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2台目の中華ゲーム機Retroid Pocket Flipを購入する(2)

全体的に発送が遅れていたRetroid Pocket Flipが4/27に届きました。予定では4/10の発送だったと思いますが、10日遅れの4/20発送で7日で手元に届きました。

1.開封されていた

梱包はANBERNICのときほど厳重ではなく、外袋から作為的な穴が開いていました。精密機器のため検査が入っているかなと思いましたが、やはり箱のシールが綺麗に切られていました。また閉めた際にマニュアルが折れていました。こういうのを防ぐためにANBERNICは過剰なくらい包装をするのだなと思いました。

最初から綺麗に切られていたシール
閉めた際に折れたと思われる説明書

中身はシンプルで、上の説明書、本体、USBケーブルのみです。本体には損傷はありませんでしたので、使用を継続することにしました。

本体に傷などはありませんでした

2.セットアップの謎

早速立ち上げますと、ベースがAndroidなので整然とセットアップが進んでいきます。またデフォルトでAndroidで動く主要なエミュレーターを一通りインストールしてくれます。Wi-fi設定しておけばGoogle Playストアから各エミュレーターの自動アップデートもしてくれます。

本体に128GBのストレージを内蔵しているため、USBでパソコンと接続してゲームファイルを転送しようとしましたが、充電のみでファイル転送の設定をRetroid Pocket Flipから選択できませんでした。どうやらデータをUSB転送できないようです。USBケーブルを変えても同じでしたので本体の問題(仕様)と考えています。

そこでRetroid Pocket FlipにファイルマネージャーというアプリをGoogle PlayストアからインストールしてRetroid Pocket Flipを一時的にFTPサーバーにすることでパソコンからファイルを転送できるようにしました。Androidで動いてことによる柔軟さが活きています。

右下のネットワークを選択する

3.使い心地は良い。だが半端さも

ゲーム機として一番重要なボタンの押し心地は良好で、特にL2/R2ボタンはPS4のコントローラー (DUALSHOCK4) くらいの感じは再現できていると思います。特に感心したのは画面を折りたたんだ音が非常に良いです。これはNewニンテンドー3DSよりも高級感があります。画面のタッチパネルは少し過敏に反応する印象を受けましたがゲームを遊ぶときにはそんなに関係ないので、これくらいで十分と思いました。

RG35XXより強力なSOCを使っているため、AetherSX2というPS2エミュレーターでグランツーリスモ4を試しました。画面は問題ないものの、ゲームを遊ぶには少々つらい感じです。エミュレーターは問題ありませんがRetroid Pocket Flipの性能的に厳しいということです。
続いてDolphinというゲームキューブとWiiのエミュレーターでマリオカートWiiを試しましたが、こちらもグランツーリスモと同じような感じでした。

そう考えますと前回購入したANBERNICのRG35XXと比べてできるようになったのは自身が持っているゲームと環境を考えますと、セガサターン、PSP、Nintendo DSあたりになると予想しています。どれも試していないため確認は今後やっていきたいと思います。以前に引越し先が狭かったときにドリームキャスト一式を手放したのが今さらながら悔やまれます。

4.まとめ

普通のAndroid端末としてブラウジングやYouTubeの視聴もできますのでガジェットとして満足感は高いのですが、自身の持っているゲームを考えますとRG35XXで十分だったかなとも思いました。
ただしRG35XXと違ってアナログステックが2つ付いているので、その辺りを使うゲームには良いと思います。PS2やWiiは実用には厳しかったため、PSP、ドリームキャスト、N64あたりが対象となると思います。

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