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僕のナカーマ

はじめまして、NPO法人わがことの四軒家(しけんや)啓介です。

僕は、普段は福祉の仕事をしています。今は、通所介護(デイサービス)の施設で生活相談員をしています。通所介護とは、高齢者が運動したり、交流したり、入浴したりすることを支援するサービスのことです。利用される方々が人生の最終章を幸せに感じることができるよう、日々奮闘しています!

note初投稿で緊張感満載ですが、四軒家という人間を少しでも知っていただけたらと思いますー♪

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我が家には、今春小学6年生の息子、4年生、2年生の娘たちがいます。子どもと親とが一緒に関われる時間は限られていると思っているので、仕事が休みの日には、全力で子どもたちと戯れています。子どもの世話をしているつもりが「子どもから教わること」、「パワーをもらうこと」が多々あります。「だからがんばれる」という瞬間もたくさんあります。

今回は、そんな子どもたちがいたから出会った最高の仲間たちとの話です。

小学6年生の長男が幼稚園児の頃に「子どもと全力で楽しむ」というワードに惹かれて自然に集まった最高の4家族がいます。我が家は5人家族。その他の家族も子どもが3〜4人いて、総勢26名の大所帯です。
子どもたちは、0歳から15歳(中学3年生)まで、その父親・母親は、消防士、看護師、イラストレーター、会社員、農家、福祉、経営者、先生等、さまざまな職種・個性のメンバーが集まっています。

そんな仲間たちとよくキャンプに出かけています。
キャンプでは、子どもたちが自然と戯れることができ、今の時代、学校ではなかなか学べないことを学ぶことができます。危険ももちろん隣り合わせですけど…。日常では当たり前だと思っていることが、全然当たり前じゃないことが多くあります。自宅にいたらゲームばかりする子どもが、自然の中ではゲームができないので、自分で考えて遊びます。キャンプで遊ぶために日頃から家で準備し、キャンプでダンスの発表会をしたりしています。それを見ている親たちも徐々に本気で遊び始め、5家族ゴチャ混ぜリレーなどが毎回始まります!
それぞれの父親・母親にも役割があって、得意な分野をふんだんに生かし、貴重な時間を毎回堪能しています。

そんな最高なキャンプなんですが、問題点もありました。なんせ、26人もの大所帯です。最初のキャンプは、子どもたちの数も少なかったし幼稚園児だったので、ある程度予定も立てやすかったのですが、子どもたちが成長してそれぞれ習い事を始めたりすると、スケジュールを調整するのが困難になってきました。
そこで生まれたのが「拠点キャンプ」というものです。キャンプの場所だけを指定し、そこに1箇所の拠点(村)を作り、それぞれの家族はその日の予定をこなした後、家ではなくその拠点に帰ってくる、という方法です。この方法が生まれてからは、年に2〜3回は確実にキャンプができるようになりました。
年々、遊びや食事のレベルも上がってきています。昼は、皆が全力で遊び、夜は、焚き火を囲み、大人たちは子どもたちの将来の話などで盛り上がります。
4月もキャンプに行く予定でしたが、さすがにこのご時世で自粛。それでも、それぞれの家でできることをしようと、自宅での様子を画像で流し合ったりして、楽しみました。

こーやって親子共々で仲良くなった仲間たち。
とても良い感じの絆が生まれました。上手くは表現できませんが、それぞれ自由だし、思いやりあって、尊重し合う的な…。
困ったときは、それぞれができることを提案したり、行動したりしています。

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僕は、このような楽しみ、喜びがあるから、仲間がいるから、辛いことがあってもきついことがあっても頑張れます。
わがことのメンバーにも同じような信頼感・期待感を感じています!!!
なにがいいたいかというと「人はつくづく1人では生きていけないのだなー」「助け合いって本当にすばらしいな」「ありがたいな」と思うわけです。

今、世の中は大変な状況です。皆が「感染するかもしれない」という恐怖や「いつ終わるんだろう」というストレスに、日々苦しんでいます。
こんなときだからこそ、今一度1人1人が何ができるのかを考えることが重要だと思います。自分のことだけではなく、周りの人のことを思って、考えることができればいいなと思います。

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少しでも早く、当たり前の日常が戻ってきますように…。

注)「ナカーマ」とは、「仲間」のことです。僕たちが親しみを込めて呼んでいる造語です。

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