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ゲームマーケット2023 春のゲムばこが届く
ゲームマーケット2023 春から2週間が経ちました。いよいよ最後の運試しであるアークライトの「ゲムばこ」が届くというアナウンスが金曜夜にメール通知があり、朝から「VIVID ENGINE」のカードスリーブを角丸加工しながら待機していました。
この2週間はボードゲームショップに寄り道してもアークライトのゲームは「ゲムばこ」の内容と被るとショックが大きいので見ないようにしていました。そして素晴らしいタイミングで2箱到着しました。私の箱よりも明らかに家族のものが重いのは気になりますが、自分の箱だけ開封しました。
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1.チーキーモンキー
まず目に入ったのは「チーキーモンキー」です。こちら巨匠ライナー・クニツィアさんのデザインしたボードゲームです。同氏のデザインしたゲームだけにトランプで置き換えることが容易なルールですが、コンポーネントを工夫することで入りやすさを演出しています。
こういう機会がなければ手に入れることはなかったという意味ではありがたい選択でした。
2.新・成敗
「ラブレター」で有名なカナイセイジさんのデザインの必殺仕事人をテーマにした協力型ゲームだそうです。どうやらプレイ人数が増えていくと難易度が激しく上がっていくようです。プレイヤー間のコミュニケーションを制限しているところも難易度を上げている要因なのだと思います。
協力型ゲームは個人的には好きなので、どこかで導入したいと思いました。
3.CLANK!イン・スペース
実は今回入っていた3タイトルで唯一知っていたのが、こちらのCLANK!シリーズでした。こちらは以前に紹介した「デューン 砂の惑星:インペリウム」をデザインしたポール・デネンさんのタイトルです。
上の記事でも書いておりますが、「デューン 砂の惑星:インペリウム」はゲームシステムの融合を引き算で実現している興味深い内容で、それからポール・デネンさんのデザインゲームは気になっていました。しかしCLANK!シリーズはファンタジー、SF、レガシーシステムなど魅力が発散しすぎて、どれから買えばよいかと迷っていたところでした。
こちらはすぐにでもボードゲーム会にデビューさせたいところですが、実際にはもう少しあとになりそうです。
3.家族のゲムばこは?
夢の国から戻った家族がお土産を披露してから間髪入れず開けてくれました。とにかく同じ箱の大きさでありながら、私の箱と重さが全く異なったので、大量の駒や冊子があるものと想像していました。
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中身は「CLANK!」以上に気になっていた、「グルームヘイヴン スタートセット 獅子のあぎと」でした。イーオンズエンドにハマってから、いつかは「グルームヘイヴン」と思っていました。しかし、そもそも33000円する上に定価では入手できない状況ですので、この廉価版スタートセットは常に気にはしていました。廉価版とはいえ10000円ですが。
4.総評
いつか買おうと思っていた「CLANK!イン・スペース」だけで「ゲムばこ」とほぼ同じお値段でした。これに加えて、有名ゲームデザイナーの2作品が入手できたと考えますとお得だったと思います。
また2つを開けてみた感想として、合計金額以上にゲムばこ個々にテーマがあるように感じました。私のものは有名ゲームデザイナー、家族のものは協力型ゲームといった感じです。
今回から1人1個の購入制限があったゲムばこは、個人的には期待を上回る内容でした。
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