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【コラボレーターの仕事術】花とウェディングで人を喜ばせたい  La nature 代表/Always Flowers by la nature 代表 フラワーデザイナー KURUMI

人生の節目となる結婚式を彩る花には、見た目の華やかさだけでなく、さまざまな意味や想いが詰まっています。今回、インタビューをした     KURUMIさんは、「人が喜ぶ仕事をしたい」と、ウェディングプランナーや花の経験を活かして独立。2019年にウェディングサービス La nature(ラ ナチュール)をスタート。翌年にはオンラインのフラワーギフトショップ “Always Flowers by la nature”(オールウェイズフラワーズ バイラナチュール)を始動。コロナ禍でも精力的に活動するKURUMIさんに、今に至るまでの経緯や、仕事に対する想いを伺いしました。

「人を喜ばせたい」という気持ちが原動力

ーー花を仕事にすることに至った経緯を教えてください。
KURUMIさん(以下KURUMI)     :
高卒で社会人になって、最初に勤めたのがJAバンクでした。楽しさはありましたが、「お客様の喜びを直接的に感じられる仕事がしたい」と次第に考えるようになりました。

そこで目をつけたのが、 ウェディングプランナーの資格が取れる通信教育。幸い通信教育のなかで1番成績がよかったそうで、その通信教育を運営している会社でウエディングプランナーの資格を取ってから、結婚式場に採用が決まりました。これがブライダル業界の第一歩ですね。

その後転職を通じて5年ほどさまざまな会社で経験を積んで 、日比谷花壇という大手の花屋にウェディングプランナーとして採用されました。ただ紆余曲折があり、所属部署がわずか1年で解散することに。思いもよらない事態でしたが、私にとっては転機となりました。ブライダルの仕事はベテランになると、現場よりもマネジメントの仕事がメインとなります。 今後の進路を考えていたタイミングだったこともあり、そのままの流れで花の仕事に就いたという経緯ですね。

本社配属でしたが、まずは基礎を知るために1年ほど現場で経験を積みました。ひと通り花の知識や技術が身についてからは、本社に戻って商品企画や法人営業など、さまざまな仕事に携わりました。

沖縄ひとり旅が独立のきっかけに   

KURUMI:     在籍5年間でたくさんの場数を踏んで仕事のやり方を学べたので、「次は独立したい」とイメージは膨らんでいましたね。ちょうどその頃に社内改革があって、上司や部署がガラッと一変しました。具体的にどんなことで独立するかは深く考えていなかったのですが、周囲の変化を受けて自分の考えをひとまず整理するため、ひとり旅で沖縄に行きました。

「せっかくなら新しい経験がしたい」と、シュノーケリングに挑戦。海の中にこんなにもステキな世界があったんだと、嬉しい発見でした。新しい世界を知らないままにするのはもったいないと、この旅行で決意を固めて独立の道を選びました。

私が世の中に貢献できるとしたら、やはり花とブライダル。お客様にもっと楽しんでもらえるサービスを提供しようと考え、オーダーメイドのウェディング プランナー として、独り立ちしました。とことん楽しんでいただき、お客様が最高の笑顔になる瞬間が1番のモチベーションですね。

読書をすることで考え方のヒントを得る

ーーこれまでにどんな人やものに影響を受けましたか?     
KURUMI:    周りにロールモデルとなるような人がいなかったこともあり、プレジデントの特集記事などを読み込んでいました。成功している人のストーリーに触れると興奮してきて、「自分だったらこうしよう」とイメージしながら原動力に変えていましたね。

あと落ち込みそうな時には、経営者の本を読むようにしています。ちなみに今リアルタイムで読んでいるのはディズニーワールドのCEOが書かれた本。事業規模はだいぶ違いますが共通することはたくさんあるので、考え方のヒントを得たり、自分を鼓舞するのに役立っています。

ディズニーランドは学びの宝庫なので、実際に行くこともあります。「どうやったらこんなに人を喜ばせられるんだろう」という視点でまわるのが好きですね。細かなサービスやキャストの振る舞いなどから事業のヒントにしています。

日々の仕事に追われると行き詰まってしまうので 、外に出ることで頭を切り替えてリフレッシュ 。それでも気分転換できないときは、好きな映画を観たり、キレイなものばかりが載っているサイトを見たりしますね。「まずは自分が楽しむ」ことが、良い商品やサービスにつながると思います。

ーー会社員から自営業に変わり、どのように働き方が変わりましたか?
KURUMI
    ひと言で表現すると、より自由と責任を負うようになりました。自分が働かないとお金が入ってこないことや、サービスや商品に問題があったらすべての責任は自分なので。今まで誰かが代わりにやってくれていたことを考えることが責任だし、さまざまな課題に自分で対応していく必要があります。

『花の ワンダーランド』を作りたい

ーー今後のビジョンや、こんな分野とコラボレーションしたらおもしろいと思うことがあれば教えてください。
KURUMI
    『花のワンダーランド』をつくることが私のビジョンです。イマジネーションがあふれる場所で、クリエイティブスペースとして、<フラワー×カフェ>、<フラワー×ファッション>、<フラワー×スタジオ>などを頭に描いています。さまざまなことを交合わせながら、順応性をもってお客様を満足させられるような世界観を作りたいですね。

▼ワクセルコラボレーター
La nature 代表 / Always Flowers by la nature 代表 / フラワーデザイナーKURUMIさん

<プロフィール>
幼少期~学生時代
北海道中標津町で生まれ、自然と遊び、のびのびと育つ。

2006年~2009年
約4年金融機関でコツコツ働きながら、人の幸せを手伝う仕事がしたいと通信教育でウェディングプランナーの勉強に励む。
それと同時にカラーコーディネーター資格や、着付師範資格取得、フラワーアレンジメント講習などに通いさまざまな知識と技術を身に付ける。

2010年~2014年
1年間の通信教育を歴代TOPの成績で修了し、「ウェディングスビューティフルジャパン認定ウェディングスペシャリスト」取得。通信教育の運営会社に転職、上京。
田舎と都会のギャップに苦しみながら、少しずつ本物のプランナーとして力を付ける。
ステップアップのためレストランやゲストハウスを経験。婚礼責任者も経験し、年間100組以上の運営に携わる。

2015年~2018年
日本最大手の花屋 日比谷花壇のウェディングプランナーとして都内レストランでプロデュースを行いながら、本格的に花を学び始める。フラワーコーディネートや制作、花の知識などを身に付ける。またヘッドオフィスで全国商品の企画などに携わる。
人に愛されるフラワーデザインを体感し、花のデザインや空間コーディネートも行うウェディングプランナーとして出発。

2019年
ウェディングサービス La nature(ラ ナチュール)をスタート。ウェディングプランナー、フラワーデザイナー、フォトウェディングプランナー等 多彩な肩書きを持ちフリーランスとして活動。

2020年~
コロナ禍に直面し、新たなニーズに応えるためにオンラインのフラワーギフトショップ “Always Flowers by la nature”(オールウェイズフラワーズ バイラナチュール)を立ち上げる。
『ここにしかないフラワーギフト』をコンセプトに、トレンドを取り入れながら女性がココロおどる”フラワーバッグ”を提案し続けている。

nature-wedding 公式HP

always-flowers 公式HP

<代表作・主な実績>
Flower BAG 等

■SOCiAL BUSiNESS COMMUNiTY『ワクセル』
ワクセルは、コラボレートを通じて、人に夢を与え続けていくソーシャルビジネスコミュニティです。健全に学び、チャレンジし、成長し、達成し続ける人が次々と集まるコミュニティを作り続けます。 さまざまな分野で活躍する著名人や経営者、クリエイターの方々とコラボレートすることにより、下記の取り組みやコンテンツ制作を行っていきます。
・YouTube等での番組配信
・オンライン講演会
・出版プロデュース
・プロジェクト創出
・対談、インタビュー記事制作

ワクセル公式HP(主催:嶋村吉洋)

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