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神戸新聞杯~王道ローテ~

今年も中京開催の神戸新聞杯。

神戸新聞杯の前走成績を眺めると、2000年以降の21年間で前走ダービー組が17勝、2着13回とほぼ前走ダービー組が1・2着になっている構図。

こんな重賞は珍しく「王道ローテ」といっても過言ではないでしょう。

更に言えばダービー馬が神戸新聞杯に出走した場合は[8・3・0・0]と3着以下が無いローテ。基本的にはダービー馬が神戸新聞杯に出走してこれば逆らえないというのが本音。


今年はシャフリヤールがダービー馬として出走します。

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まだキャリア4戦で1走毎にTPを上げてきているのは好感が持てます。

全身バネのフォルムから速い上がりを使えるのがこの馬の長所。今回も大崩れは無いでしょう。
ただ、昨年のコントレイルように「1着鉄板」とは思えないのが今年の傾向。

昨年のコントレイルはダービーのTP「78」、今年のシャフリヤールがTP「76」と昨年よりは若干劣る上に、コントレイル以外での神戸新聞杯出走馬でダービー最先着だったヴェルトライゼンテがダービーTP「67」に対し今年のシャフリヤール以外で神戸新聞杯出走馬でダービー最先着のステラヴェローチェがTP「74」と昨年はコントレイル→ヴェルトライゼンテ間が「11pt差」あったのに今年は僅か「2pt差」。

それを裏付けるように神戸新聞杯のダービー1着馬だった着差が2着馬と0.2秒差以上はコントレイルやディープインパクトのように[5・0・0・0]に対し0.1秒以下だとエイシンフラッシュのように[3・3・0・0]と2着率も高くなります。

今年は連対圏は確実だけど勝つ確率は5割ぐらいかなという妄想。

ただ、逆転するにしてもステラヴェローチェぐらいしか現状は戦えないはずです。

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3番手のワンダフルタウンやレッドジェネシスは未だTP「60」台後半でステラヴェローチェとは7pt差とかなりの差が開いていて、ここはシャフリヤール→ステラヴェローチェ以上に「格差」が。
馬体が良化してもこの2頭を超える可能性は現状は低いはずというのが前日の見解です。

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仮に上位2頭を割る存在になるとすればダービーをパスしたキングストンボーイになるでしょう。
共同通信杯はシャフリヤールとタイム差無し、前走の青葉賞は直線狭い所をついてのものでまだ伸びしろはありそうです。
馬体良化があれば「2着」の可能性はありそう。そこは当日のパドック次第になります。

とここまで書きましたが上位5番人気で決まることが確実で馬券は売っていない可能性は高いレース。ダービーの上位馬がどういうレースをするのか?を見る方に趣きを置いた方が良いレースといえます。

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◎シャフリヤール(連対は確実)
○ステラヴェローチェ(逆転の可能性も)

△キングストンボーイ(2着までなら)
△ワンダフルタウン(2着までなら)


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