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ボドゲとゲムマの参考になるnote

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ボドゲとゲムマの参考になる記事。
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#コラム

はじめてのゲームは、小さな企画と厳しい〆切でつくる

桜井政博さんのYoutubeチャンネル"桜井政博のゲーム作るには"が面白くて、お昼ご飯を食べるときにいつも観ています。 その中の「ゲーム作りで食っていくには」という動画で、ゲーム業界に入る最短の道は、自分でゲームを作ってみることだという話がありました。 この意見には僕も完全に同意で、僕が今たまたまゲームで食っていけてるのは、最初にこれができたからだと考えています。 ただ、初めての人にじゃあ作ってみろというのは厳しすぎるかもしれません。そこで、自分の時のことを思い出してみ

ボードゲームを面白くしたい人のための、テストプレイ実践マニュアル

新しいボードゲームをつくるのは、新しい体験をつくること。だからテストプレイが欠かせません。 テストプレイとは、ゲームのプロトタイプを実際に遊んでみて、ゲームシステムの整合性の確認や抜け穴を探すことです。頭の中で考えたルールが実際に運用できるか、楽しいかどうかは、やってみなければわかりません。新しい体験は、できるかどうか分からないから新しい体験なのです。 WAZA gamesではそんなテストプレイを行うにあたって、マニュアルを制作しています。ゲームを考えたデザイナーであれば

ボードゲーム制作 最初のMTGでする4つの質問

ボードゲームデザイナーのミヤザキです。 最近、ボードゲームが話題になることが増えて、うちの会社でボードゲームつくりたいんだけど、どうすればいいんだろう? どこから話せばいいんですか? という企業様からご相談をいただくことが増えてきました。 そういうときに、最初のMTGで質問させていただくことがだいたい固まってきたのでまとめます。事前に目を通していただけると、最初の打ち合わせのクオリティが上がるのでお互いハッピーになれます。 1.ゲームをつくりたいと思った背景まず、どうし

ボードゲームをブラッシュアップするための10の視点

ボードゲームに限りませんが、何か新しいものを作ろうとするとき、一発で完成品が出来上がることはまずありません。 かならず、完成(仮)→ブラッシュアップ→完成という流れになります。そんなブラッシュアップの時につかえる、10の視点をまとめました。 1.自分のセンスを疑えゲームらしきものができあがったら、まず自分のセンスを疑うことから始めましょう。ゲームのブラッシュアップに際して、自分のゲームを「面白い」と思っているのは非常に危険です。 ゲームを作ってると「面白いものができた!