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JSaaSストアとは(新規開設にあたって)

ライトアップ、白石です。
初めて質問されたのは、2012年の春先でした。社員10名程度のシステム開発会社の社長さんからだったと思います。

「新しく新規事業をやりたいんだけど、使える補助金とか知ってますか?」

(株)ライトアップ創業から丸10年。今まで補助金や助成金を利用したことはありません。
「あんまり詳しく無いんです。少し見てみますね」と回答しました。
調べてみると、年間3000種類もの補助金・助成金が国や自治体から提供されていることを知りました。当時は、起業すると200万円が支援される創業補助金などが話題でした。

日本は、世界でもっとも中小企業を支援している


早速、補助金・助成金の活用支援を自社のサービスメニューに加えました。申請支援もDX化し、その支援費用をできる限り低コストに抑えることにも成功。毎年、数千社単位で支援するフローが出来上がりました。

また、その活動が一部から評価され、経済産業省の有識者会議にも定期的に招集していただけるようになりました。

そこで、日本という国は中小企業を非常に大切に考え、さまざまな支援施策を提供しているということを実感しました。一方で、それらの情報が中小企業の経営者にほとんど伝わっていない。特に、地方の小規模な企業には全く届いていない現状に気づきました。

「本当に困っている地方の中小企業にこそ、この情報を届けなければ!」

そう(思い込みと紙一重な)使命感を感じながら、Jマッチ(補助金情報サイト)、Jコンサル(補助金申請支援コンサル)、Jシステム(補助金自動診断システム)、JSaaS(新規事業資金支援SaaS)を順次開発し提供していきました。そして、2018年6月には東証マザーズに上場しました。

その中でも、2020年3月に提供を開始したJシステム(補助金自動診断システム)は、コロナ禍の世相を反映したものとなり、弊社の経営危機を救うサービスに育ちました。


別に何でもいいんです、どんな補助金でも


補助金診断システムの利用は現在でも毎月数万社の経営層が利用し、毎月数千社の企業から「この補助金は自社で使えますか」という問い合わせが弊社に届いています。そこから数百社のコンサルティング(Jコンサル)を毎月受託しています。

一方でこんな声を多数いただくことも増えてきました。
「補助金がたくさんあるのはわかった」
「うちが投資したいものに使えるのかどうなのかが知りたいだけ」
「結局、この新規事業の投資には使えるの?」

経営とは、投資コストを最小にし売上利益を最大化する「舵取り」です。
経営者視点では、どの補助金・助成金であろうが、その投資内容に適用できるのかどうかだけが知りたいのだと改めて感じました。

例えば、
・新規事業の担当者を採用したい
・営業マンに営業研修を請けさせたい
・新しいサービスのためのシステム開発をしたい
・マーケティングオートメーション(MA)を導入してWebマーケしたい
・店内を改装したい
・新しい業務用冷蔵庫がほしい
・自社でECサイトを構築し全国に販売したい
・地元でチラシを10万枚配布したい
・ネット広告を1000万円実施して、乾坤一擲の勝負がしたい!!
という日々の投資項目があると思います。

上記全てが、何らかの補助金の補助対象になります。
2022年春、私達は「新規事業のための設備投資」にフォーカスした、全く新しいサービスの開発に取り組みはじめました。

補助金活用で購入(投資)できる、新しいECサイト


2023年2月14日、JSaaSストアがプレオープンしました。
楽天やAmazonのようなECサイトです。
唯一異なるのは、
掲載されている製品・サービスの全てが補助金を活用して(ex.7割引の実質負担で)購入できるということ

業務用冷蔵庫、ECサイト、システム開発、内装工事、広告費・・・それらが全て何らかの国や自治体の支援を請けて購入することが可能です。
新規事業にチャレンジする全国、全ての中小企業経営者にとって、力強いECサイトになっているはずです。


補助金に関する様々なご意見


弊社のビジョンは「全国、全ての中小企業を黒字にする」です。
この平易な言葉を使い始めてから、たくさんの方が「いい!」「手伝うよ!」と勝手連の応援団になっていただきました。特に、地銀を退職した60代のおじさんが多いです(本当に頼りになる諸先輩たちです!)。

一方で、ごくたまに真顔で聞かれます。
「赤字の企業が70%という言うけれど、みんな節税対策でわざと赤字にしているんじゃないの?」

たしかに、全体の1%くらいはそうかも知れません。
250万社の赤字企業のうち、2万5000社くらいは。おそらく、そこが目立ってしまって、そんな勘違いをしてしまったのだと思います。

弊社が支援する地方の中小企業経営者の方は、本当にみんな真摯に自身のビジネスに取り組んでいます。少子高齢化、人口減少、コロナ禍、インフレ…と様々な逆境化の中で「自分が地域を支えるんだ、日本を元気にするんだ」と本気で思われています。そして、毎月利益が出るか出ないかのギリギリの戦いをしています。
そういった方を、斜に構えて見ることは、私にはできません。またそうする必要性も感じません。

使えるものは全て使う

経営に携わったことがある方には、当たり前の考え方です。
何かにチャレンジするときには、ぜひJSaaSストアをご活用ください。

システム開発費用や設備投資費用が7割引になれば、損益分岐点は大幅に下がります。もしくは、同じ金額で3倍の設備投資が可能になります。
広告出稿費が7割引になれば、投資対効果は3倍、新サービスの顧客獲得コストが大幅に軽減され、その黒字化スピードが早まるはずです。

1,000万円の補助金を受給したら、
なる早で2,000万円の利益を上げることを目標にする

支援を請けた金額の2倍の利益を上げれば、その40%は法人税で、売れる度に消費税で10%の納税となり、結果的に国に全額返済することになります。またさらに従業員を追加で1名採用すれば、その人件費の30%程度が所得税でまた納税できます。
そして、それらの法人税収が、また次の補助金の財源となり、新規事業にチャレンジする中小企業へと還元されます。

これが、GDPを上げる、ということです。
そして、チャレンジした経営者の手元には、優良な事業が残ります。

様々な意見があることは十分に承知しております。
そして、上記のように全ての会社が上手くいくものでは無いということも承知しております。
それでも、その可能性を1%でも向上させたいと考えています。
私達ライトアップは、上記を実現するため、これからも様々なサービスを開発し、提供してまいります。


最後に


JSaaSストアでは、
・買いたい方
・広めたい方(掲載サービスをアフィリエイト紹介するような)
・掲載したい方(自社サービスを掲載したい方)
を随時募集しています。特に、広めたい方と掲載したい方を当面は重点的にご対応できればと思っています。

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まずはお気軽にご参加ください。
一社でも多くの経営者さんの想い(新規事業)を形にしていきたいです。


最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
https://store.jsaas.jp


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