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スワンS~新黄金世代~

「黄金世代」
どのスポーツのジャンルでもこの言葉がたまにスポーツ紙とかで踊る時がありますよね。


例えば野球で言うと「ハンカチ世代」

今年引退した斎藤佑樹をはじめ、田中将大や前田健太などメジャーでも活躍している選手も多くいる世代です。

競馬の世界でも「黄金世代」と呼ばれた事があったらしく、1998年に3歳馬だった世代。馬名で言うとスペシャルウィークやセイウンスカイ、グラスワンダー、エルコンドルパサーが98年に3歳だった馬たちで
当時は「黄金世代」と呼ばれていたみたいです。(当時私は7歳。小学生ですね。)

そんな「黄金世代」実は今年の3歳世代もそれに当てはまるのではないか?と夏場から思うようになりました。

今月だけでもスプリンターズSでピクシーナイトが勝ち、富士Sではソングラインが1着、タイムトゥヘヴンが3着と3歳勢が古馬重賞は席巻しているといっても良いでしょう。

実際、3歳馬が古馬編入した6月以降の古馬重賞の成績を6月1日から菊花賞週まで集計し、過去10年で並べてみると、

多くても5勝。勝率も10%~15%が勝率高い年。低い時は2013年が1勝のみで勝率は3.3%と4歳世代強しの年もありました。

それが2021年は[7・2・4・16]勝率24.1%ー複勝率は44.8%と高い数値だった年よりも「倍」勝っている状況なんです。

現4歳世代がだらしない裏返しなのかもしれませんが、ハイレベルなのは間違いない模様。

因みに余談ですが、勝率が10%以上だった2012年、2016年、2018年の有馬記念は全て3歳馬が勝利していました。(有馬記念まで覚えてるといいですね)

特に今回予想するスワンSでは、3歳馬の活躍が顕著で過去10年で4勝。レベルが低く先週まで勝率1桁だった年でも、3歳馬が勝利しているいわば「若い馬有利」なレースと言えるでしょう。

因みに6歳以上は近10年で[0・0・1・56]と連対「ゼロ」と若い馬有利に拍車が掛かっています。

要因としては3歳馬は賞金持っていない馬が多く、勝たないとGⅠで除外対象になる可能性あって本気で勝ちにきている点と、賞金持っている古馬勢の有力所は恐らくスワンSなんかは使わず、毎日王冠やぶっつけでマイルCSを使うのが近年の通例。

空き巣のGⅡ戦で、飛車角落ちの古馬勢よりも賞金加算したい本気度が高い3歳勢が勝ち切るのがスワンSの「本質」だろうと推察します。

ましてや今年は「黄金世代」な3歳勢。3歳馬が勝ち負けになる構図は出来上がっています。

今年は2頭出走し、特にルークズネストが勝つ可能性が高いと判断しました。

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前走で体幹[3]→[4]に上がってスピード維持が可能に。

1003 中京11R

↑ルークズネスト前走のパドック情報。

ファルコンSと前走のポートアイランドSのパドックを見比べると一目瞭然で
ファルコンS時ではトモが流れ、まだまだ成長途上だった馬体だったのが前走で完成形に。脚長くスピード乗れる馬体になりました。
ポートアイランドSは2着でしたが勝ち馬とは3~4コーナーで外を1頭分多く回されたのが敗因で、内外逆だったら勝ち切っている内容。

ファルコンS勝ちがある1400m短縮でその時よりも馬体が完成して、時計も出せる形になっているので勝ち負けは必至でしょう。

相手はMTP◎で阪神Cで19秒台を持っているダノンファンタジーが筆頭格。

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ただ、小柄なので19秒前半になると脱落するかもしれません。
後はもう1頭の3歳馬ホウオウアマゾン。

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時計性能が無いのがネックですが内枠で阪神巧者なので立ち回れば圏内突入も見えます。

以下は高齢馬の飛車角落ちか、中京コースしか好走歴無いクリノガウディー、20秒台しか時計持っていないサウンドキアラと「買えない」馬ばかりで印は3頭までとしておきます。

◎ルークズネスト
〇ダノンファンタジー
△ホウオウアマゾン

明日は有料になりますが、日曜日は「無料デー」
天皇賞含めて楽しみましょう!

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