[読書メモ]『後悔しない超選択術』
pp4-5
『死ぬ瞬間の5つの後悔』[...] ①他人の期待に従って生き過ぎた ②働き過ぎた ③素直な感情を表現しなかった ④友人に連絡をあまり取らなかった ⑤自分をもっと幸せにすればよかった
p12
かつては「選択しの増加=豊かさ」こそ、個人の幸せにつながると考えられてきました。ところが行動経済学の研究によって、選択肢が増え過ぎると人は不幸になるという「選択のパラドックス」が明らかになったのです。
p14
正しい選択ではなく、後悔しない選択を目指す
p44
「今、目の前の相手を殴ることで5年後のあなたは幸せになっていると思いますか?」と問いかけることができれば、まず間違いなく、振り上げた拳を下ろすでしょう。
p70
「自分でしっかりと考えて決めた!」と思えれば、後悔する回数は激減します。
p94
「重要な選択をしなければならないときは、この選択をしたら 10 分後に自分はどう変わるのか。この決断をしたら 10 ヶ月後に後悔しないかどうか。この道に進んだら 10 年後に自分は幸せになっているかを考えなさい」というものです。/私たちは、人生を左右するような重要な選択をするときも、衝動や欲求、目先の利益などに影響を受けてしまいます。だからこそ、短期、中期、長期の3つの未来の視点から選択肢を見極めましょう。
p101
コストベネフィットとは、行動に費やす時間をお金に換算し、その選択が選ぶに足る価値があるかを比べる方法です。
p148
「アイビー・リー・メソッド」[...]「1つの作業が終わるまで、断固として次のことをやらない」
p177
サンクコストは埋没費用とも呼ばれる会計用語で、すでに支払ってしまい、もう戻ってこない費用や労力、時間のこと。
p179
過去に支払ったコストが、現時点での選択に影響を与えるのはおかしなこと。そうわかっていても、当事者になると過去の影響を強く受けてしまうのです。
p180
サンクコストバイアスの原因となっているのは過去へのこだわりであり、それを手放すためには、過去ではなく今の自分に目を向ければいいことがわかりました。
p185
正常性バイアスとは、自分にとって都合の悪い情報を無視してしまうバイアスです。
p192
二択は自動的に視野を狭めてしまい、正常性バイアスや確証バイアスを働きやすくしてしまいます。
p192
選択肢の幅を広げて考える必要があります。
p197
「メモリーバイアス」[...]歪められた過去の記憶にとらわれることで、後悔する選択をしてしまうというものです。
p207
ウォーレン・バフェット[...]「自分の力で考えなかったら投資は成功しない」/「みんなが選んでいるから自分も選ぼう」という発想では、成功できないというメッセージです。
p228
選択肢が多過ぎるからといっていつもの選択肢で妥協してしまうと、それは後悔する選択になる可能性があります。
p238
多くの人はランチタイムに昼ごはんを食べエネルギーを補充する代わりに、午後の時間帯の判断力を低下させているのです。
p240
食事のあとに眠くなるのは血糖値が上がったからではなく、それを抑えようとしてインシュリンが大量に出ているから。
p243
コアバリュー(自分にとって大切なこと)
p247
お金の心配がある人ほど、貧困から抜け出すための判断ができなくなっていくのです。
p251
大事なのは、一気に質を上げたり量を増やすことよりも、「続ける」こと。