百工比照と前田綱紀

加賀百万石

豪華絢爛。
日本中の匠の技を集めたかのような、
工芸の街、金沢。

なぜ加賀が工芸で有名かご存知でしょうか?

「百工比照(ひゃくこうひしょう)」

この資料が現代の工芸に大きな影響を与えています。

百工比照とは、加賀藩五代藩主前田綱紀が収集・整理・分類した工芸全般にわたる資料の集大成で、前田綱紀自らが名付けたものです。
「百工」とは諸種の工芸、あるいは工匠の意味であり、
「比照」とは比較対照するという意味です。

今の伝統工芸の分類の基礎にもなっていると言われています。

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