99 くろ "W+I&Sへの3つの感謝〜踊ること・創ること/比較しない・仲間〜"

SFC1999入学・10期生、くろ(黒田和宏)です。
現役時代は主にハウスを嗜んでおりました。

Adulveの第1回(2004)から第3回(2006)の運営にも関わっていましたので、もしその頃のお話など聞いてみたいなぁ、という方いらっしゃいましたらぜひー!
というところで、私からはW+I&Sへの3つの感謝についてお話ししたいと思います。
※無茶苦茶長くなってしまいました汗
※写真は思い出深いものをいくつかピックアップしていて、書いている内容とはあんまり関係ないかもですw


1. 踊ることの楽しさを教えてくれた

まずはなんと言ってもこれです。

私は高校までは大した運動をしてこず、大学入ったらなんかやろう!と思ってたところで、Wの新歓を見て、「かっこいい!」「入りたい!」と思って入りました。もちろん「かっこよくなってモテたい」って下心もありました(それは全然達成できませんでした笑)

が、入って踊り始めたら、もうとにかくダンスが楽しすぎる。
やれることがドンドン増えて、身体つきも変わっていき、アートとスポーツの融合のような、また、公演においては苦手な「競争」という概念もなく、みんなで創りあげていく感じも最高に楽しい。
そして、6月の春公演で人前で踊る楽しさ・素晴らしさ。
脳汁出まくりになってしまい、そこからは4年間ずっとハマっていました。

私にとっては、ダンスがなかったら、大学時代だけでなく、人生がつまらなかっただろうな、と今でも思います。ダンスに出会えて本当に良かった。
踊ることの楽しさを教えてくれたW+I&Sに感謝その1です。

2000年秋祭の97ヤスさん・99そうたハウスから1枚一番左で飛んでるのは00のゆずるです。
その下でシャチしてるのが私ですね。
真ん中で飛んでるのが97ヤスさん。
とにかく、ダンスがむっちゃ楽しかった!(当時2年)


2. 創ることの厳しさと何たるか、他人と比較しないことを学ばせてくれた

2年生以降は創作・振付にもチャレンジしました。
が、振り返るとここは出演してくれていた人たちには申し訳ないのですが、3年の春まで僕は「創る」ことをよくわかっていなかった・うまく出来なかったというのが正直な自身への評価です。

良いと言ってもらえるものを創れない、自分が納得するものを創れない、ダンスもなかなかうまくならない、自分はセンスがないのか、などなど。
できる先輩方や同級生がいたり、限定に選ばれなかったり、みんなすごい曲を作ってるのに自分はできない、などなど、結構コンプレックスの塊だったなぁ。というところで、2年生から3年の前半ぐらいまでの時期は苦しかった思い出も正直多かった覚えがあります。

自分の中にブレイクスルーがあったのは3年の秋ごろから、、、「オリジナルを創る」ということの定義や方法論が何となく自分の中で出来始めて、そこからは無茶苦茶楽しかったです。

また、人と比較することをやめたのもこの頃から。「人は人」「自分は自分」。
自分にできないことで嘆いててもしょうがないので、自分ができることで頑張ろう、と思えるようになれたのも学生のうちに気づけて良かったです。
このマインド、社会人の今まさにすごく役に立っている思考です。

ここは結構、伝えたいことかもで、
「あまり周りを気にしなくて、影響受けすぎなくて良いよ」
「他人は他人、自分は自分で、昨日の自分より成長や変化を実感できてればそれで良いんだよ」
というのは、タイムトラベルできるなら、当時2年の苦しんでた自分に早く伝えて・気づかせてあげて、3年の春公演に間に合わせてあげたかったなぁ。と本気で思います。

「創る」ことが何となくわかるようになってから、また、他人と比較しない・他人からの評価を気にしないようになってから、逆説的に「ダンスよくなってきたね」とか、「くろの振りが前より面白い」と言ってもらえるようになってきて、人生って不思議ですね(笑

多分、周りを気にしすぎてましたね。
これは、当時の人間関係でも自信がなかった頃から、自信がつくようなことも多々あり、それら含めて全部Wがなかったらありえないことだったので、諸々全部ほんと大感謝です。


2002秋祭 99くろ・01ゆづハウス(当時4年)
4年になってようやく振り付けに自信が出てきたように思います。


3. 仲間と創り上げていくことの尊さを経験できたし、今まさに噛み締めている

最後はこれですね。
これは4回の春公演・秋祭、四年展・新歓・七夕祭・クラブイベント・連盟・Adulveなどなど様々なところで経験してきましたが、みんなで一曲そしてイベント・公演を創り上げていくのってほんと素晴らしい。

今、思い出しても、あの時期の体育館・フィットネスエリア・ビル周辺での深夜練の風景は尊い時間だったなぁ、と物思いに耽ってしまいます。


2002秋祭、99そうたハウス。4年間で仲間との経験も積み上げてきました。


2003 4年展に向けての練習を文セにて、
99集合写真今でもかけがえのない仲間たちです

が、なんと、これは、今まさに再度経験できています。9/2・3記念公演に向けての日々の練習や通し。
もう、学生時代にタイムスリップした感覚になってて、平日の社会人モードとのギャップがありすぎて、このギャップが本当にいい意味で辛いです笑 ほんとうに幸せなことです。

特に通しは、東陽町の体育館の感じが、SFCの体育館での通しを思い出して、もうグッときまくってます。
また、何より、全部の曲が本当に素晴らしい。社会人になっても、今まだ踊りたい人たちが集まってるんだから、そりゃ魅せれる人ばかりの公演。
もしかすると今までのどの春公演よりも凄いものが出来上がってるのではないか、と確信しています。

私は、M4 ハウスに最年長43歳で出演していて、1番下は現役の19・20歳の子達もいて、下手すると親と子ぐらい離れてて、干支が2周していたりもしてるけど、ダンスという共通言語を通してフラットな仲間として、一緒に踊って一曲を創り上げていく。
これほんと、すごいこと・尊いことで、この体験をもう一回味わえている。
また、20年近く社会人やった後に経験できているこの状況が貴重すぎて、公演が終わってほしくない。
けれども、早くお客さんに見てほしいしと色々な気持ちを持ちながら最後の詰めに入ってます。

後少しの時間で少しでも完成度を上げていけるようにメンタル・身体どちらも個人としても最終調整に入っていってるし、みんなで少しでも合わせながら良いものにしていきたいです。
実際、今、僕は何やってるかというと、8/20の最後の通しの動画を何十回も見ては、良い曲になったなぁとニンマリしつつも、もっと完成度上げるために自分にできることはなんだろう?って思ってラスト2週間を過ごしてます。
創り上げていくことの尊さを味わっています。


2023つくろう公演、
M4ハウスより世代を超えて一緒に作り上げることができていて本当に感謝です


【最後に】全てに感謝

今回、同期のマッキーにも遅れてからも声かけたら参加してくれて、彼にもむっちゃ感謝ですし、急遽の参戦を大変な中引き受けてくれた、M6 ジャズ振り付けのさゆりにもむっちゃ感謝です。


99マッキーよりもらった一枚。おそらく2年の秋祭


そして、何より、ハウスの振り付けしてくれてるシンくん。
むっちゃむずいけど、むっちゃかっこいい振りや構成・曲に感謝!むっちゃむずいけどね!
また、一緒にM4ハウスを踊る仲間のみんなにも出会い、一緒に踊って創り上げていけていることに大感謝です。
絶対ぶちかませる良い曲になりますねこりゃ。ラストスパート頑張ってきます!

最後に、今回の代表のタカをはじめ運営の皆様、こんな素晴らしい公演を立ち上げ、2度目の挑戦をしていただき本当に感謝でいっぱいです。ありがとう。
僕は1回目の時は諸々立て込んでいて出れなかったので、今回出れるようになったのは本当に奇跡でしかなくて色々なことに感謝するばかりです。

というところで、自身の全ての気持ちをとにかく書き殴りました。
ここまで読んでいただきありがとうございます。

なお、ほとんど同じようなことを、以下のVoicyでも語ってしまいましたので、声派の方は、よければ聞いていただけると幸いです

絶対連絡取りたいラジオ
#205_【#伝えたいニュース】SMSサービス中の人の中で、学生時代の趣味が大盛り上がりな件
https://voicy.jp/channel/3438/597635

見に来てくださる皆様、本当に素晴らしい公演になると思います。
期待して頂いて良いです。観客側で見れることも羨ましいです。
当日、お会いできること楽しみにしています。

一緒に踊る出演者の皆様、最高の公演にしていきましょう!

以上です。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!


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