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Web3ユースケース

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Web3ポケットキャンパスでは、基礎となる概念や技術などを解説した基礎教材の他、Web3事業に取り組んでいる企業に取材するユースケース紹介も、コラムとして展開しています。 Web…
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#Web3ポケットキャンパス

ブロックチェーン入門_ #コラム:マイニングを個人がするには?暗号資産を得るよりも大切なこと

Bitcoin(ビットコイン)に代表される、ブロックチェーン上の取引データを承認し新しいブロックを生成する時に、膨大な量の反復計算以外では解けない計算式の解を求め、ブロックチェーンの連続性の正しさの担保に利用する仕組みを、プルーフ・オブ・ワーク(PoW)やマイニングと言います。ブロックチェーン戦略政策研究所の樋田桂一代表は「マイニングは仕組みやプレーヤーを変えながらもずっと続いていくものです。暗号資産(仮想通貨)を報酬としてもらえることに注目されがちですが、ブロックチェーンエ

セキュリティ・トークンはどんな投資体験を生み出すか - 神本侑季×佐々木俊典対談(コラム)

「セキュリティ・トークン」はブロックチェーン技術によって株式や債券などの有価証券をデジタル化したものであり、デジタル証券とも呼ばれています。日本国内においては、2020年5月施行の改正金融商品取引法によって法令に準拠した取り扱いが可能になり、不動産や債券を裏付け資産としたものから市場が広がりつつあります。 新しい金融商品として注目されているセキュリティ・トークンにはどんな魅力や可能性があるのでしょうか。世界最大のWeb3・デジタル資産報道メディア「CoinDesk」の公式日

ブロックチェーン入門_#コラム:パブリックとコンソーシアム、運営事業者が語るメリット・デメリット

ブロックチェーンを基盤にした DApps を開発する際、 パブリックチェーン と コンソーシアムチェーン 、どちらのブロックチェーンを選べばいいのでしょうか。両者は管理者の有無や取引の合意形成などが異なり、得られる効果や検討すべき課題も異なります。「パブリックブロックチェーンの恩恵をより多くの人に」をパーパスに掲げる株式会社HashHubの平野淳也CEOと、コンソーシアムチェーンを用いた「ibet for Fin」などを展開する株式会社BOOSTRYの佐々木俊典CEOに、それ