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兄が作ったハイペースに、弟が応えて鮮烈な末脚 2006年菊花賞はソングオブウインド

思い出の菊花賞は?と聞かれたら…
ミホノブルボンがライスシャワーに差された菊花賞も強烈だったけど(模試をサボって見に行った)、ソングオブウインドが勝った年が1番忘れられない。

武豊のアドマイヤメインがハイペースで逃げて、1番人気のメイショウサムソンが最後の200mで失速。僕の愛するドリームパスポートが勝つかと思ったら、外から武幸四郎騎乗のソングオブウインドが差し切るという。

武兄弟絶妙のコンビネーションが切れ味勝負の菊花賞を産んじゃったこの年は、サンデーサイレンス産駒全盛期に有力馬のほとんどが非サンデーという奇跡の年でもありました。
そして調べて思い出す
「メイショウサムソンって、このレースで三冠かかってたんか!」
という事実。

菊花賞の魅力が、日本競馬の楽しさがギュッと詰まったレースでした。
ソングオブウインドの父はエルコンドルパサー、2着ドリームパスポートの父はフジキセキ、3着アドマイヤメインの父がサンデーサイレンス、4着メイショウサムソンの父はオペラハウス、5着アクシオンの父はサンデーサイレンス。
今年はどんなレースになるのかな。楽しみ楽しみ。

菊花賞買い目

サヴォーナ、ノッキングポイント、ナイトインロンドン、ソールオリエンス、ドゥレッツァ
の馬連5頭ボックス300円ずつ。
荒れたらいいな。

振り返り

結果
1ドレッツァ(4)

2タスティエーラ(2)
3ソールオリエンス(1)
5サヴォーナ(7)
6ハーツコンチェルト(5)
8ナイトロンドン(12)
10サトノグランツ(3)
15ノッキングポイント(10)

皐月賞馬(ソールオリエンス)とダービー馬(タスティエーラ)が無事に登場し競り合って、夏の上がり馬(ドレッツァ)がスタミナ抜群の勝ち方をした。しかもその3頭の父は同じ世代でクラシックで当たってる。
(ドゥラメンテ、サトノクラウン、キタサンブラック)
20年前の菊花賞のようだ。

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