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【コラボレーターの仕事術】誰にでも可能性があることを伝えたい 現役プロボクサー 星野 真生

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「あの人ができるなら、自分にも絶対できる!」と前を向く勇気を与えたいというビジョンを持ち、30歳でプロボクサーとして再デビューした星野さん。今回のインタビューでは、ライター業での独立を経て、再びリング復帰に至った経緯や、今後のビジョンについて伺いました。

■30歳でプロボクサーに復帰

ーーこれまでの経歴や、今の仕事に至った経緯について教えてください。

星野さん(以下、星野):現在31歳で、現役2回目のプロボクサーです。1回目は17歳でプロになり、大学を卒業した冬に結果が出ずに諦めて引退しました。30歳で現役復帰するまでは燃えるものがなく、会社に勤める選択肢もなかったので、ただ飲み歩く生活をしていました。
漠然と、「人間関係・時間に縛られたくないので独立したい」と思っていたので、パソコンがあればできるWebマーケティングを学びました。独立に向けて、ライターの仕事やアフィリエイトなどに取り組みました。

28歳で案件をもらえるようになってからバイトを辞めて独立し、ライター1本でやってきました。就職をしないので両親には心配されましたね。30歳になり、人間関係も時間も自由で成功したと思ったのですが、周りに仲間がいないことに気づきました。収入も正社員に毛が生えたくらい。結局、会社から仕事をもらっているので雇われているのと一緒だと気づき、これで良いのかなと考え始めました。

毎日燃えるものがなく、世界チャンピオンになりたかったときのような情熱もありません。ある日、お世話になっている人と将来の話をしたことがきっかけで「もう一度ボクシングがやりたい」と思い、現役復帰することを決意しました。

30歳で復帰するなんてアホかと言われたけど、眠れないくらい興奮している自分がいることに気づきました。
自主トレを始め、数ヶ月にジムに入って、半年後にプロテストに合格。当時はそのワクワクの原因は分かりませんでしたが、時間がたってその原因がわかり、クラウドファンディングに挑戦しました。

その原因は、
「子供たちに背中で語る大人になりたい」
と、自分自身が小さい頃に描いた夢を思い出したことです。

プロ野球選手を目指していた小さな頃、体が小さくて自信を失いかけていた僕に、テレビの向こうにいた体の小さなプロ野球選手に、
「お前もできるよ!」
と、いつもその背中で勇気をもらっていました。
その時僕は、

「僕もプロ野球選手になって、体が小さくて悩んでる僕みたいな子に、『僕ができたらから君もできるよ!』と言える大人になりたい」

と思っていたんです。

大人になってからは、そんな夢など忘れきっていましたが、ボクシングの復帰をキッカケに、その夢を思い出し、ボクサーとして子供たちに勇気を与えたいと思うようになりました。

それが、僕の今の活動に繋がっています。

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■自分に正直になること

星野:無事クラウドファンディングも達成し、約150人の子供たちを無料招待することを決定できました。
ただ、僕は今、所属ジムがありません。ボクシングは所属ジムがないと試合ができないのですが、僕はもう「試合をやります」と宣言し、お金も人も集めていまして・・・。

それでも、僕は諦めることはありません。
自分で会場を借り、自主イベントを開いて、試合をします。
実際、こんなことをやった前例はないので、まだまだ不安もありますが、必ずやり遂げます。
諦めなければ夢は叶うことを子供たちに見せて、引退したいですね。
今はその自主イベントの開催のために、日々動いています。

ーー自分をワクワクさせる秘訣は何でしょうか。

星野:自分に嘘をつかないことです。元々ライターで独立をしましたが、人からカッコいいと思われそうだと思って選んだんですよね。自分に正直じゃなかったのでずっともやもやしていたし、自分にも周りにも嘘をついていました。今は実績も影響力もないけれど、本気さを伝えていたら仲間が増えました。結果ではなく正直に発信することが大事だと思います。

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■あなたにもできるって伝えたい

ーーこれからのビジョンや、今後コラボレートしてみたいことがあれば教えてください。

星野:子供たちや、自分に劣等感を持っている人に対して「諦める必要はない」ということを伝えていきたいです。僕は喋ることが苦手で、伝えたい想いはあっても誤解されることが多く悔しい想いをたくさんしてきました。だからこそ自分に価値がないと思っている人に向けて、「僕もできるからあなたもできる」ということを伝えたいです。僕の父親は、背中でずっと生き様を見せてくれる人でした。僕はそれをカッコいい大人像として持っているので、自分みたいに話すことが苦手で不器用な人を救いたいですね。

あとは、ボクシングを食える仕事にしたいです。ボクサーこそ背中で語る仕事で、一人ひとりに想いがあっても食えない状況があります。僕がお客さんを呼べている成功事例を活かして具現化したいです。

ボクシングは手段なので、次の試合を最後に引退しますが、理念や使命は変わりません。
子供たちに背中で伝え続ける手段を選び、活動を続けていきます。
ワクセルでは、大嶋啓介さんといつかコラボレートしたいという夢を持っていますね!
それも叶えられるように、これからも頑張っていきます!

▼ワクセルコラボレーター
現役プロボクサー
星野 真生さん
https://waccel.com/collaborator/hoshino-mao/

<プロフィール>
東京国際大学国際関係学部卒業。17歳から23歳までプロボクサー。28歳でSEOライターとして独立。30歳でプロボクサー再起。現在200人超のオンラインサロン主宰。

<代表作・主な実績>
プロボクサーキャリア7年、2021年11月3日 ラジオ出演 「岡田沙織のひとりじゃないよ」

キャンプファイヤー
https://camp-fire.jp/projects/view/504049

オンラインサロン
https://diet-village.com/

■SOCiAL BUSiNESS COMMUNiTY『ワクセル』
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