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実戦で圧倒的役に立つ『複数枚カル』

マジックの基礎技法の中で『カル』というものがあります。デックの中にある特定のカードを密かに抜き取り自由な場所に移動させるというJ.N.ホフジンザーが1910年に発表した技法です。(※ここではスプレッドカルのことを指す)

発表された当時は単数枚のカルでしたが、1982年にはスライハンドの名手エドワードマーロによって複数枚でのカルが考案されました。単数枚のカルから複数枚のカルに昇格したことは大きな進化です。というのも、これによりデックをカジュアルにスプレッドする流れで特定の複数枚を一瞬でトップやボトムにもっていくことが可能になったからです。

実演の途中で観客に『混ぜさせて』と言われた場合もこれを習得していれば困ることはありません。デック内に散ったカードもすぐにかき集めることができます。さらに本来ルーティンの初めに行う4枚のエースオープナーなども複数枚カルを使えば手順に途中に組み込むことができ、非常に使い勝手が良いものとなってます。

ここまで読むととても便利で非の打ちどころがないように思える技法ですが、唯一の難点があります。それは習得が容易でないということです。複数枚カルは万能である一方、詳しく教えている人がほとんどおらず、それ故に学ぶこと自体のハードルが高くなっています。

そこで今回の動画ではカルの基礎を振り返るとともに、複数枚カルを攻略するための詳しい技術的解説を行っていきます。身につけて絶対損はない技法です。武器として役立ててください。

この動画は過去コミュニティに投稿した「複数枚カル」のアップデート動画となってます。新たに撮り直し、深く説明した動画となります。

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