マガジンのカバー画像

Web3ユースケース

23
Web3ポケットキャンパスでは、基礎となる概念や技術などを解説した基礎教材の他、Web3事業に取り組んでいる企業に取材するユースケース紹介も、コラムとして展開しています。 Web…
運営しているクリエイター

#NFTアート

NFTはコレクター市場にどんなビジネスモデルをもたらすか(コラム)

現在、NFTの最も大きな活用方法は、デジタルデータのコレクターアイテム化であるといっても過言ではありません。初期はNFTアートがこの市場を開拓し、2021年にはネット上でBeeple(ビープル)として知られるアーティストMikeWinkelmannの「Everydays―The First 5000 Days」が約75億円で落札されるなど、大きな盛り上がりを見せました。そこで、NFTニーズを支えるコレクター市場についての概況を紹介します。 コレクション市場とは昔から人はモノ

情報時代が、NFTが、アートを変えた 事業に立ちはだかる三つの壁(コラム)

「情報時代がアートを変えていくだろう」 施井泰平(しい・たいへい)さんはアートの価値を見つめ、まだブロックチェーンもNFTも定義されていなかった2006年に、作品が二次流通した際に還元金が作家に支払われる仕組みの特許を日米両国で取得。2014年にはスタートバーン株式会社を起業し、アート作品の信頼性担保と価値継承を支えるインフラを提供しています。NFTがアート業界をどう変えていくのか、起業家とクリエイターの立場から施井さんに想いを聞きました。 NFT作品が75億円の価値を持