絵画教室、やめちゃった。

昨年から通ってた絵画教室を退会しました。すごく寂しいし悔しいけどすっきりした。

入会のきっかけ
趣味で描いてるイラスト、着彩に苦手意識があったから油彩や水彩を扱えたらいいなと思った。

それから、イラストだけでなく絵画も見るのは好きなので、見るだけじゃなく描けたら素敵だろうなと思った。

入会後勧められたのは、まず鉛筆デッサンから入ること。絵画教室としては至極真っ当な勧めだと思うし、基礎が大切なんだな!と納得して入会しました。しかし、着彩がしたいという私の目的からはもうこの時点でちょいずれてたという。

あとそもそも、自分がやりたかったのはマンガイラストなのだから、通う教室も違うよなという…

・よかったこと
①デッサンを一から学べた。
どこに力を入れて描くべきかとか、どう描いたら陰影を効果的に描けるかとか、ど素人だった私には一回一回が学びばかりで本当に新鮮だった。

②扱ったことのない画材を扱えた。(明らかに一番下手で辛かったけど、アクリルを扱ったことがあってそれが楽しかった…)

・辛かったこと
①経験者の方が多く、明らかに自分が一番下手だった。
そのため、先生からの指導も渋かったのがだんだん辛くなってきた…

②デッサンが全然好きになれなかった。

・やめた理由
辛いと思うことが、良かったことを上回るようになったから。

デッサンが好きになれないので、絵画教室に通うことで自分じゃ継続できない練習を継続でき、それが画力アップに繋がるかな?と…思ったのですが…

最近見たイラスト指南系の動画で、デッサンをやるより一枚絵を完成させる方が楽しいし上達する!という事を言っていて。

デッサンがあまりにも楽しくなくて、一枚絵の完成を目指したほうが楽しいかな〜と。

デッサン上達できなかった事からの逃避なのかもしれない(というか逃避でしかない)けど、

楽しくない事を月会費払ってまでやるより、一回やめちゃった方がいいかなと思って、やめちゃいました。

デッサンの考え方とかを学べたのでそれは本当によかった。

先生も朴訥で真面目な方で、生徒の作品を尊重しようという思いが伝わってきて嬉しかったので好きだった。

他の先生は平気で生徒の作品に手を加えてたけど、習っていた先生は『これは生徒の作品』という線引きをして(…るのかなぁと私は思った)、

どこをどう直すべきなのかという事を言葉を選びながら指摘してくださり、生徒自身が直すというのを徹底していたのが嬉しかった…

先生の手が入っちゃったら、それはもう純粋に私の作品とは言えなくなるよなあとモヤモヤしたので。

(手を加えていただいた事で「具体的にどう直したら良かったか」がわかったので、それはそれで良かったけど)

・もし次に通うとしたら
やりたいことがなんなのか、方法としてそれが一番適切なのかということを定期的に見直さないといけないなと思いました。思い返すと目的がブレにブレてたなと。

イラストをやりたいんですって言えなかったせいで先生に本当にやりたいことを伝えられなかったし(これは本当に自分が悪い)、

先生も「この人はイヤイヤデッサンをやりに来るけど、本当は一体何をやりたい人なんだろう…」って扱いに困ってたような気もする…

「イラストの講座とってます」より、「絵画教室でデッサンやってます」のほうがなんかかっこいい(?)みたいな、無意識下で変な見栄があったのかも(変すぎ)

次もし通うとしたら、変な見栄とかなく自分のやりたいことに即した所を探さないといけないなと思いました。

でもしばらくはイラスト指南系のYouTuberさんの動画見るだけでもいいかな。

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