ちょっとかまんのー?
こんにちは、はじめまして。NPO法人わがこと(肩書きは未定)の末澤千津といいます。最近は少し幽霊部員化してしまっているづーちーです。
前々回の安川さんと同じく、わたしも自己紹介が苦手です。「わたしってどんな人間?」って週に1回くらい考えてしまうタイプです。最近よく車で聞いている、Mrs. GREEN APPLEの《ロマンチシズム》の歌詞のようです。
普段わたしは、高松市役所というところで働いています。昨年からは、広聴広報課に所属し、主に広報紙を作成する仕事をしています。
正直ここ1年、仕事もプライベートもいろいろあり、わがことにも参加できず、記憶があまりなく…とにかく締め切りに追われる毎日をこなす日々でした。
そんな中での、コロナさん。より一層、なんとも言えない気持ちを感じました。
コロナ禍でたくさんの情報が溢れ、人が情報に翻弄されるシーンを、仕事でも生活の中でも目にしました。
それぞれの人がいろんな立場で、思いや考えを発する。それ自体はすごく自然で大切なことだけど、なんだか消えないモヤモヤ感。
今、少し落ち着いて考えれば、いろんな人の思いに共感する気持ちの余裕、理解しようとする余裕がなかったのだとわかります。
その中でも特に、責任や根拠のない否定的なメッセージに触れると、自分と自分の立場との狭間に立たされたようで、余計にモヤモヤしたのかなと思います。
わたしは、大好きなことがあるわけでもなく、ものすごくやりたいことがあるわけでもありません。ただ、「へぇー、すごーい」とか、「えーやん、おもしろそうやん」という、ちょっと自分が知らない世界の話を聞いたり知ったりするのが好きなんです。
そんな中で、共感したり、人手を募集していたりすると、わたしにできることがあればするよーと伝えます。誰かの右腕や左腕になりたい願望もあったりします。
けれど、それはある意味、流されやすいということなのかもしれません。その証拠に、わたしは「決める」ということがものすごく苦手です。いろんな意見や情報が多くなればなるほど、余計に決められなくなってしまうんです。
そんなわたしですが、今回のモヤモヤの中で、自分にとっての新しい「大事」を一つ決めることができました。
すごく普通で、改めて言葉にするほどでもないけれど、わたしは、わたしの家族や大切な友人・仲間を大事にできる判断をしたい。
その判断は、誰かに共感してもらえるかもしれないし、いいねーって言ってもらえたらもっと面白いかもしれない。人の役に立つかもしれない。仲間がふえるかもしれない。別の誰かにとっても幸せなことかもしれない。
ただそれだけですが、どこを向いても、どんなことをしていても、自分の「大事」を持とうと決めたのです。
まだまだ余裕のないわたしですが、ほんとは気軽に「ちょっとかまんのー?」ってコミュニケーションをとりたいと思っています。
わたしにとって、わがことはそんなコミュニケーションが取れる場所。
「ちょっとかまんのー?」を投げかける、中間?!蝶番!?フック?!マジックテープ!?!? そんなところでしょうか。
わたしの「大事」を持ちながら、自分ができることを気持ちよくやれる環境のような気がしています。
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