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クイーンS~in函館でも傾向変わらず?~


過去のクイーンSのメンバーを見てみると2つの傾向があるように感じます。
まずは17年や18年のようなパターン。これは過去にGⅠを勝利した馬が前哨戦で使われているという事。
この場合だとアエロリットやディアドラといった実績馬が順当に勝利を収めて予想としても簡単に終わることが出来ます。

しかし、19年や20年のようなパターンはちょっと毛色が変わってきます。
19年や20年はGⅠ馬は不在。しかも過去にGⅠにチャレンジするも壁に当たった馬が流れ込むように、このレースに矛先を向けているという背景があるように感じます。
しかしそのような傾向がある年は、前走ヴィクトリアマイルでそれなりの結果を残した馬がクイーンSで好走出来ているのでまずは前走ヴィクトリアマイル組を重視すべきでしょう。


じゃあ今年はどうなんだ?と調べるとGⅠ馬や3歳馬は不在なので19・20年の年のようなメンバー構成といえるでしょう。
そうなるとヴィクトリアマイル組が優勢。ここから勝ち馬は出るのでは?と推察します。

今年のヴィクトリアマイルはスローペースで速い上がり性能が必須の状況。時計面は求められませんでしたが速い上がりに対応できた馬が好走できたと言えます。

その中で3着に食い込んだのはマジックキャッスル。

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過去の履歴を見ると33秒台の上がりは使える上に上がりが掛かっても確実に脚を使える安定株。現にTPは4走続けて「71」なので高い位置で安定していると言えます。
体幹[4]で腰も確りしているので現状は崩れることはあまり無いと考えます。軸の信頼感はありそうです。

ヴィクトリアマイル5着のシゲルピンクダイヤも速い上がりを使うよりかは長く脚を使うのが武器の馬。

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なので2走前は新潟で上がり負けをしています。4走前の中日新聞杯は長く脚使って上がりもまとめているので函館替わりは決してマイナスになるとは思えません。

逆にテルツェットは体幹[2]を示しているように速い上がりは使えず更に小柄で時計速い決着も厳しい馬。好走条件は限られます。今回も良馬場濃厚で時計は46秒台前半は濃厚な状況。そうなると「時計負け」する可能性が高くここでは割引が必要。

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ヴィクトリアマイルの結果がそのままクイーンSの評価になっていると考えて良さそうです。

間を割るとすれば今開催の函館芝は比較的時計速く腰が確りしている体幹[4]や[5]の馬の好走が目立っているのでドナアトラエンテ、クラヴァシュドールの2頭は時計性能もあるし上がりの脚は使えるのでマジックキャッスルとシゲルピンクダイヤの間を割る可能性は十分考えられます。

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前走マーメイドS勝利組は[0・0・0・5]と斤量増+マークされる立場から成績を落としているのでシャムロックヒルは下がられる馬。
更に前走2勝クラスも[0・0・0・11]と家賃高いのでここだと見劣ります。メンバー低下している近年ですが腐っても重賞。条件馬よりも重賞善戦馬で且つ体幹強い馬を中心に狙うのが「スジ」というものだと思います。

◎マジックキャッスル
○シゲルピンクダイヤ
▲ドナアトラエンテ
▲クラヴァシュドール
☆テルツェット

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