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ポジティヴヘルス|”健康な状態”とは 自ら決めるもの

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「 ポジティヴヘルス 」オランダ・ヒューバー医師によって提唱された健康の概念。数値で判断し悪いところに薬を処方する従来の方法ではなく、内面に働きかけ、健康という枠に収まらず「何を… もっと読む
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2019年6月の記事一覧

Day5:人を含めた地域全体が持続的に健康な状態であることを目指す実践こそ、持続的かつ確実な変化を促せる。#PositiveNIPPONプロジェクト

▶︎ホームセンターをリノベーションした、複合型ヘルスセンター滞在先からバスに乗り込み、北へ。スペクトラム健康センターへ。 2014年、地域の家庭医たちが共同で、ポジティヴヘルスの考えを元にした、センターをつくりました。センターは元々、日本でもよくあるような、ホームセンターを見事にリノベーションし、薬局から妊産婦の検診まで。まるで日本の地方にある中核病院の規模だと、PositiveNIPPONメンバも驚くほど。 家庭医のカロラ医師から、センターの建設の背景から、チームビルデ

Day4: 「朝起きて、一番最初に頭に浮かぶ”やりたいこと”」から始まる対話で、患者の生きる力を引き出す医師の実践 #PositiveNIPPONプロジェクト

▶︎ 家庭医の実践ミスター・ポジティヴヘルスの異名を持つ、ハンス医師の元を訪ねました。オランダにおける医療制度で、医療のオープンゲートナーである家庭医であるハンス医師。ポジティヴヘルスを土台とした、対話を元にして、どのように患者と話をしているのか、その様子や、蓄積されたデータを紹介してくれました。 ハンス医師からは、以下の話が中心になります。 【ポジティヴヘルスを土台にしたレベル別手法:ナノレベル】 ・同じ職業同士が、学びあえる本を作成、広く周知する 【ポジティヴヘル

Day3:自ら・そして人の強みに目を向ける習慣をつくっていく。 #PositiveNIPPONプロジェクト

今回の研修「#PositiveNIPPONプロジェクト」も、Day3に入りました。 このDay 3を経て、マフトルド氏が提唱するポジティヴヘルスの3日間にわかる研修も修了し、新たなスタートになります。 ▶︎(対話形式)実践の振り返り Day 2 から、33日間のインターバルを経て、Day 3でも、最も重視されたのは、Day 1 から続いている 実践 についての、自らの行動と、それを客観視した言葉を生み出すこと 。 Day 3でマフトルド氏が最も意識していたのは、 その