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わんど100

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わんどが自分の人生を構成する100のテーマについて書きます
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#謎解き

制作者メタの話、あるいは謎解きの体系化について

この記事では、いわゆる制作者メタ、制作者目線/視点と呼ばれるものについて考えていきます。 また、記事中で、謎解き日本一決定戦Xおよび、 後述する無策師さんの参戦記事を取り上げます。 制作者メタとは「謎解きの際、謎を作る側の視点からこの題材ではどう作るかを考える」 といったところでしょうか。 制作者の想定の解き筋ではないものを利用しているため、メタ解きの一種に位置づけられます。 制作者側の視点、「この情報・見た目って謎に使えそう、使われそう」といった話は謎を作ったことがなく

修羅対策会とはなんなのか

明日は解神なので、 今回は、去年定期的にTwitterを賑わせた謎のイベント「修羅対策会」について書きます。 解神と修羅について解神は競技謎解きの大会で、 その大会の2R目の早押し謎解きコンテンツが「修羅」と呼ばれています。 修羅対策会とは主宰は今話題のしかく系謎制作者の沙竹唯氏とフライパン職人氏、修羅ラウンドの練習会と称して、みんなで15問を持ち寄って交互に出題し、早押しボタンを押すクローズドなイベントです。 問題持ち寄り式なので、現状、会場費だけで数百問の謎が解け

謎解きとはなにか

これはわんど100の1番目の記事です。 どこまでが謎でどこまでがクイズ、パズルかよく対比される謎解き、パズル、クイズの境界は下図のように定義により明確に区別できるものではなく、 共通領域や曖昧さを含むという話はよくされてます。 ただ、自分にとっては、 共通領域やグラデーションのイメージは下図ではなく、 下図のイメージを持っています すなわち、 すべての問題が謎解き・パズル・クイズ、もしくはそれらの一部に分類できるのではなく、「頭を使う遊び」というのが無数に存在して