20240411-20

平均的に12時間働いており記憶がほぼない。ずっと仕事をしていた。覚えていたことだけ……


情緒的なコミュニケーションがとれると思っていて、信頼を寄せているひとに「あなたに言うか言わないか迷っていることがある」と伝えたら、「面倒くさい」とメッセージが返ってきて頭の奥がすうっと冷えた。「言うって決めてから教えて」いまもそのときのことを思い出すと同じように後頭部がぞわぞわする。

このひとに言いたいことというのは、かなり常識に外れているが、自分にとってはきわめて重要な話だった。「面倒くさいと言われて悲しかったし傷ついてしまった」「あなたにきらわれるのが怖いから迷うのだ」という主旨のことを送った後で、「腹が決まったので時間をくれるときがあったら教えてください」と伝えた。きっとそのときは来ない。それでもよいと思っている。相手にとってはぜんぜん重要じゃないし、エゴイスティックな話だし、匿名でインターネットに書けるような話でもないので。

わたしはさんざんおまえの面倒くさい部分に向き合い続けているだぞ、という気持ちもわいてきた(言わないが)。お互いさまですね。


友たちとランチにいく。瓶のジンジャーエールを飲んだ。コップに鼻を近づけると炭酸のパチパチか生姜かわからないが刺激があり、何度かくしゃみをした。友たちは笑い、ひとりはわたしと同じようにジンジャーエールを飲んでいたのだが「わかるよ」と言ってくれた。くしゃみをし続けていたのはわたしだけだった。


同僚とランチに行き、帰り道の風が強い。ふたりして髪をめちゃくちゃにした。ランチの前に会った営業のおじさんが「ビル風が強いですね」と言っていたのが本当すぎておもしろかった。営業のおじさん、本当に話すことなかったんだな。

風が強いところにいると謎の一体感があって笑ってしまう。このひとと一緒に仕事ができるのはありがたいことだなと思った。わたしはこの同僚のことを信頼していて、好きなのだった。

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