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原付北海道一周6日目

 旭川市→遠別町 総移動距離177km

前日に雨回避と体調不良回復の為に入り込んだ快活クラブで久しぶりに熟睡し起床。

 ドリンクバーにあったアクエリアスをコップ8杯くらい飲み干したおかげか熱も明らかに引いており、若干の喉の違和感が残るだけとなっていた。

無料で提供されている食パンにマーガリンを塗り、ドリンクバーでココアを持ってきて病み上がりには最高の朝食を迎える。

 快活クラブでの支払いを終えると学割の値段より少し高い。レジに戻り問い合わせると学生登録は会員登録の際に必要とのこと。

 おーいそんなこと昨日の会員登録の時に言ってくれよ^^

 まあそんなこともありますよと。次この旅で快活を使うときは死ぬ気で最初に申告してやるからなあ!

 病み上がり早々7時出発と気合を入れていたが、外に出た瞬間から曇り予報の空が想像よりも暗い。

 原付で走り出して、5分ほどすると割とガッツリめの雨が降ってきた。雨雲レーダーを見ると向こう3時間は雨が降るとなっていたため、近くのドン・キホーテの屋根下で待機。

ドン・キホーテで必要物資を追加購入
カッパを着て移動に挑む

 旭川→留萌ルートで宗谷岬方面に向かおうとしていたが、旭川→音威子府村→遠別町に向かう方が降水確率が低いことがわかり、ルート変更。

 雨の中、速度を出しすぎないように気をつけながら、ゆっくりと進む。

 11時少し過ぎに士別町に到着したところで雨が止む。

 昼食どきのため、何か身体が暖まるものを探していたところ、ピッタリのものを発見したため、迷わずに入店する。

山岡家 士別店

 身体が冷えた後に食べる家系ラーメンほど美味しいものはない。また、体調不良の後だったため、なに以上の風邪薬と噂されている家系ラーメンはかなり身体に染みた。

 その後、名寄市あたりを通行している時に、こーへいのパンクした後輪を直せるバイク屋を発見し、入店。

 さすが職人20分ほどでタイヤ修理を終え、宗谷方面に向け出発。

 しばらく走ると、読み方の分からない変わった町を到着。

 「音威子府」と書いてある。本州で暮らしていたら到底日本の知名とは思えない。

 正解は「おといねっぷ」と読むらしい。道の駅とJRの駅があったため、立ち寄った。

 今まで見てきた中で最も読みにくかった知名度いっても過言ではないかもしれない。そのためより一層自分の記憶に残る地名となった。

 ここから最後の目的に遠別町のキャンプ場に向けて出発。

 遠別町に近づくと、目の前の景色に日本海が広がる。すぐにキャンプ場に到着することができた。

日本海が一望できる遠別海浜公園
夕焼けでパシャリ

 みんなで綺麗な夕暮れを鑑賞した後、遠別町で有名なえんべつ旭温泉へ向かう。

 えんべつ旭温泉への道のりは、街灯のない暗闇の山道であり、かつ最近熊も出没したという険しい道のりであった。

 常に周囲の気配に気を配りながらなんとか何事もなく到着。

 有名らしいが、入ってみたらまあ普通の温泉というくらい。まあ、この旅において身体を温めてくれるだけで大変にありがたい。

 帰りも温泉で温めた身体を冷ましながら動物の気配に神経を配り、なんとかテントを組み立てたキャンプ場へ。

 帰ると疲れ果て、すぐに就寝してしまった。

 明日は、男なら誰もが憧れる(?)宗谷岬を目指して走る。この旅の大きな目的地の1つを見ることができるのがかなり楽しみだ。

            6日目 おわり

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