NSC札幌校と1期生。

お笑い事務所と言って一番大きなところと言えば吉本興業。
札幌には吉本興業の札幌支社(通称:札幌吉本)があります。
以前までは所属する為にはオーディションライブを勝ち抜き所属権を勝ち取る必要がありました。
2003年から始まった「笑道(わらいどう)」が代表的なライブだと思います。
東京や大阪だといわゆるNSCという吉本の学校があり、所属芸人はほぼここに通って卒業して所属になっています。
余談ですが私の同級生が以前札幌吉本に所属していて、その際も笑道を経て所属していた様です。
引退してしまいましたが……
私自身もネタ見せに行った事があったり、ライブを見に行ったりした事があります。

札幌吉本ができてから長らくはありませんでしたが、NSC札幌校ができることになり2020年4月から入学する1期生を募集していました。
札幌NSC1期生は東京26期、大阪43期、名古屋2期(20年度生)、沖縄10期、福岡3期と同期となるようです。
札幌吉本で言えば、釧路市音別町地域おこし協力隊のウタイサトシことアマリ隊員が同期のようです。

1期生が卒業して所属をして4年経ちました。
今は5期生が入学しています。

1期生って何人入学したんだろう?と思い調べてみました。
しかし情報があまり残っていません。
原因が色々ありますが1期生が入学した2020年4月は流行病が出てきたからです。
今のNSC生は札幌吉本に所属する龍見さんのお笑いバーkurukuruにて在学中にも出番がもらえたり、フリーのお笑いライブが復活して行われていたりしますが、当時は緊急事態宣言などで軒並みライブが中止になっており、ほぼありませんでした。
2期生からは中間発表ライブも行われていますが、1期生在学中でのライブは年度末の卒業ライブだけのようでした。
活動の記録が2期3期4期に比べて少ないです。
時間が経っているのもあって削除されているのかもしれません。

残っている少ないかけらを拾っていこうと思います。


何人入学したのか

こちらを参照します。

札幌吉本のYouTubeに投稿されていた1期生から所属となったアライヒカリ 髙橋(後に「すごい髙橋」へ改名)のお2人がNSCについて語るという動画です。
入学が9人であったが、卒業公演直前に一人減って、また一人減ってを経て6人が卒業。
そして実際所属されたのはこのお2人とのことでした。
2024年現在もお2人は所属されており、お2人でユニット「イノセラムス」での活動もされています。
私自身、何人所属されるのかと当時思っていましたがライブ告知やプロフィールなど髙橋さんのみで「一人だけ……?」と思いました。
後に5月か6月くらいにアライさんが所属されて2人になりましたね。

アライさんのXには卒業公演の手書きのフライヤーが投稿されており、こちらも9人います。
女性が右の5人、男性が左の4人でしょうか。

吉本住みます芸人の北海道ページ及びNSC札幌の公式Xにも卒業公演中の写真が掲載されており、こちらも6人写っていました。

確かに6名と新喜劇の助っ人で出演した札幌吉本所属のオジョー&コロネケン(渋谷 束田)が写っています。
アライさんのnoteにも卒業しましたとイラストが投稿されていました。

所属をされなかった残りの7名の名前などは残っているのでしょうか。
お笑いなどの活動をされていない場合もあるのであまり深くは切り込まない程度に手がかりがないか探してみました。


所属していない卒業メンバーの行方

アライさんは在学時代「匿名スカンク」というコンビを組んでいたとあります。
相方は亀田さん、Xにて現在は別コンビを組んで東京で活動されているとありました。

また、卒業公演終わりの匿名スカンクと写真も投稿されていました。
最後までお2人は残っていらしたとわかります。

検索すると元々亀田さんは舞台役者をされていたんですね。
それなら当時も告知とかされてそうな気がしますけど……所属されなかったんでアカウントを削除されてしまったのでしょうか。
さて、「匿名スカンク」で検索するとM-1グランプリ2020にエントリーしている様です。

札幌予選にエントリーしているコンビを全部見てみました。
まずはすごい髙橋さんがトリオ「渡辺金田高橋」でエントリー。
結成日が予選日の前日であり、順番も終わり側なので急遽の即席トリオかもしれません。
渡辺さん 金田さんがわかりました。
金田さんの本名で調べると翌年に「宇宙科学」というアマチュアコンビで出場されています。
雰囲気的にアライさんのnoteに投稿されていたイラストの右上に丸で囲まれた方かなと思います。

次に先ほどのNSC札幌のXに投稿されていた卒業公演の写真に「竜二」と名札を下げた方が載っていました。
M-1には「海鮮熊猫」という20年7月結成の竜二さんと丸山さんのコンビがエントリー。
コンビ名で検索しても何も出て来ず。
龍でもなく竜なので多分NSC生なんだと思って話を進めます。
ちなみに同じ「りゅうじ」という方のいるコンビが一番最後にエントリーされていますが、コンビ名を検索するとYouTuberだそうです。
卒業公演の引用ポストで竜二&髙橋で漫才をしたとありました。
特に髙橋さんも漫才をしたなどの感想の投稿はなかったです。
直前に人が辞めていったので急遽組んだ仮コンビなのでしょうか?

『NSC 札幌 1期』と検索をかけると札幌吉本のファンの方のポストが引っかかりました。
どうやら1期生の方が札幌吉本のスタッフになっているそう。
Xに札幌吉本でお手伝いをされていると記載のある「川崎」というアカウントがあり、アイコンが細身でロングヘアの女性の方でしたので新喜劇で赤いエプロンをされている方ではないでしょうか。
NSCのXに投稿されている写真にも似ている方が度々写っておられます。
先ほどのNSCを語るYouTube動画の編集が川崎さんの名前になっていました。
2年ほど更新されていないので今は辞められているのかもしれません。

最後に札幌NSC1期と検索すれば真っ先に引っかかる『なぜわざわざ札幌のNSCに?』というインタビュー記事。

モリマンのモリ夫さん、現役NSC生としてアライさん、亀田さん、そして「丸岡」さんの3名のインタビューが載っていました。

そういえばNSC大ライブにも札幌校から出演されていたような……
毎年大ライブの感想を投稿されているごらく野郎のOWABUROを見てみました。

Xにも札幌からは2組出場と投稿があり、匿名スカンクとまるさんの2組な様です。

「丸岡」と「丸山」、どちらも『まる』とは名乗れますが、インタビューのお写真と卒業公演の写真的に丸岡さんではないかと思います。
アライさんのXに投稿されていた大ライブの写真にも写っていました。

NSCのXにネタ見せ授業の降板表がありました。

M-1にも出ていない様なので川崎さん丸岡さんはずっとピンみたいですね。

アライさんがTHE Wにエントリーして匿名スカンクが2回戦まで進んだとポストがありました。
1回戦は動画審査の為、他にエントリーされていたかなどはわかりませんでした。
また、キングオブコント2020の札幌予選を確認しましたがNSC生は未出場な様でした。

とりあえず9人でてきました。
ですがフライヤーは女性5人男性4人だった。
これだと女性6人の男性3人。
となると海鮮熊猫は全く関係ない方…?
助っ人的に女性1人と男性2人な様な気もしますが手かがりがもうないです。

これで確定ではありませんが私が見つける事ができたのはこれで全てです。

よって卒業公演の写真も川崎→アライ→髙橋→丸岡→竜二→亀田の順番だと思われます。
川崎さんと丸岡さんのピンネタと匿名スカンク 竜二&髙橋の4組がネタをしたんでしょうか。
芸名とかコンビ名とか気になりますね。


最後に。

在学されていた9名がなんとなく絞り込めました。
所属したアライさん 髙橋さん。
所属はしなかったけれどお笑いの活動をされている亀田さん。
卒業はされた丸岡さん 川崎さん 竜二さん。
中退となった金田さん 渡辺さん
後1人はわかりませんでした。

確定ではありませんが、ネットの情報をかき集めた結果です。
卒業公演の大喜利の際に名札を下げていたので、その全体図の写真があれば探さなくても見れば一発でわかるのにって感じでした。
お顔を隠して投稿してもらえないかな……

在学中の事が本当にアライさんと髙橋さん(ちょこっと)のXくらいしか残っていません。
感想レポートなんかも全く見当たりません。
ライブ告知なんかもないです。
卒業公演を見に行った方、手元にフライヤーとか降板表のペーパーとか貰っていないですかね。

髙橋さん アライさんの出演歴など

【ラジオ】 ※ゲストは除く
2022年2月〜2023年3月 毎週水曜
さっぽろ村ラジオ『むらラジOH!』レギュラー
2023年4月〜9月 毎週木曜
さっぽろ村ラジオ『NEW WAVEすごいアラ波』メインパーソナリティ
2022/07/22
さっぽろ村ラジオ『※タイトル不明』
2023/09/07
さっぽろ村ラジオ『だいき軍団パリピラジオ』 ※髙橋
2024/07/27
さっぽろ村ラジオ『Sapporo girls talk』 ※アライ
【テレビ】
STV『どさんこ市場』レギュラー ※アライ
HBC『ジンギス談!』地元愛芸人 ※アライ
TVh『EXITのアヤシイTV アチ〜の見つけました!』 ※アライ
UHB『発見!タカトシランド』さっぽろオータムフェスト企画 ※アライ
【札吉定期ライブ】
サツヨシゲストライブ
NEW WAVE LIVE(札幌NSC出身生のみのライブ)
サツヨシネタバトルライブ
サツヨシ「笑道 黒帯」
サツヨシ「笑道 白帯」
サツヨシ「賞レースへの道」
サツヨシお笑い研究所 など

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