作業配信のハードルをさげるために00:00 Studioを使って習慣化する

00:00 Studioについて

00:00 Studioという配信をするためのサービスを運営しています。2020年12月にリリースをしてから、徐々に使ってくれている方も増えてきているかなーというところです。

もともとは弊社はアルという漫画サービスを運営する会社だったので、サービスを開始したときは漫画家の方を中心に使っていただいていました。いまでも漫画家の方に多く使っていただいていますし、サービスが始まる以前のテスト段階からずっと使っていただいている方もいらっしゃいます。本当に嬉しいです。

しかしながら、私自身が使うとなるとどういう用途があるんだろう?と考えていました。サービスに関わる立場にある以上、自分自身もユーザーであり続けたい。でも漫画を描いたりはしないし、日常的に音楽制作を行っているわけでもありません。自分だとどんな配信ができるだろう?と考えていました。

プロセスはとても地味で幅のあるもの

プロセスエコノミーという、製作・実行する際の過程自体をビジネスにできるといいよね的な考え方があります。どうしてもこの言葉をそのまま捉えてしまうと、プロセスというものは制作の過程そのものでないといけないのでは?というような感覚になっていました。

しかしながら「練習をする」ことであったり「アイデアを出す」ことであったり、クリエイティブを制作する過程というのはわかりやすい作業だけではありません。特にプログラマーの方はわかると思いますが、調子よくコード書いている時間なんて仕事のうちのごく一部ですよね。まさにそんな感じです。

わかりやすい制作プロセスにおいてはごく一部です。そこに至るまでの膨大な積み重ねがあってやっちわかりやすいプロセスに至るわけです。

なくなるプロセスがあってもいい

何かを制作しようとして、面倒になったり諦めたり駄作だと感じたり情熱を忘れたりしてそのままになることってものづくりに携わった人は誰しもがある感情だと思います。それはそれで当然のことだと思うし、今日素晴らしいアイデアだと思ったものは明日には陳腐化することなんて日々あることです。

それでも、そのプロセスを公開することで何かしらの価値は生まれるかもしれないし、それをきっかけに新しい作品につながるかもしれない。そんなことを自分自身でサービスを使っていて感じました。

クリエイティブのハードルを下げる

誰もがクリエイターとして何かしらのプロセスを配信できるような時代になるとすごくいいなって思っています。いつも燃えてるどっかしらの炎上案件をウォッチするよりも、自分のクリエイティブを磨いたり他の人の作品を発見するような動機でSNSを活用できるような時代のほうが健全です。

そんな時代を作るためにも00:00 Studioがクリエイティブという活動自体を加速させることができるといいですね。

サポートしてくれるとがんばれます😊