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所定労働時間週40時間1日8時間を週30時間1日6時間にしてはダメなのだろうか

先日のnoteに書いた話の続きです。

週30時間1日6時間制度を自分の会社に導入しようと役員会に提案してみようと考えています。
まだ正社員を雇えるフェーズではないので、実質この制度は実態を伴うものではないが、リーダーたるもの、ボクたち役員からそういう働き方にシフトしていくべきなのではないか、と考えている。

以下、その思いを投げかけたSlackより。

当社の所定労働時間を世の中の通常8時間のところ、6時間にしようかと思います(週40時間→週30時間)。

狙いとしては働き方改革や副業推進、AIによる自動化など時代背景が変わっていく中で、相変わらず8時間労働マストという労働集約型の働き方を根本的に変えていかなければならないというところからです。

残業時間短縮に成功している会社も効率化を図ってから時短したのではなく、まず強制的に残業させないようにして、自発的にその時間内で社員全員が創意工夫するようになった、というエピソードもあるように、労働時間の枠組みを小さくしてしまうところから始めていきたいと考えています。
(残業時間無制限だと、その分仕事が永遠に膨張するというなんとかの法則みたいな)

一番大きいのは健康を第一にしようと思った時に、働き過ぎはよくないなという当たり前のことと、もう一つは(個人的には)人間が生産的に仕事こなせるのは6時間が上限ではないか、という点です。誰でもいまは大丈夫でも年齢を重ねるごとにきつくなってくるはずなので、その前提で制度設計というか働き方の設計をしておきたいな、と思いました。

重要なのは最後の方ですね、僕自身がもうそんなに働きたくないと(苦笑)。

というのはさておき、時間働けばいいという時代では無くなってきたのだと思います。一定時間働けばお金がもらえる、のではない時代がやってきたのだと思います。所定労働時間を思いっきり短くしてしまえば、そもそも働き方に変革を起こさざるを得ない環境に半ば強制的におかれるわけです。

世の中の変化に合わせられずに働き方が古いままだと、どこかで歪みが起きます。その変化に合わせて、そもそもの時間の縛りを思い切って短くしてしまうところから着手しても良いのではないでしょうか。

この言葉を思い出して欲しい。

最も強い者が生き残るのではなく、 最も賢い者が生き延びるのでもない。 唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。

つまり変化しないままの所定労働時間の考え方を今こそ変えていくタイミングではないでしょうか。

前の記事では副業のコンテキストで所定労働時間が短い会社があったほうが副業しやすい、という主張ですが、今回は労働集約的な働き方から抜け出すという視点から思い切って短くしてからスタートする、という考え方です。

どちらの視点でも時代の変化に寄り添っていると考えます。
そうした働き方に変わっていく必要性があると日々強く感じています。


読んでくださり、ありがとうございます。