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和話の登山日記~雲取山~


来る槍ヶ岳登山のためにキャンプ泊の経験をつみたすぎて雲取山にキャンプ登山をしてきました。

まあ、いつものように天気は最悪でしたけれどもね。

普段と違うのは台風のような強風でした。
天気予報では曇りで多少の風とのことでしたが、まあ、すごいね!!!!!
鴨沢からの登山開始でしたが、しょっぱなに大雨、そこから天気は回復したものの、山頂付近では曇り風 風 風
天気が悪いときは中止するのが懸命です。

嫌な予感しかしないね!
雨は全然でしたが。

今回のルートです

七ッ石山を経由して雲取山を目指し、雲取山荘さんでテント泊、2日目に三峰神社から帰るルートでした。

ルート的には順調にいきました。

いちにちめは元々6時間半(休憩なしで)の予定だったので重いリュックを背負いながらのためにいつもなら1時間毎に休憩をとっているのですが、今回はこまめに40分刻みほどで5分とかとってたのでこの結果。
到着は17時前。登山的にはアウトですけど、天候をみながらの遅いスタートだったのでまあよし!
それを考えるとけっこうコースタイム通り。
15キロほどの荷物を背負い、体格に合わないリュックを背負うこのきつさ!!
後日カモシカスポーツさんに新しい女性用ザック買いにいきました。まだ使ってません。

けっこう太陽も顔を覗かせることも多く、標高低いうちはまあまずまず。
鴨沢からでしたが、そこで大雨だったのでめちゃくちゃ考えながらのぼってました。
1時間くらいで雨はやんで、そのあと頂上までそんなにふってなかったのでよかった。

とにかく重さになれてないのと、ストックを持っていってなかったので、手前にある水場までもが遠い。
Twitterで雲取山2時間くらいで登れますよと書いてあるのみて、なにをいってんだ???っと宇宙猫になりました。
水はこのあと七ッ石山の山荘さんでも汲めるので、なんとしてもここからもっていかないとというわけではないです。
それより上の方は奥多摩山荘さんでしたが、営業終わっちゃったみたいなので、その水が大丈夫かはわからないから、自己判断でお願いします。
とはいっても、雲取山の山荘さんでじゃぶじゃぶ水は使えるのできもちい!!

こういう立て札?がおいてあって読むのも楽しいですが、出発が遅かったので割愛してました。

七ッ石山の山荘さんで、めっちゃ曇ってたのですが、もう少しで到着しそうだと判断して進みました。
雨はかったので、とりあえず地道に七ツ山を目指しました。

ここまでくるとなだらかな稜線が迎えてくれて、マルバダケブキがとてもきれいでした。
しかし、奥を見るとくもくもしてるのがわかりますね。
めっちゃ強風でしたが、ザックが重いせいか飛ばされる心配も、滑落の危険性が少ない道だったのでそのまま登り。

絶景も見えないですが、台風らしく禍々しい。
これ、普段なら爽快なのでしょうね。
なんとなく察するしかありません。

最後のきつい坂を登り終えるとようやく雲取山の緊急避難小屋に到着。
とりあえずザックをそこで下ろして雲取山の山頂へといきました。

はいっ!まっしろ!!!

景観はとくになく、登り終えた安心感で一杯でした。
ちなみに、だれともすれ違わないと思いましたが、七ツ石山までで3人、稜線で1人、避難小屋で1人と会いました。
鴨沢あたりはかなりすれ違ったので、こんなときでも登るひとはおるんやね。
でもすごく気を付けて無理せずにいきました。
まだ、登りたいやまがあるので。

そんなわけで、その日はあまりの強風にテントが飛ばされる可能性を考え避難小屋で一泊。
他にも先客がいらっしゃってお互いに挨拶をし、ご飯を食べてそのまま寝ました。

正直、女性の一人登山はおすすめできません。
犯罪やレイプなど男性よりも狙われやすいのが原因です。
今回はたまたまその方が普通の感覚をもったかただったので、殺人も性犯罪もなくお互い、翌日にめっちゃ山小屋怖かったからいてくれてありがとうと言い合ったのですが、(避難小屋泊した人も)私が絶対に寝込みを襲わないということは100%ないとは言い切れないと思ったことだと思います。
それも含めて、女性の一人登山はめちゃくちゃ気を付けて楽しみたいものです。
今回は教訓となりました。





しかし、全然テント泊できないな。

正直、寝れました。
途中、トイレにどうしても行きたくて起きましたが、できればあそこのトイレは使いたくないなとおもいながらいきました。
21時過ぎでなんかよくわかんないけどめちゃくちゃ外怖かったです。写真はないですが、めちゃくちゃ怖かったです。
晴れてたら星空みえたのですかね。多少の雨ならともかく、こんなときにいかないぞと誓いました。
とまあ、寝れました。0時前には寝ました。5時間くらいか忘れましたがまとまって寝れました。あんなに怖がってたのに。


期待してなかった夜明け。だと思ったら外がなんか明るい。

え?もしや??
と思い出てみたら

こうみなおすと、大体同じショットなんですが、こう、雲の感じとか見ていただけるとよいのですが、すごくこう、こんなときにしか見れない色がでてました。
ファンタジーです。

雲は重く、快晴では全くなく、風も強く散々でしたが、このご来光が見れたので、前日、すごくすごくすごく頑張って必死に登ってよかったと、ここで泣いてました。

そのあと、朝ごはんはそこで食べずに(水がない)颯爽と荷物をまとめて下山開始!

避難小屋仲間の人とわかれて(そのひとは鴨沢にいく感じでした)一度雲取山山荘に。

コースはこんな感じ。

2日目は、朝ごはんにカレーうどん作ってたら風がすごすぎて全然沸騰しなくて1時間ほどロスしてました。

でも、このカレーうどんがわたしのパワーになってくれて、もりもり下山できました。

しっかし、強風過ぎて全然お湯が沸きませんでした。
なので、30分ほどの予定が1時間となりました。
トイレもきれいで水もきれいでよかったです。
相変わらずお腹すいてる時の写真がない。

やったね!倒木もあるよ!

見てわかる通り、凄く気持ちのいい下山でした。
風も吹いていたせいか、蒸し暑くなく、日陰ですずしかったです。

突然の鹿
しかも全然逃げませんでした。けっこう近くまできました。
じっと見つめあって別れました。
鹿くらいいるよな、山だもんな。

正直、三峰まではけっこうアップダウンあって、もういいよ!下山したいんよ!っていってました。

ここまで来たら目とはなの先

ここまでくると秩父なので某漫画の主人公兄妹とは関係無さそうですね。

これで登山はおわり。
三峰神社は疲れたから本殿にはいきませんでした。
人が多くてテント装備の己場違いにも程がある。
風呂にも入れてないし汗ぶりぶりかいてるので近寄りがたかったとおもいます。
でも、達成できたーーー!
また、秋ごろにふらっといってきます。

ももけずりのすももソース。
すももすっぱいももおいしい!!

下山して入った温泉はこちら

手軽にはいれますものね。
三峰神社あたりにも温泉はありますが、今回はコロナのために休業でした。

祭りの湯さんは駅前なので特急を待つ時間で手軽に入れます。
西武線は特急料金安いので帰りはさっくさく帰りました。

名物のわらじかつ。
けっこうおいしい。

シュークリームもたべた
登山してもたいして痩せないよね。


というわけで、はじめてのテント泊でした。
改善点は多くあり実りあるものでした。

次に雲取山に登るなら、このルートではなく三条温泉ルートでいきたいです!

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