『サーバ/インフラエンジニアの基本がこれ1冊でしっかり身につく本』を読む
本日の読書範囲
第2章 ネットワークの基礎知識
第2章 ネットワークの基礎知識
実際に職業訓練で基本的な知識を身に着けたから本章の内容にある程度ついていけているという実感があったが、まったく知識のないレベルの人間が読んだ際にどれほど内容についていけているかという点で、もう少し優しい内容の書籍を読むか、職業訓練で実体験したようにネットワーク機器を触って覚える必要性も感じられる。
一度読んだ程度ではすんなり頭に入る知識でもないと割り切って「まず未見の知識を減らす」ことを目的に読めばよいと割り切るのも一つの考えだと思う。
本章の用語
ネットワークとインターネット(LANとWAN)、階層と規格、IPアドレス、ポートとポート番号、キャスト方式(ユニ、エニー、ブロード)、NATとNAPT、パケット、ルーティング、ARP、TCPとUDP、通信の質(速度と品質)
今回以降はあえて各用語の説明は省くことにした。まとめるのに時間がかかるため、全体像として上記の用語に関することがネットワークの基礎知識という認識があればよい。
本章のまとめ
注) 引用部分に一部読者のメモ書きを追記
振り返り
インターネットにまつわるコンピュータネットワーク関連の事柄はRFCに公開されている点は新しい知見だった。実際にまだ活用することはないと思われるが、インターネットの仕組みを知る上で、RFCを読むことが有効な手段であることとかつUpdate,Obsolete等のつながりの読み方と図解は分かりやすかった。
目次
第1章 エンジニアとして生きる
1.1 インフラエンジニアとは
1.2 技術力とは
1.3 成長とは
1.4 学びとはどういうことか
1.5 継続的な学び・成長のために重要なこと
1.6 インフラエンジニアをとりまく時代の流れ
1.7 インフラエンジニアが扱うテクノロジのオーバービュー
第2章 ネットワークの基礎知識
2.1 巨大ネットワーク「インターネット」の形
2.2 階層と規格
2.3 IPアドレス
2.4 ポート番号
2.5 マルチキャスト、エニーキャスト、ブロードキャスト
2.6 NAT、NAPT
2.7 パケット
2.8 ルーティング
2.9 ARP
2.10 TCPとUDP
2.11 速度と品質
第3章 インターネットの基礎知識
3.1 HTTP
3.2 URLとURI
3.3 ドメイン名
3.4 DNS
3.5 HTTPSとTLS証明書(SSL証明書)
3.6 PKI
第4章 サーバの基礎知識
4.1 サーバの基本的な構成
4.2 Linuxの基礎知識
4.3 Linuxの基本操作
4.4 Linuxのネットワーク操作
第5章 仮想化の基礎知識
5.1 サーバ仮想化
5.2 コンテナ
5.3 ストレージやネットワークの仮想化
5.4 デスクトップ作業環境の仮想化
5.5 仮想化と高集積化
第6章 ミドルウェアの基礎知識
6.1 Webシステムの構成要素
6.2 Webサーバ
6.3 アプリケーションサーバ
6.4 ロードバランサ
6.5 プロキシ(Proxy/CDN)
6.6 RDBMS
6.7 KVS
第7章 Webサービス運用の基礎知識
7.1 システムは何もしないと壊れる
7.2 システムはよくわからない状態になる
7.3 システムの可用性とは
7.4 運用フェーズでの情報共有
7.5 構成管理・変更管理
7.6 CI/CD
7.7 モニタリング
7.8 バックアップ
第8章 セキュリティの基礎知識
8.1 情報セキュリティとは
8.2 鉄板の対策1[ID管理]
8.3 鉄板の対策2[アップデートと期日管理]
8.4 鉄板の対策3[Firewallによる境界型防御]
8.5 鉄板の対策4[IDSやIPSによる内部検査]
8.6 鉄板の対策5[ セキュリティインシデント対応と証跡取得]
第9章 クラウドの基礎知識
9.1 クラウドコンピューティングとは
9.2 クラウドコンピューティングで変わったこと
9.3 代表的なクラウドサービス: AWS(Amazon Web Services)の基礎知識
9.4 AWSの代表的なサービス
9.5 利用するサービスの選び方
第10章 法律・ライセンスの基礎知識
10.1 通信の秘密
10.2 善管注意義務
10.3 プロバイダ責任制限法
10.4 OSSとライセンス
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