01 つよし "感謝と尊敬を持てる仲間"

2001年入学のつよし、こと華井毅です。
ハウサーです。ハウス創作者のSHINくんの同期です。
今年41歳で入学から早23年、体重も同じくらい増えました。

3年前の公演の話を聞いたとき、脊髄反射で出たい!と思ったのですが、
当時の職場の繁忙期とモロ被りだったため、とてもコミットできない、と断念。
今回の開催までの3年の間にホワイト企業に転職し、晴れて参加となりました。

今回のブログは「どんな想いで”つくって”いるか」というお題をいただきました。
運営側でも創作者側でもなく、一参加者として参加している自分にとって、
正直なところ作品そのものに対する想い、熱量というのがすごーーーく高いか、
と問われると、現役当時ほどの実感はまだない、というのが正直なところです。
(小屋入りするとその実感も強くなるとは思っているのですが…)

それではなんのメッセージにもならないので、自分の気持ちを深堀りしていくと、
そこにあったのは、感謝の気持ちだなと、月並みなことを想ったのです。

3年ぶりにして出演できるようになった幸運への感謝
なんとかまだ踊れている自分の健康への感謝
子育てや仕事で忙しい中、参加を理解をしてくれた家族への感謝
一緒に青春の日々を過ごした同期や後輩たちと再び集えたことへの感謝
支えてくださるスタッフの方たちへの感謝

そして何より、
延期という憂き目に合いながらも再び立ち上がってくれた執行部の皆さん、
ここまでW+I&Sの歴史を繋いできてくれた後輩、
そして彼らとの懸け橋になってくれた我らが部長SHINくんへの感謝です。


執行部の皆さんへ

一度機を逸してしまったものの熱量を取り戻す、ということの大変さ、
働きながらこれだけの人を巻き込み、マネジメントしていくことの難しさ、
社会人20年目に差し掛かる中間管理職の自分にとっては痛いほどよくわかります。

現役時代を思い返してもあれだけしんどかった公演創りという仕事を、
限られた時間の中で絶対に失敗できない環境の中でやり抜くこと。

これは生半可な熱意と覚悟では到底できないことだと思うし、
自分がその立場にいたとして、同じだけのことが出来ただろうか、
と自問自答するのもおこがましいくらい、偉業を成し遂げていると感じています。
もちろん本番を成功させる、という一番の難題が待ち構えてはいますが、
ここまでの頑張りがあれば、必ず乗り越えられると信じています。
(自分も微力ながら貢献できるよう頑張ります!)


後輩の皆さんへ

ドゥブという掛け替えのない存在を今日の日まで繋いできてくれてありがとう。
サークルという存在は、本来とても危ういものだと思っています。
ひとりひとりの自覚と行動が欠如したために、存続できなかったサークルなど慶應の中だけでも、たくさんあったんだと思います。
もちろんトラブルは様々あったと思いますが、その一つ一つに対して、
真摯に、誠実に向き合ってきてくれた結果が、大学との信頼関係を築き、
少々のことでは揺らがない、伝統あるサークルへ成長させてくれたんだと思います。

そして何よりコロナ禍を経験した18以降の皆さん。
もう続けても意味ないんじゃないかって心折れること、様々な葛藤、くやしさ、
それは僕の想像も及ばないほどの困難がたくさんあったことだと思います。
限られた手段でもサークルの魅力を伝え、新入部員を絶えさせなかったこと、
公演が打てなくなっても、サークルに参加し続けてくれたこと。
そうしてWを愛し、存続させてくれたこと、心から感謝しています。
その頑張りのおかげで今、こうして集うことが出来ています。


我らが部長SHINくんへ

現役時代、執行代では言葉は多くないものの、ダンスへ向き合う背中で引っ張ってくれたSHINくん。
4年生以降は、飲み会&セクハラ担当としてみんなの輪の中心にいたSHINくん。
卒業後、OBになってからはみんなが少しずつドゥブから離れていく中で、
毎年春公演を見に行ったり、関わりを繋ぎ続けてきてくれたSHINくん。
SHIN君がいてくれたからこそ、こうして同期ハウサーがまた集まって、
また一緒に踊れていることを想うと、どれだけ言葉を尽くしても感謝しきれません。

同期の中でも飛びぬけて賢く、バイタリティーと信念のあるSHINくんは、
自分にとって心から尊敬できる友人の一人だと、常に誇りに感じています。
そんなSHINくんとまた同じステージで踊れることを本当にうれしく思うし、
必ずやナンバーの力になれるよう、精一杯の準備をしたいと考えています。

もうあと本番まで数日ですが、最後の仕上げをして思う存分カマせるように追い込んでいきたいと思います。

大学を卒業して19年、年齢も40を過ぎ、足腰の痛みも日常化している日々の中、
これだけ感謝と尊敬を持てる仲間たちに囲まれてステージに上がれることが最高に幸せです。
そんなみんなで「つくる」公演はすさまじいエネルギーを発揮することと思いますので、いまから当日が楽しみで仕方ありません。

本番まで数日ですが、最後の追い込みを頑張って、最高のステージに仕上げていきましょうね。
ドゥブルベ、カマせェ!

01つよし

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