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2つ目の名前

今回は名前のお話です。
名前と言っても、ゲームの中、キャラクターの名前のこと。昔はゲームに自分の名前をつけたり、好きな異性の名前をつけたりして、個人で楽しむものでした。
皆さんはどうやって名前を決めましたか?
好きなバンドの名前、今までのゲームから踏襲した名前、他人から命名してもらった名前、本名に近しく、もじったり、そのままなんて人もいますね。
今回は自己紹介も兼ねて、この題でいこうと思います。

「侘助」「侘さん」「わびび」時々「侘パパ」…パパか。
初めて呼ばれた時の事を思い出したら、背筋がむず痒くなります。会社の人と一緒にいる時に、そっと「侘さん」って話しかけられたら、自分はどういうリアクションをするのか…

「侘助さん」名前の由来という質問は度々ありました。その時には、花の慶次という漫画に出てくる、少年のキャラクターから取りました。
そして、ちょうどパチンコしてた時の画面に出てきたから名前を付けたんよ、と、少し照れ隠しで説明してきました。

でも、本当は少し違うのです。

漫画を読んだ事がある人は知っているかと思いますが、その少年忍者は徳川家康公を助け、褒美の代わりに「友達になってくれ」と言うのです。
初めてのネットゲーム、右も左も分からず、前回話したロールっていうのも知らず、どうやって仲間を探すかわからない、そんな時にこのシーンが頭をよぎったのです。
「わたしは侘助です、友達になってください」それだけで構いませんと。
そんな気持ちで名前をつけました。
今となっては名前の効果か、良い人達に恵まれたのか、今では老若男女、様々な方から呼んでもらい嬉しい限りです。

「侘助」という漢字、ゲーム内のチャット欄が小さくて読めないのか、はたまたわざとか、最初の頃は色々間違われていました。
たくすけ、じょうすけ、読めないからもう助さんで良いや、と後から白状した人も。チャットでも「詫さん」と、漢字変換に出てこないらしく、諦めたかのか謝罪のような名前に…

ゲームをやる上で、相手に認識され、自分が認識できれば名前なんて何も不自由はなく、名前に思い入れがない人も居るかと思います。

今、ゲームを通じての友人がちらほら増えてきて、実際に会うことはもちろんのこと、仕事帰りに夕飯を、とか気軽に会える人ができました。
もちろん、リネレボが中心でのコミュニティなので、私の本名を知っている人はほとんどいません。
名前の知らない友達って普通は考えられないけど、ゲームの世界では、それが普通なんですね、不思議です。

もちろん、本名でプレイする人もいますし、そこにはギャップもなく、素直に入っていけると思うので、それもまた良いキャラクターネームだと思います。
どんな名前も、使い続け、呼ばれ続けたら、それはもうかけがえのない物になります。


わたしはゲームをやり続ける限り、この名前を使い続けると思いますし、もし、どこかでこの名前を見かけたら、その人は多分話好きで、友達をたくさん探していると思うので、気軽に声をかけてくださいね。

あんまり自己紹介にはなってなかったかも知れませんが、長くなってきたのでこの辺で。
良いゲームライフを。

侘助さん2/12

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