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新しい資本主義実現会議のメンバーは女性が47%

岸田首相による「新しい資本主義実現会議」、会合がぼちぼち始まっていますが、現時点で1点、肯定的に捉えられるとすれば、表題の通り、有識者構成員の女性比率が50%に近いことです。

金融庁「スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議」なんて、オブザーバーを含むメンバーの女性比率が2割以下でした。この会議を経てCGコード改訂がされ、中核人材の多様性について加筆がされましたが、審議していた人たちの8割以上が男性だったという…。どの口が「ダイバーシティ」と言うのか、という笑えない状態でした。

そういう意味で、「新しい資本主義実現会議」でどのような議論がなされるのか、注視して参りたいと思います。
(ここまで頑張ったのなら女性比率を過半数にしていただきたかったところではございますが…)

弁護士 野村彩(のむらあや

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