備忘録『謎肉食べ食べ委員会』
お疲れ様です。
ふと思い立って
「自分がココフォリア部屋を作るときにどんな過程で、どんなことを考えて、最終的にどんな部屋になったか」の記録を残すことにしました。
記念すべき1つ目は、
トドノツマリ海峡様作『謎肉食べ食べ委員会』です。
⚠️注意事項
当たり前ですがこの記事は『謎肉食べ食べ委員会』のネタバレを含みます。
通過予定のある方、通過されたい方は本ページをそっと閉じていただきますようお願いいたします。
通過されたい方は是非私にお声がけください。絶対に回してやるからな。
1.動機
いきなり物騒な文字列ですが、このシナリオを回そうと思ったきっかけですね。
n年のブランクを経てTRPGプレイヤーとして復帰したはいいものの、立ち絵を描く、ココフォリアなどのツールを使う、CSであまりウケを狙わないなど、自分がクトゥルフを嗜んでいたときとはかなり様変わりしていた世界に驚きつつ、そんな初心者とも優しく卓を囲んでくださる方々へKPすることで、恩返しができたらナ〜というのが始まりです。(ごんぎつね?)
私はシナリオを探してBoothを彷徨い、このシナリオを見つけました。
そして見つけた瞬間「オモコロすぎる、絶対に私が回す」と固い決意をしました。
オモコロとは、株式会社バーグハンバーグバーグが運営するWebメディアです。
私はこのオモコロが大好きで、平日お昼の12時に更新される特集記事はここ4、5年はかかさず目を通していますし、2019年に開設されたYouTubeチャンネルもほとんど視聴済みです。
そんな大好きなオモコロオマージュシナリオ、わてが回さんで誰が回すんや。
長くなりましたが、つまりKPしたいな〜と思っていたところにこのシナリオを見つけ、よし!これ回したい!部屋つくろ!になったわけです。
2.完成までの流れ
じゃあ実際に部屋を作ろうかとなりどんな部屋にしようか考えた結果、前項に記載した通りオモコロ大好きな私は、「作るならオモコロのサイトを再現したい」と思いました。
素材作りについては、別人格のオタク※時代に身につけていた動画編集スキル(ゲームで言えば弱いSRくらいの強さ(一番上はSSRとする))が役立ちました。
※TRPGではないコンテンツのオタクである自分のことをそう呼んでいます
素材はなんとか用意して、やった~これで部屋できる~(*^▽^*)と思いましたが、部屋を一から作るのはこれが最初だったので、ココフォリア知識が0.2しかなかった私は一旦ココフォリアを閉じました。わからんすぎ。
ですが幸いなことに、私の周りには部屋作成の手練れたちが群生しており、わかんないよ~(´;ω;`)と手練れたちに泣きつき事なきを得ました。
そんなこんなで作業通話でそれとなく聞いてみたり、ディスコードに押しかけアイデアをせびったりすることで最初は0.2しかなかった知識が0.6くらいになり、謎肉食べ食べ委員会の部屋を完成させることができたのです。
どうですか?だいぶオモコロじゃないですか?
私はオモコロになってとても満足しています。
ということで、ここからは具体的な製作物についての話をしていこうと思います。
3.部屋素材
部屋をオモコロにするためにはオモコロの素材が必要です。(オモコロの素材?)
ですがそんなものは配布されていません。
ということで前項に記載した動画編集スキルを駆使して素材を作ることにしました。
部屋の構造は
・メインとなる記事風のスクパネ
・ハウスルール等をレイアウトに合わせて表示する用の透明なスクパネ
の2点です。シンプルですね。
コマ置き場はオモコロアイコンジェネレーターで作成しています。
スクパネの作成にはAviutlを使用しました。
Aviutlはフリーの動画編集ソフトです。
スクリーンショットした記事の画像を一番下のレイヤーに置いて、上からちまちまと素材を重ねて再現しました。
え?何ですか?
私が駆使した動画編集スキルは「動画編集ソフトを使って画像を作る」スキルのことですが?
素材が完成すればなんだっていいんです。
具体的な説明はAviutlの操作的な話になってしまいますので割愛しますが、見た目や色、フォントをなるべく近づけることで再現度の高さにこだわりました。
記事のヘッダー部分を前景表示のために透過したり、シナリオ概要にもある一文をキャプションに使用したのも工夫した点です。
苦労したのはハウスルール等を表示するアイコン部分です。
最初は別素材で作成していましたが、ココフォリア上で配置するとどうしても納得がいかなかったので、最終的に「記事風のスクパネに組み込んでしまって、上からテキストを仕込んだ透明なスクパネを置く」という手法を採用しました。
4.前景
部屋のガワができたので前景を入れていきます。
作った素材もどうしていいかわかりませんでしたが、前景も同じくな~んもわからん!wになったので、群生している手練れたちに教えを乞うてなんとかしました。(なんとかしてもらいました)
手練れたち、前景の心得を教えてくれてありがとう。
ココフォリアくん、Unsplashの画像を引っ張ってこれるようにしてくれてありがとう。
世界よ、ありがとう。
ちなみにキッチンの前景には3月の広島オフ会で撮られた写真を使いました。
5.BGM
部屋作りの話なのでBGMのことも書きます。
BGMについては部屋のガワができてすぐ「オモコロチャンネルで使われているBGMを使いたい」と思いました。
でもな〜そんなオモチャン(オモコロチャンネルの略)で使われてるBGMなんてどれか分かんないし探すの大変そうだろうな〜
とりあえず探してみるか〜
全然ありました。
みんなそんだけ知りたいってワケ。
全然あったので、後は一通り聴いてシーンに沿う曲を入れていくだけです。いや〜簡単ですね。
使用したBGMは下記の通りです。
残念ながらオモチャンのBGMで統一することはできませんでしたが、動画冒頭で使われがちな曲を待機曲にしたり、料理系動画に使われがちな曲をシナリオでも調理シーンに使ったり、おおむねやりたいことはできたので満足です。
私が気に入っているのは『Tango de la Noche』です。
動画に残された自分たちの奇怪な行動を恐怖するPCと、全てを知っていてすっとぼけるPLの対比によく合っていると思います。
6.大余談
『謎肉食べ食べ委員会』の部屋作りについては以上になるのですが、最後に大余談としてシナリオのオモコロポイントの話をさせてください。
・シナリオタイトル
そもそもシナリオタイトルがオモコロポイントとなっています。私がオモコロすぎると食いつけたのもこのおかげといっても過言ではありません。
「○○食べ食べ委員会」はオモチャン初期に何かを食べまくる回のタイトルとして使われていた言葉で、初出は袋麺チャーハン回です。
最近では、「○○食べ食べ委員会」の代わりに「○○ボーイズ」(動画内のタイトルコールでは、その回で食べまくる物の名称を2回繰り返すことが多い)が使われることが増えました。
「ガリー・バッター」等のもじりパターン、単純に「食べ比べ」のパターンもあります。
「食べ食べ委員会」という再生リストもありますが、「食べ物・グルメ系」の方が更新される頻度は高めです。
リンクはおすすめの食べ食べ委員会です。
・謎肉
オモコロにて謎肉が登場したことはありませんが(記事でオモコロ編集長である原宿さんが会社に持ってきたでっかい肉が登場したことならある)、「気が済むまで食べられる肉の箱を手に入れ、それを使って様々なアレンジを食べた後怖くなって捨てる」という流れがオモコロです。
オモチャンでは「ウインナーボックス」「ナタデココポット」「求肥の救急箱」という無限に食べ物が出てくる箱をメンバーが拾ってきて、それを使って様々なアレンジを食べた後怖くなって捨てるという流れの動画が存在します。
嘘の文章みたいですが本当なんです、信じてください。
・戦闘後の聞き耳成功情報<緊急出動>
戦闘終了後、聞き耳に成功すると「緊急出動!緊急出動!」という声が聞こえます。
これもオモコロです。
オモコロライターでオモチャンレギュラーメンバーでもある加藤さんが展開している「電脳チャイナパトロール」というコンテンツがあり、展開されているうちの一つである動画内でこの発言が確認できます。
動画の内容はここには書きません。なぜなら文字で羅列したところでわかるわけないから。
ちなみに電脳チャイナパトロールのことは私も詳しく知りません。たぶん知らなくていいものです。
・戦闘後の聞き耳成功情報<ガラスの割れる音>
聞き耳に成功すると、上記の声と共にガラスの割れる音も聞こえてきます。
これもオモコロです。
ほらね。
これ以上はオモコロポイントを取りこぼしていそうですが、過剰なオモコロ情報にうんざりされていそうなのでやめておきます。
7.終わりに
いかがだったでしょうか。
初めに記載した通り、自己満足の備忘録としてつらつらと書いてみましたが、改めて振り返ると何も考えず結構見切り発車で作り始めていて頭を抱えました。
この「意外となんとかなるやん」の経験は『家の中を歩いてみよう』でも遺憾なく発揮され、そして痛い目を見ます。
が、その話は『家の中を歩いてみよう』の備忘録で書きます。サボらず書けばの話ですが。
それでは。
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