【映画の感想】海辺のエトランゼ

これは、気合を入れて行ってきた。
前回のギヴンの反省をちゃんと受けて、ちゃんと原作を読みなおしてから行ったので、バッチリ!!

この映画は、自分の正気なことを言うと、PG12を私は完全に舐め切っていた、としかない。
PG12ってそこまでO.K.だったのか?! ってちょっと映画館の中で悶絶してしまいました……。
もっとソフトなところまでならいいのかと思っていたけど、あそこまで良いんだ。
なんだろう、おばちゃんになったせい?

全然違うところから書きましょうか。
映画は予約してから行くんですけど、朝から座席予約の状況を見ていたんですが、まー全然埋まらないんですよ。
比べても仕方ないんですけど、多分ギヴンはTVアニメもあったのでその影響なんでしょうかね。
ギリギリまで私ひとりだったんです。
今日もしかして貸し切り上映じゃない?! って思って映画館で待っていたんですけど、開場20分ぐらい前ですかね、お姉さん2人組が現れて、あの人達は同じシアターの人ですね!! って思ってしまいました。
実際居られましたよ。
あとは、映画本編が始まる直前に多分お兄さんじゃないかって方が60分しかない映画なのに、大きなポップコーンと飲み物を持って入ってこられました。
結局4人だったんですけど……。

内容ですが、
幼少期のシーンとか高校の時のシーンとか、原作にはないシーンもあって楽しかったです。
実央くんの幼少期のシーンは好きです。なんだあの可愛い生き物は?! って思っちゃった。
二つ折り携帯が主流の時にでた原作なのですが、駿くんはスマホ持っていたし、実央くんも既に携帯持ってました。そりゃそうだよね、って感じです。
時間が経って、ちょっと時代が過ぎてしまうと、その時に合わせた小物に変更しないといけないんですよね。

あとは、圧倒的に背景画像が良い。
原作譲りというか、海のシーンとか花のシーンとか、キレイです。
大きな画面で見に行ったかいがありました。

大きな画面で大音量で見るとは思わなかったのは、ふたりがキスしているシーンとか絡んでいるシーンとか。
キスシーンはさ、あぁ、そんなに艶めかしい音までつくんですね……、ってちょっと苦笑いしちゃいました。
絡んでいるシーンも、直接的ではないんでしょうけど、まーもうほぼ直接的といっても過言ではないくらいの演出だったし。
そうかPG12ってここまで大丈夫なんだ。でも、親としては見せたくないだろうな~って思いましたね。
脳内で音声を再生するのと、直接動画を見て音声を聞くのとではその捉え方が全然違うので、ちょっと衝撃的でした。

個人的に好きなのは、桜子さんが「あなたじゃないわよ~!!」って叫ぶシーン。いつ、船に乗ったんでしょう? って苦笑いしつつも遠ざかる船から叫ぶのが好きです。
実央くんと桜子さんがキスするシーンはいろんな感情が一気に混ざるところで、そこも好きです。わかっているのもあるけど、あぁ~!! って叫んでいたかもしれないです。

主題歌の「ゾッコン」
ちょっと聞いたとき、笑いそうになりました。
人生そんな感じで生きていけばいいんだと思います。好きだから結婚しちゃうしかないよね、確かにそうですよね。

原作はこの後、ふたりの北海道での話が始まるのですが
実は、今回読み返すまでなんかよくわかってなかったんですよね。
全体的に理解に時間のかかる私です……。

総じていうと
駿くんはかっこよかったし、実央くんはかわいかったです。
あと、桜子さん、好きです。

HP:海辺のエトランゼ

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