にデビューしたばかりのCAMPUSエンターテインメント所属、SPIAの初のカムバックです。TLに流れてきたこのシングルのジャケットの似顔絵が可愛くなさすぎて、あまりにも驚いて面白がって再生したんですが予想以上にオシャレな良曲で不思議な気持ちになりました。MVも低予算感は感じますが全然変じゃなくて、なんでこのジャケットになったのかが本当に不思議(メンバーが描いたとかじゃないですよね?)。
ミニマルで涼しげな音色が心地いいし、ボーカルも聴きやすくてラップも良い、サビで5つ打ちになるのもトレンドを押さえてて大変良いです。ジャケットだけが本当に良くないと思いつつも、このジャケットじゃなかったら出会ってないかも、と思うと考えさせられますね。

問題のジャケット

ROCKY - 「BLANK」
♩Jealousy

元ASTROでソロとして昨年再スタートしたラキの2ndミニアルバム表題曲です。デビュー曲「ROCKYST」は自身の名前"ラキ"を連呼する自己紹介ソングとも取れるような明るい楽曲でしたが一転今回は曲名Jealousyの通りシリアスで哀愁漂うシンセポップでカムバック。
レトロなシンセの音や泣きメロ、ラキのハッキリとしていてちょっと熱苦しい歌い方など、全体的に少し前の世代のケーポップの男性グループらしい哀愁を感じさせる一曲です。サビのハイトーンで鬼気迫るボーカルの感じの今時っぽくなさが素敵です。

BADVILLAN - ♩Hurricane

有名アイドルが多数移籍先としてセカンドキャリアを進めるBig Planet Madeより今月デビューした7人組グループBADVILLAN。"バッドヴィラン"ってグループ名潔すぎないかってずっと思ってます。かなり実力者揃いかつ媚びない気合の入ったオーラでデビュー前から話題になってましたし、非4大事務所ですがチープな感じがしないです。
私が好きだったのはデビューアルバムではなくその後にリリースされた「Hurricane」。デビューに先立って公開されていた楽曲ですね。超シンプルなトラックに合わせてほとんどがラップパートで占められているトラップジャンルの楽曲です。ミニマルな音の繰り返しと媚びない滑らかなラップが超気持ち良い。怒涛のラップからの2:00あたりのボーカルパートの開放感もたまらないです。強めなHIPHOPが得意なのかと思いきやデビュー曲「BADVILLAN」はブルピン的な大味大盛り上がりガルクラなのがちょっと面白かったです。

RIIZE - 「RIIZING」
♩Boom Boom Bass

今めちゃくちゃ勢いに乗っているSM第5世代ナムジャRIIZEの、満を辞しての1stミニアルバムタイトル曲。(RIIZEは「Talk Saxy」がめちゃくちゃカッコよくて気になったんですが、その後にすぐ好きだったスンハンの活休により、見るたび「スンハン…」の気持ちになり感情移入して見れなかったんですが、今回のリリースで久々にそこの感情抜きで向き合える曲に出会えました…)
今回はデビュー曲「Get A Guitar」を進化させたようなファンキーなディスコソング。説明の要らない、シンプルだけどめちゃくちゃ良い曲です。曲は勿論、声の重なりが聴いてて気持ち良い。あとはダンス見るより曲を聴く方が好きなタイプなのであまり普段からダンスに意識が向かないのですが、クロップ丈で腹筋見せながら脚を大胆に動かす振り付けが凄い動きだけど彼らがやるとクールに見えるし、1発で覚えられるくらい強烈で流石です。

Kep1er - 「Kep1going On」
♩Double Up!

(※公式動画が見当たらず非公式です)
先月も日本アルバムを触れましたが今回が正式に9人体制ラストとなる作品。まさかの延長も驚きましたが2人離脱という形も更に衝撃的でした。
「Kep1going」に続き、やっぱりここに来て音楽性が固まってきたような…アルバム全体通して更に洗練された印象。9人での活動を締め括る表題曲「Shooting Star」も宇宙コンセプトを綺麗に消化しつつフィナーレ感を美しく演出した泣ける楽曲で素晴らしいのですが、お気に入りは収録曲の「Double Up!」です。
「Up!」の続編的なポジション?同じようなサウンドが使われてるし曲名的にも繋がってますよね?「Up!」は少女らしい元気いっぱいな夏曲でしたが、こちらはUKガラージ要素が強くて少し成長して大人っぽくなった印象。過去アルバムの「Love on Lock」に近いバイブスもあるかも。なんとなくですがプロミスナインとか第3世代〜第4世代前半の中小ヨジャドル楽曲が好きな人にも刺さりそうかなとも思ってます。

KWON EUN BI - 「SABOTAGE」
♩SABOTAGE

昨年のUnderwater逆走やWATERBOMB話題、そして日本で映画出演と勢いに乗るウンビの久々のカムバック。今回もウンビの得意分野であるキラキラなド派手サウンドは健在。こう、ちょっと味変しながらも変わらずに派手な作品をリリースして頂きたいですね…!
今作はディスコ・ユーロハウス楽曲で、バキバキしたシンセの音に綺麗で芯の太いウンビのボーカルが重なってパワフルな仕上がり。今までは女神のようなイメージ通りの幻想的な曲・緊張感がある曲が続いてましたが、従来の景気の良さは引き継ぎつつも今回はちょっと珍しい陽気なテイストが新しい。MVも恋愛映画のような映像で、良さを保ちながらも新たな一面を見せてくれましたカムバックでした。好きな要素ばかりの曲ですが、特にバックダンサーをと闊歩した後に絶叫する地帯が痺れます。

『スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム』は11/1公開!

NAEYON - 「NA」
♩ABCD

「POP」が大ヒットしたTWICEナヨンの2年ぶりのソロリリースは「ABCD」は観る人によって様々なDIVAを映す鏡。歌姫にだけ許される圧巻のコンセプトで堂々カムバックしてくれました。Y2KのDIVAサウンドで、前作「POP」よりも攻撃的。男ダンサーを従えたり、担がれたり、話題の股間隠しなどコレオも無敵感があって最高です。ゲイすぎる。サビでかなりビヨンセの「Crazy In Love」になるので絶対意識してると思うんですけど、聴き手の今までの音楽遍歴によって、多様な歌姫たちの影を感じてる方が多数見られて面白いです。
MVでも前回に引き続き幅広いスタイルの衣装のナヨンが沢山見られる素晴らしい映像。今後もソロリリースの際は沢山衣装を用意するのはぜひ恒例にするべき。ラストの白トップスにデニム+LV膝当てもクールで凄く好きなんですが、完全にTommyFebruary6になっているナヨンが一番好きな衣装です。
収録曲ではエキゾチックなKISS OF LIFEジュリーコラボの「Magic」やリズムが軽快で可愛いAKMUイチャンヒョクコラボの「HaliGali」もお気に入りです。

令和のトミーフェブラリー

TRENDZ - 「DREAMLIKE」
♩GLOW

1月に「Go Up」をリリースしたTRENDZ(トレンドジー)の正規カムバより。TRENDZの曲は結構好きで、どのメンバーの声かは分かってないんですが切なげで表情豊かなボーカルの子が上手に歌い上げてくれるのが気持ち良くて好きです。
最近はシリアスな方向性の楽曲が多かった彼らですが今作「GLOW」は軽快な爽やかなダンスポップ。サビで流れるバイオリンのフレーズが上品で素敵。無駄な装飾のない正統派なボーイズグループの楽曲という雰囲気。シンプルに曲が良いし、やっぱり歌が上手いし、この路線でも明るさの中にどこか切なさがあるのも良いです。25秒辺りサビ前の「I Can't Wait No More〜」の歌い方が本当に好きですね。楽曲もパフォも良いのでどこかで注目される場があればいいな〜と外野ながら思っています。日本デビューも控えてるらしいのでそちらも期待!

LISA - ♩ROCKSTAR

7年目を迎え個人としては別々のキャリアに進んだBLACKPINKより、リサの移籍後初リリース作品です。「LALISA」「MONEY」とYG時代のソロリリースに続き、流石のラップスキルと強烈に耳に残るトラックでリサらしい作品。チープな電子音や独特なリズム、ミニマルな展開など所謂ブラジルのクラブミュージックジャンルであるバイレファンキを取り入れたトラックのようです。
楽曲的にも、そして日本人的には歌詞的にも気になる箇所”Lisa, Can you teach me Japanese?” ”I said, hai hai"部分は色々な意見が飛んでますが、Japaneseをアジア人としてのリサのメッセージないし皮肉として使ったのは間違い無いでしょうが、本人が特にこの歌詞への背景などを特に語ってない状態で憶測で「日本へのリスペクトがない、バカにしている」と騒ぐのはどうなのかなあと思います(もちろん日本語話者としてムッとする気持ちも理解出来ますが)。勿論日本に対して肯定的なのかも分かりませんが、何気にその後のリリックで"Dippin' outta big cities like a ponzu(大都市をポン酢のように浸す)"って言ってますしね。
今回のリリックを見た上でケーポップとして取り扱うのはいかがかと思ったんですが、ブルピンですし、とにかく耳から離れない自分好みのサウンドだったので紹介させていただきます!

LIM YOUNG MIN - 「LOVE?」
♩LOVE? ♩Doubt Me

昨年「IN MY ROOM」でソロデビューしたイムヨンミン。彼の声色とシンプルなR&Bかと思いきやギミックや要素が多いエモーショナルな曲調にハマってヘビロテしてましたが、今作もお気に入りになりそうです。哀愁を漂わせる男性ボーカルが大好きなので、ヨンミンの低音で冷たい声色とその声にピッタリな繊細な楽曲は大変私好みで…。
「LOVE?」はダウナーな空気感はありつつもムーンバートン要素なビートが心地良い一曲。前作と比べるとより踊れる曲調ですが彼の声で演出される哀愁や、節々で挿入される心電図モニター音でぐっと心を掴まれます。「Doubt Me」はアップテンポなドラムンベース。ドラムンベース楽曲も最近増えてますが、冷たくて乾いた声がサウンドと調和してヒリヒリした無機質さや焦燥感が出ているのが特徴的だと思います。
湿った路線の楽曲が本当に上手いアーティストだと思うので今後も期待してます!

WOOAH - 「UNFRAMED」
♩POM POM POM ♩Girls Love Boys

アイドルが急におかしなコンセプトに舵を切ってしまうやつ大好きなんですが、今年はそれをWOOAHが担ってくれました。こういう存在に惹かれてしまうんですよね結局。
最近は中小ガールズグループの運営のセンスがかなり良いケースが増えてるので(※決してWOOAH運営のセンスが悪いと言いたい訳ではない)中堅グループからこう話題性を狙った変な曲が飛び出すのが減った気がするので特に貴重です。実際WOOAHはただキュートなだけでなく尖った曲も多かったのでWeeeklyの「Ven para」的な驚愕の路線転向!という程じゃないですが…とはいえ今回は尖り方がちょっと異質。
イントロがプロレスだし、サビで強烈なギターリフが鳴りまくるのも面白いし、コレでポンポン連呼してるのも変で良い。BABYMETAL?それでいて皆可愛いし、スキルフルなのが本当に素敵です。ラスサビに向けての盛り上がりが良すぎる。
収録曲「Girls Love Boys」は先月のnoteでも取り上げた後輩であるDXMONの「Girls, Love Boys, Love Girls」と同じ楽曲という珍しいプロモーション(歌詞が若干違うらしいです)。原曲が良いのでこっちも勿論良いです。

CHUU - 「Strawberry Rush」
♩Strawberry Rush

チュウ、改めて歌声が伸びやかすぎる。元LOONAチュウのソロ転向後初カムバックのタイトル曲です。グループ時代もボーカルメンバーとして活躍していたチュウ、とにかく歌声がまっすぐで雑味がなくて、キャラとパフォーマンスが直結しているのって素晴らしいなあと思ってます。
今回の「Strawberry Rush」はちょっとレトロな可愛いシンセポップ。明るくてハッピーで覚えやすいメロディにこのまっすぐな声、子供向けのアニメソングとか教育テレビ的な趣があって凄く好きです。ソロデビュー作よりもキャラが発揮されてる路線だと思うので今後もこういった曲を期待したい!こういうクリーンな元気さって誰がやっても成立するものでないと思うので!
サビも大好きなんですが、ラップパートの「すしゅのるぴっ!ぱきざっひっ!(수신 오류 삐/Packing that heat」も狂おしいほど好き。ここだけでも聴いてたい。

EVERGLOW - 「ZOMBIE」
♩Colourz

ずっとやっていることが一番面白いグループ、EVERGLOW。美女軍団なのに毎回毎回何かと戦ってるし楽曲も攻撃性が高い曲ばかりの凄いグループです。
ただ今回の表題曲「ZOMBIE」はかなり新境地な作風で新鮮だったんですが…個人的には恒例のやかましさが薄いな〜という感じで…(MVは流石のこってりとした味付けの濃い出来でゾンビの描き方も恐ろしくてMV込みで見るとかなり面白かったです)。
楽曲的に好きだったのは収録曲の「Colourz」。とにかくテンションが高くてやかましい!シリアスさは無いですがEVERGLOWらしい良いうるささが味わえます。開幕ラップ、曲中絶えず鳴るクラップ、暴れる甲高いサックス、とにかく全力で声を張り上げるような歌い上げパートに掛け声!体調悪い時に聴くと参りそうな曲調ですこのブチアゲ感はやっぱり最高ですね。表題曲にはラップがなかった分こっちでEUやアシャのラップが聴けるのもありがたい。
数年前のケーポップの空気感を感じない方は必聴!そしてコレが気に入った方はきっと過去アルバムの「Salute」「You Don't Know Me」も気に入るはず。

ミアの眼鏡姿も見どころの一つです

cignature - 「Sweetie but Saltie」
♩I like I like ♩Poongdung

昨年に続き夏曲でカムバックのcignature、今まではあまり聴いてなかったグループなんですが今作のミニアルバムは超キャッチーでハマりました!
「I like I like」はイントロ後即メンバーが喋り出す部分でもう大好き。歌が始まっても喋るし、表情豊かな曲調でとにかく可愛い。サビ後の間奏のWooWooWoo〜が軽快で耳に残るんですが、ここでステージを左右に行き来しながら踊るのもめちゃくちゃ良いのでパフォーマンス動画も是非見ていただきたい!
表題曲「Poongdung」はまさにガールズグループの夏曲の王道スタイル。直球ストレートに爽やかなアイドルソングです。難しい要素ナシの万人に好まれそうな曲調でやっぱりこういう曲っていつの時代も必要ですよね!サビのちょっとアニメ声っぽいジウォンの高音ボーカルがパッと弾ける感じが大好きです。ぷーんだーん!の掛け声もかわいい。

tripleS - ♩Inner Dance

先月「ASSEMBLE24」で24人完全体となったトエスの中でも新入りである21〜24番目のメンバーによるユニット<Glow>の楽曲。18〜20番目の子達は昨年末「Just Do It」で先行リリースがあったのにな〜と思ったらちゃんとフィーチャーされる場がありましたね。
「Inner Dance」はここ最近アツい?アトランタベース要素のある楽曲です。高速でカチカチピコピコするビートとふわふわボーカルが素晴らしい最高に甘々な一曲。とにかく中毒性が高くてリピートを止められなくて困ります。超キュートなんだけど体温が高くないというかインドアな感じなのが、ビョンギ作品らしさが出てるなぁと感じますね。
アトランタベース(マイアミベース)要素のあるケーポップは多数ありますが、要素でなく「軸」としてこのジャンルを用いながらキュートに仕上げてるのが良いですね。大好きなジャンルなのでナムジャもヨジャもどんどんリリースして頂きたい。

CRAVITY - 「SHOW OFF」
♩SHOW OFF

スターシップ所属のクレビティの2作目となるイル活シングルより表題曲「SHOW OFF」です。元々(変な曲も含めて)イル活楽曲大好きマンな私ですが、ここ最近は全体的にかなり気合い入った作品が多いですよね。
クレビティがこれまでやっていた「Adrenaline」「Groovy」辺りのポップでディスコテイストな楽曲たちと親和性が高いというか、そのままの流れで聴けちゃうグルーブだと思うんですよね、ちょっと落ち着いてはいるけど。制作陣は日本人とのことで、確かによく聴くとJPOP的な趣があるかも。
プリプリした音のレトロなシンセがフュージョン的(もといスーパーのBGM的)で癖になるし、ラスサビ前などで響くドラムの音も印象的で良い。そして歌詞も良い意味で英単語の使い方がちょっとダサいけど、メロに合う綺麗な日本語歌詞で素晴らしい。サビの"どんな未来も予想不可能/まだ君のことも知らない/溶け合う期待の向こうへ"がメロディも裏声混じりの歌い方も最高。聴いててめちゃくちゃ気持ちいい。
クレビティはこの作品だけじゃなく、全体的にクオリティが高いけど親しみやすくてアイドル感の強い曲が多いのが素敵だなと思ってます。個人的にはバキバキHIPHOP路線よりも最近のメロディアスな作品をもっと見せてほしいです!
(素晴らしい曲なんですがMVがチームラボ頼りまくり映像なのが唯一残念…本カムバのMVが毎回クオリティ高いので余計に感じちゃいました…)

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