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高かったけど買ってよかったもの

お値段高くて買うまでにかなり迷ったけど、廉価なもので妥協せず買っておいてよかったもの。

毎日使い続けて満足度が高いものばかりだけど、もちろん今も使っているので写真は引くぐらい生活感があってすいません。

西川の枕とマットレス

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これを買う直前まで月に1-2度寝違えが発生していて首が痛くて仕方なかった。

高い枕を買いたいというより、自分に合う高さを見繕ってもらって買おうと思って出かけた枕ショップが西川を扱っているところだった。

1時間ぐらいかけて自分に合う枕を作っていくんだけど、意外だったのは「今の枕は高すぎた」こと。

いや値段じゃなくて、高さがね。

「あなたに合うのはこれです」と作ってくれたのは一瞬「え、枕ある?」というぐらい平坦なものだった。

でも確かにしっくりくる(店にサンプルのベッドがあってそこで寝ながら調整する)。

枕本体が3.5万、カバーやらなんやら付属をつけて5万、ついでにお店にあったマットレスがとても気持ちよくて、マットレスあっての寝違え防止だよなと心の中のもうひとりと会話をした結果「これください」と声に出ており、マットレスが驚きの10万。

ちなみに枕コンサルの時に寝ていた店のマットレスは20万。

20万すか・・・と嘆くと「ほとんど同じ作りだけど去年モデルが奥にありますよ」と実物を見せてくれ、寝てみるとほとんど体感は変わらなく、そちらがお値段10万だったので、それを買った。

庶民からするとマットレスに10万なんて驚きだけど、20万を見た後では「半額じゃん!」と安く感じる。ひょっとして狙ってる?

世の中には100万とか200万とかするマットレスもあるので10万や20万だと「フツーフツー」なのかもしれない。

けど、それまで使っていた寝違え頻発の枕とマットレスは(名誉のために伏せるけど)ニ○リの数千円のもの。

それがいきなり3.5万の枕と10万のマットレス。付属品合わせて15万。

しかし、あれから7ヶ月。

もちろん毎日これで寝てるけど、率直な感想は「買ってよかった!」

あれだけ頻発していた寝違えが嘘みたいに一度も発生していない。

しかも寝入りはいいし、起きた時のすっきり感がすさまじい。

○トリの枕とマットレスで寝ていた時は寝違えは発生していなくても肩とか腰のハリがすごくて、毎朝毎晩筋膜ストレッチをしていたんだけど、今は全然してない。筋膜ストレッチャー捨てちゃったよ。

ただし、高級枕、高級マットレスで想像する、寝た瞬間「うわー!ふかふか〜」という夢見る乙女の感想は出ない。

ぶっちゃけ、うちの嫁が最初に放った一言「え、これが10万?」が的を得てる。

人の金とはいえ、嫁も遠慮せずに言う。さすがB型。

しかし、毎日使っていると分かる、「10万の価値は存分にある」

この手のマットレスは多分10年は買い換えないから、1年に換算すると1万、1日に換算すると300円ぐらいのコスト。

と、西川の販売店のお姉さんに説明を受けた。

いずれにせよ満足してるし、万一破損したら同じものを買うと思う。

サイレントギター

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知る人ぞ知るヤマハのサイレントギター。買った時で7万ぐらいだった。

昔から知っていたけど今年ついに買った。

買うまでに相当迷ったけど(理由は次の製品で分かります)、買ってからほぼ毎日昼も夜も弾いてるので間違いなく買ってよかった。

エレキギターの生音ぐらいしか出ないので夜でも弾けるし、本体にヘッドフォンジャックがあるのでヘッドフォンつなげば自分専用の練習ルームが頭の中に広がる。

すごい技術だなぁ。

ボクはFIREしたらバイオリンとかチェロとか練習したいと思ってるけど、サイレントバイオリンなら迷惑にならなさそう。チェロも作ってほしいな。

Martin D28

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まさに清水の舞台から飛ぶ勢いじゃなくて気持ちで買ったマーティンのギター。

プロもよく使ってるD28というモデル。

買った時実は買うつもりは全然なくて、ラゾーナ川崎がオープンしたとのことで嫁さんと遊びに行こうかと行ったんだよね。

楽器店もオープンしていてちょっと冷やかしに覗いてみるかと見てみたらマーティンも置いてる。

そそくさと「弾いてみます?」と店員さんが寄ってくるので「今日は買わないよ。てか、弾くところあるの?」と聞くと、店の奥がミュージックスクールになっていて、まだ開店したてで誰も生徒さんいなくて空いてるので自由に使ってくださいと言う。

おぉ、防音室で弾けるのか・・・ではまぁ暇つぶしに弾いてみるか、このへんのマーティン全部弾かせてもらっていい?と、お前何様?な注文出したら「どーぞどーぞ、1時間でも2時間でも使ってください」と笑顔で言う。

いや、そんな時間いらんけどな。

で、弾いてたらやっぱり欲しくなるんだよねー。

ギターにしろピアノにしろ、アコースティックな楽器のいいところは音の響きや鳴りが指の骨を伝わって体の中に入ってくるんだよね。

これが値段の高い楽器だと骨の入り方が全然違う。プラシーボ効果かもしれんけど。

昔ボストンを旅行した時一緒に行った(というか連れて行ってもらった)先輩はピアノと作曲をやっているモロ専門家なんだけど、メインストリートにあったピアノ店に入ってみたいと言うからついていったんだよね。

ちなみにその先輩は今某音楽団の専属作曲家をしていてWikipediaにも載ってる人。

そこにかの有名なスタインウェイ&サンズ(STEINWAY&SONS)が1台置いてあった。

もちろんスタインウェイなんて触ったことも弾いたこともなかったけど、「素人は触るな」とか書いてなかったので、ちょっと弾いてみた。正確には音を出してみた。

もうね、高い楽器はこんなに違うのかと衝撃を受けた。

真ん中のCの音を出してみたのよ。その瞬間ピアノからこちらに向かって「ぶわっ!」と風が吹くような錯覚を起こすぐらいすさまじい倍音の鳴り。

第何倍音まで含まれてるのというぐらい強烈な響きだった。

そして直後に指の骨を伝わって入ってくるCの音。しかも倍音付き。

いや、だってCを弾いてるのにB♭とか聞こえるんだよ。多分倍音でB♭まで聞いたのってその時が初めてだったと思う。

ボクでも弾けるような簡単な曲をちょっと鳴らしてみたんだけど、すぐに止めた。

だって欲しくなるんだもん。

さすがに1000万以上するピアノはどれだけピアノが好きでもほいほいと買える値段じゃないし。

あの時の衝撃を思い出すほどのD28だった。

他にもD35とかD42とかも弾かせてもらったんだけど、ボク的には値段の高いモデルよりD28の方がよく鳴っていた。

なぜか横にいた嫁も「やっぱすごいね」と言う。

なんせボクがその時まで弾いていたギターは中学1年の時親父が突然「ギター買ってやろうか?」と言ったので買ってもらった、当時ギターショップで一番安かったヤマハのアコギだった。お値段確か1万2千円。

結婚してからもずっとそれを弾いていたので嫁も音は知ってる。ちなみに嫁は昔パンクバンドとかやっていたので耳はいい。

その嫁が珍しく褒めた。ボクのことじゃなく、ギターだったけど。

「分かるの?」と言うと「そら分かるわよ」とちょっとムッとしてる。

いや、だって、あんたボーカルでしょ?ギター弾かないじゃん?と思ったけどもちろん黙ってた。

散々迷って結局30分ぐらい弾いて出した結論は「これください」

当時の値段で35万。

たっけー。20年以上1万2千円のギターを弾いてきた人間がいきなり35万のギター・・・。

かなり抵抗はあったけど、あれから10年以上経過した今の感想はもちろん「最高」

あの時も今もやっぱりいい音が鳴る。

プロが「ステージで使うならD28。でもスタジオでは使わない」とよく言うほど、ちょっと鳴りすぎるきらいがあるけど、アコギやってる人からすると憧れのマーティンの1本目としては最高だと思う。

ちなみにマーティンの名ギターと言えば000(トリプルオー)。

ギターショップで置いてあるのを見かける度弾かせてもらっていたけど、ぶっちゃけ100万以上する000(ビンテージなので今世の中にあるものしか売買されないからプレミアム価格も乗ってる)より、D28の方が好きだ。

サイレントギターを買うのを迷ったのはD28を持ってるからなんだよね。

でもやっぱり夜も弾きたいんだよねーということで5年ほど迷った末サイレントギターを買ったのです。

長くなったので記事を分けようかと思う。今日はこのへんでアディオス。

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