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令・和装No.4半衿

半衿を取り付けながら、祖母のことを思い出しました。

なんでもできる祖母が、針に糸を通すのだけは、なかなかできなくて、
私が糸を通すのが、決まりのようになっていました。
子ども心に優越感で、
「おばあちゃんができない事、手伝えてる」って喜びがありました。
そんな事を思い出しながら、
絽の襦袢に半衿取り付けをしました。

6月、9月が単衣の時期
7月、8月が盛夏の着物とされています。
着物に合わせて半衿も絽、麻、絽縮緬、ビーズなどがあります。

少しでも、
相手の方に涼しく見せる為には?
という視点で盛夏の時季は着物を選ぶように心がけている私ですが、

半衿は6月からは
絽の塩瀬、麻、ビーズ半衿にします。ビーズは年中オッケーとなっていますので、ビーズ半衿もおススメです。

絽でも絽の縮緬は暑苦しい印象を持つので、私は、9月の単衣の時期のみ使用しています。

また、盛夏の時期に訪問着を着用した場合
重ねえりは重たく暑く感じられるのでつけずにスッキリ半衿のみで着用しています。
盛ればいいのではなく、引き算もオシャレには大切ですよね。
↓塩瀬絽の半衿

絽の襦袢にビーズ半衿

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