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エジプトで空飛んできた話


今日は気球から朝日を見るため夜明け前の午前3時頃に宿を出発。寝坊しなくて良かったネ!
(ワクワクしてあまり寝れなかっただけw)

ライトアップされている王家の谷

まずは船でナイル川の西側へ向かう。
ライトアップされている王家の谷、良すぎる、、

でっか

人生初の気球。
想像してたよりもかなり大きい。

すげえ!!

気球に乗る事に関して1つ私には問題点があった。
高所恐怖症ではない。むしろ高いところは好き。

そう、私は火が大の苦手(原始人なのかな?)
手持ち花火ですら怖くて出来ない。

自分の真上に巨大なガスバーナーがあり轟音を立てながら燃えている。それが本当に怖過ぎて震えていたのを覚えてるww

それを紛らわすためにずっと外の景色を見ていた。

王家の谷

空から見る王家の谷。
本当に来てよかったと思う
地上から見るのとはまた違う、当時からこの景色は変わってないのか、と思うと本当にタイムスリップした気分になれる。

意外と緑が多い

ナイル川に沿って延々と畑が続く。ナイル川の恩恵を受けている事がよくわかる。古代エジプト文明が発展した理由の一つにナイル川だってある。

夢かと思った

太陽が登った瞬間一気に景色が色付いた
ここから見た光景は一生忘れられない。

街のすぐそばには砂漠

街のすぐ横には延々と広がる砂漠。
こちらの人には当たり前の風景なのかもしれないがやはり島国で育ったアジア人には見慣れない。

見慣れない景色を見ながら、あー今回もまた随分と遠くまで来たな〜。と思う瞬間がたまらなく好き。

無事に終了してルクソール市内へ戻って来た。
まだ宿のスタッフが寝ていて外に閉め出されるハプニングが起きたが私だって眠いので宿の前の道路で寝てやったり、私の旅はなんでもあり。

午後はカルナック神殿とルクソール神殿へ。
両方共市内にあるので徒歩でもアクセスできる。

大列柱室

その大きさに圧倒された。
本当に当時の人たちはどうやってこの神殿を建設したのだろうか、と言う疑問だけが増えていく。

オベリスク

トトメス一世のオベリスク。
高さ約30m、重さ約300t近くあるらしい。。

ダンジョン感がすごい。



この後ルクソール神殿にも行って来た。
もちろん見応えのある素晴らしい場所だったがここ数日、連続で色んな遺跡を見続けてるせいか特に何とも思わなくなってしまった。
旅をする中で''慣れ''が1番怖いのかもしれない。

夜時間があったので閉館間近の博物館にも行って来た。
カイロで行ったものと比べるとかなり規模は小さくなるがここでは主にルクソール近辺で出土されたものを展示してある。

この展示の仕方すごいロマンを掻き立てる

来世は考古学者になりたいです。

この博物館の展示の目玉の一つがファラオのミイラ
しかし閉館間際であった為、館内にはもう私1人しかいなかった。
ただでさえ静かで薄暗い場所に1人だけ、それでミイラを見に行くのがなぜか急に怖くなってしまった。

どうしようもないので仕方なく帰ろうと出口へ。
するとスタッフからどうだったか?ミイラは見てきたか?と。いや、実は見てないんだけど、、と私

何でだ?!今すぐ見てこい!!

既にもう閉館時間は過ぎてるがそう言われたらもう見に行くしかない。

怖い、、


生まれて初めて本当のミイラを見た
しかもこの距離で。 

不思議ともう怖いという感情は無くなっていた
それ以上に実際にミイラを目にして本当にファラオは1人の人間として存在したんだ。と感じた

ピラミッドもそうだけどあまりにも有名過ぎると空想の世界の話のように思えてきてしまうのかもしれない

今日もたくさん色んなものを見てきた。
エジプトに来て以来毎日刺激が強過ぎて脳内の整理がつかない。

1年以上経ってこうやって文章にまとめてやっと整理出来てるかもしれない。

明日は紅海に面した都市、ハルガダへ移動しませ
エジプト来てからは初めての海、初めての紅海

そして私は誕生日をそこで迎えることになる。

続く

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