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京都大賞典~去年の反省~

「あれから1年」ですね。
え?なんの話かって?

今週でJRAにお客さんを入れて再開したのが今週で丁度1年なんですよね。確かあの時は京都が抽選入場で800人ぐらいでしたっけ。
たまたま私は京都大賞典当日の抽選に当たって現地観戦しに行ったんです。運があったのかなw

この時の京都大賞典パドックメモを見返すと、
「グローリーヴェイズ、キセキは仕上げ7分で取りこぼしもある。勝ち負け出来るのはシルヴァンシャー」とメモってありました。

確かに映像と見返すとシルヴァンシャーのデキはかなり良く、逆にグローリーヴェイズやキセキは余裕残しに見えました。

それなのに結果は、
1着グローリーヴェイズ
2着キセキ
◎にしたシルヴァンシャーは4着

という結果に。家に帰って調べると京都大賞典が初重賞制覇な馬は89年以降12年のメイショウカンパク、04年のナリタセンチュリーの2頭のみ。
30年の歴史で2頭のみと所謂デキよりも格。「格重賞」というレースなのが京都大賞典の本質なんだろうと。

デキよりも過去の履歴と適性を重要視するレースというのが去年の反省ポイント。

それを今年に活かそうというのが作戦です。

更に紐解いていくと前走宝塚記念組が強く近10年で6勝。特に「前走宝塚記念出走且つGⅠ馬」という括りだと近10年で[5・1・1・3]と10頭中5頭が勝っています。
昨年は2頭該当で1・2着。

恐らく場所が変わっても本質は変わらないのでこの傾向は継続すると思います。特に前走宝塚が行われた阪神で今年は行われるので余計活きそうです。

今年の「前走宝塚記念出走且つGⅠ馬」はキセキ1頭のみ。

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この馬の適性・本質は時計速い状況でスピード維持を活かす流れで高速馬場が滅法得意。
2020年は気性難というよりも「時計掛かる道悪・荒れ馬場」が多く中々この馬の適性を見せられなかったですが、やっと今回高速馬場の開幕週良馬場という合った条件に出走してきました。

「7歳馬」だからと今年は評価薄目になっていますが、状況的には昨年2着同様良い条件。阪神も崩れたのが3回のみでその3回も大出遅れの阪神大賞典、荒れ馬場の2018年宝塚記念、逃げと内だけしか残らない前走の宝塚記念の3度のみ。

フラットな馬場で現状状況なら勝ち負け可能と判断しました。

相手は現状重賞未勝利のヒートオンビートよりも重賞勝ちが合ってスピードある体幹[5]のアリストテレスが相手筆頭。前走は控えたのが原因でスピード活かして先行すれば体幹[5]を活かして長く脚使えることは可能。

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それ以外のMTP上位陣は重賞未勝利のヒートオンビート。

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勝ちまでは行かなくても2・3着は適性的に可能性はありそうです。上がりが掛かる状況で近走はTP更新出来ているマカヒキとダンビュライトは評価下げ。
それなら安定しているステイフーリッシュの2~3着というのはケアが必要かなと。

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前日はアイアンバローズが人気していますが条件上がりでこのレースの「本質」には合っていない印象。過剰人気なら評価下げでも良いでしょう。

基本的には2頭のマッチレース。後はパドックで「3頭目」を見つけたいと思います。


◎キセキ
○アリストテレス
△ヒートオンビート
△ステイフーリッシュ
危アイアンバローズ

Paddock Labが初めての方はこちらをご覧になると主旨と全体像がわかると思います。

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