心のリハビリ

ニートだからといってストレスがなくなるわけではない。最近も突然不安で押しつぶされそうな時があった。

自分の性格は、過去を嘆き、未来に不安になってしまい、今を楽しめない。散歩をしているときでも、道を選択する際、除雪車がいたらどうしようなどあれこれ考えてしまい、選択した後は「あっちの道にすればよかった」と後悔する。違う道を選択しても同じように嘆いていたに違いない。結局楽な同じ道になってしまう。

日常は選択の繰り返しだ。恐らく誰かに依存して受動的な人はこの選択が苦手なんだと思う。その背景には間違いなく不安があるだろう。

心理学によれば、赤ちゃんの時の発達課題などその時々に発達の課題がある。以前、知り合いとアダルトチルドレンの話になったときに「自分は中二くらいだと思っている」と言ったが、実際はもっと幼いのかもしれない。幼児期の発達課題が自発性である。

受動的に生きてきた私は自発性をクリアする前におっさんになってしまったのである。見た目はおっさんだが、心の年齢は幼児ということだ。大人よりも子どもと遊んだ方が楽なことも頷けた。

心の年齢が幼いのにおっさんの仕事をしないといけないことはかなり辛いことだと思う。もしかすると生きづらいことの根底なのかもしれない。

今自分にできることは過去に置き忘れた自発性を身につけること。自分が選択した道を嘆くことをやめ、選択した道を楽しむことをしていきたい。背伸びをしないで生きていこう。

と、今日の早朝散歩をしていたときに感じたことを書き連ねた。自分で決めた道ではスズメが「元気出して」と言っていた気がした…。

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