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辞めようと思った時がありました

それは歴3年くらいの時です。
思った通りに施術ができないはがゆさと、数字の伸びに悩んでいた時でした。

施術は楽しかったし、お客様もとてもいい方ばかりで、練習も苦ではなく日々反省と思って日記をつけたりしていました。

他店にヘルプに行ったりして何か自店にプラスになる取り組みがあればと積極的に指名数が多い人の所へ通っていました。

そこで得た情報を自店に落とし込み、さらなる高みを目指し、店ごとレベル上がればと仲間と朝まで語ることもありました。

ミーティングでは積極的に「これを取り入れたい」「こういう導線を作るとスムーズにお客様をご案内できるのではないか」と発言し、毎回発言の時間を作って頂いたり、練習の時間を作ってもらったりしていました。

ただここで大きなギャップが生まれます。

私が目指すレベルを仲間は求めてなかった。

気づくのはだいぶ遅かったと思います。
ただ「なんでこんなにいい提案をやってくれないんだろう」と「こんなに頑張っているのにな」と思っていました。

エゴだったのか?今思えばみんなのために動いていた’’つもり''になっていたのでしょう。

そして今更思えばやり方もめちゃくちゃで、ちゃんとみんなのこと考えられてなかったかもしれません。
闇雲に突き進むあおきを見て遠くから「頑張っているなぁ」と笑っていたと思います。

勤務時間は100%動いてくれよ!!と押し付けていたのかもしれません。
当時の私は相手のキャパなんて考える余裕もなかったです。

マネージャーにも散々相談しましたが、話を聞いてくれるだけで特に動いてくれるわけではなかったため、何も解決しないまま月日は経っていきました。

思えば私が特殊だったのも後から知りました。

いわゆる「一般的には」定時ジャストで帰りたい。と思う人が多い。
私は逆で、できる可能性があるならぎりぎりまでやれることをしたいと思っていました。

早く締め作業をしてほしい理由が理解できませんでした。
20:00に閉店予定の施設に対して、エスカレーターが20:30まで動いているから、そこまでに終われば問題ないと促してくれているのにも関わらず、20:00を1分でも過ぎることを許してくれない仲間がいました。
閉店時間に終了予定のお客様には説明し、最後のお客様のみいつもは後払いなのに先会計をご協力いただくことにしていました。
そのおかげで20:00にはほぼ終わるようになっていました。

自分都合なのがどうしても理解できなくてもやもやしていました。

ある日新人の子が入ってきたときに限界がきました。


その子は何の前触れもなく「怒り」の感情を表に出す子で戸惑うことが多かったです。
「なんで怒っているのか」は誰もわからず、「あの子どうした?」という空気がよく流れていました。

どうしてもそのセラピストの勤務態度が気になって私のパフォーマンス力も落ちていったと思います。

最大限やってみたいことができない環境
急に来る「怒り」の感情の対応
仲間との目標のギャップ

気づいたら横浜の路地裏で泣きながらマネージャーに電話していました。

「辞める」か「他店に移動したいです」

今のままだと自分がつぶれます。
仕事頑張りたいのに抑制されるのは耐え難いです。
と訴え、ちょうど電話から二週間後に他店に移動に決まりました。

急なことでお客様はびっくりさせてしまい本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
ただあおきの100%のパフォーマンスはこれ以上発揮できないという結論でした。

最後の最後に’自分都合’でお店を離れることを決断したことに「みんなと同じ」だったことに自分にがっかりでした。

もっと頑張りたい。仲間とは切磋琢磨に働きたい。

少しくらい厳しくていいから、ちゃんと仲間と同じ目標で上を目指したい。
勤務時間伸びていいから勉強したい。
高めあえる仲間と働きたい。

そして私は中山に来たのです。

そして素敵な仲間に出会えました。

最後に

セラピストの仕事は本当に素晴らしくて楽しくて、辞めないでよかったです!
決断が苦しいこともありますが、前向きに一歩進んだらあとは走るだけです!
いろんな苦悩はありましたが、1年目からこの仕事の好き度は変わっていません!

最後まで読んでいただきありがとうございます!


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